ランド・オブ・ザ・デッド

ランド・オブ・ザ・デッドランド・オブ・ザ・デッド
ジョージ・A・ロメロ

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「死人ランド」ですね、直訳すると。(汗)
そんな恐ろしいテーマパークには行きたくないものです。(T_T)
山ほど存在する「死人が生き返って人間を襲うゾンビ映画」の中でも。
この映画の監督「ジョージ・A・ロメロ」が「元祖」ですよね。
オーソリティというわけです。
1968年に「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」というタイトルのゾンビ映画を製作しているのですが、これはあまりにもショボイ映像で失敗に終わってます。(後にカルトブームでヒットしますが。)
その後の1978年の超有名作「ゾンビ」で大ブレイク。
ボクも中学生でしたが劇場に観に行きました。
あまりの恐怖に震え上がったのを覚えています。(ガキだったもん。)

その後、色んな作品を創るんだけどどれもパッとしませんでしたね、ロメロ監督。
ランド・オブ・ザ・デッドはそんなロメロ監督の「よし!ゾンビ映画の素晴らしさを教えたるでっ!」という意気込みでゾンビの巨匠が21世紀に帰ってきたっ!って感じの作品。(大げさか?)
すでに世の中にはバイオハザードというヒットしたゾンビ映画がありましたし。
他にもいっぱいアンデッドな映画が多くありますが。
ロメロ監督のゾンビはひと味違うぜ!
なんと1978年のゾンビ登場から約20年が経過してゾンビも「学習能力」を得るのだっ!ぎゃー!

時代は既に「ゾンビがいるのが当たり前」な世界に突入。
人間達は電流を流したフェンスで囲まれた「都市」で生活していた。
一度崩壊した人間社会が再構築されたわけだけど、結局、格差社会が形成されてしまい。
富むものはさらに富み。
貧しいものはもっと貧しく、という経済システムが構築されてしまっていた。
そんな世界に嫌気をさして「成り上がろう」とした「チョロ」。
もう、その名前からして「成り上がれないやろ?」っていう役柄だな!
チョロの都市のお金持ちカウフマンに認めてもらおうとするが相手にしてもらえなかったことを恨んで装甲車を奪って街を攻撃しようとする。
チョロの上司のライリーはカウフマンに依頼されてチョロを始末し装甲車を奪い返すことを命令されるが。
学習能力を身につけたゾンビ達は、次々と関門を突破して人間社会に侵入してくる。
当初、「花火を見せればゾンビは行動を停止させる」という習性を利用していたんだけど。
賢くなったゾンビ達は「そんなもん、もう騙されへんで!」と綺麗な花火を無視して人間どもを喰らい続ける!ありゃー!
だ、だけど、ゾンビは川を越えられないはずだっ!
どうせ侵攻できても川までだ!安心だ!
...ってバカにするなっ!ゾンビだって泳げますっ!とばかりに川を超越されてしまうのだ!
(実際には泳いだのではなく川底を歩いてくるのである。考えてみれば死んでるので呼吸しないから泳げなくても溺れないのだな。)
も、もうアカン!阿鼻叫喚に包まれる都市の人間達。
がんがん喰われちゃいます!

ここで気をつけたいのが。
ロメロ氏のゾンビ映画は「単にグロい」だけではなく。
必ずその裏側に「ヒューマニズム・ドラマ」を埋め込んでいることです。
これが他のゾンビ映画との決定的な違い。
このランド・オブ・ザ・デッドも、その点はばっちり外さない。
観ていて思うのが「人間達はどんどん心が離ればなれになっていく」のに対して「ゾンビ達はどんどん心をひとつにしてくる。」という対比が描かれています。(笑)
その結果、決定打になる台詞が「チョロ」がゾンビに噛まれて、数時間後には自分がゾンビになってしまうことが確定したときの台詞...
「むう、まぁ、ゾンビになるのも悪くはなさそうだ。」っての!(笑)
これに尽きるな、この映画。(汗)
既にこの時点では人間よりゾンビの方が統率されていて、しっかりしたコミュニティと目的意識を持って「生きて?」、いや死んでますな。ああ、ややこしい。

都市は結局、壊滅しちゃう。
生き残った人類で「こんどこそ!」とまた新たな都市建設が始まる。
さあ、今度は平等な都市ができるか?少なくともゾンビ社会よりは平等になるといいね!ってなもんだ!(無理だろうけど。)
興行的にはイマイチ?だったそうですけど、好きですよ。

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死者が甦り、ゾンビとなって人間に襲いかかり喰らう。 生ける人間たちは川と高電圧線に守られた要塞都市に住み、権力者カウフマンに雇われるライリーやチョロら傭兵... 続きを読む

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コメント(2)

あの後主人公たちはうまくカナダへ辿り着けなのでしょうか。
死霊のえじき以外、他のゾンビ作品の生存者たちが、その後どうなったのでしょう。
DOWN OF THE DEAD もそうですが、カナダに身の安全を保証できる場所があるそうですが、映画ではその描写が描かれていないのが気になります。

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