去年は自家用車で行ったんですが。
今年は電車で。

スタート地点が松任から内灘に変更になり。
内灘には宿泊施設が見つからなかったので金沢のホテルに宿泊。

前夜祭ということで、独りで居酒屋で旨いもん喰った!
食べたのはお刺身とかを中心に「サカナ」だっ!
金沢はサカナが旨いっ!
食べたお店はここ「ちょん兵衛」
ちゃんと注文するときに「今日のお勧め」を教えてくれるので、それを頼んで食べてました。

サカナばかりでなく大好物の「卵焼き」もしっかり食べたのだ。
単なる卵焼きではなく、中に明太子が入っているのだよ、ふぉっふぉっふぉっふぉ。
ちゃんと大会のことも書く!
まずは1日目!
朝の4時起床。

6時にはチェックアウトして約20km離れた内灘へ、自転車に乗り、重たいリュックサックを背負って自走する。
な、なんと。
スタート地点手前に激坂がまってました。(笑)
おかげさまでスタートする前に十分足を使ってしまいましたとさ、がっくり。


受付風景。
今年は何でもトータルで1400名が走るそうです。

ボクは3日間走るチャンピオンコースにエントリー。


3日間を自転車に乗って能登半島を転々と移動していくわけです。
荷物はひとりひとつまで、と決められていて、ゼッケン番号と同じ荷札をつけて預ければゴール地点までトラックで運んでくれます。
なので、基本的に身体一つで走れます。

ですが、すでにリュックは「満杯」状態で来るわけで、そこに参加した記念品とかもらうわけで。
これがリュックに入らない。(笑)
みんな苦労してました。

今年は「小さな肩下げカバン」と「ドリンクボトル」でした。

それぞれ記念になる良い品物でしたが、、、リュックに入らん!とぼやいていた人が多かった。
中には仕方なくそのカバンとボトルだけ自転車に取り付けて走ってる人も多く見かけました。

さて、ボクはというと、なんとかリュックに荷物を詰め込み。
(記念品が入らないのも想定していたので詰め込めました。)
自転車の点検も済ませて、問題なくスタート!
430kmの旅を始めたのでした

参加した人はよく知ってると思いますが。
例年、スタートと同時にしばらくは自転車の大渋滞が発生します。

この間はいくら飛ばそうとしても無駄。
むしろ飛ばして抜いたほうが危険が多いので、無理せず、市街地が終わるのを待つほうがいいですね。(信号が多いので。)
徐々に信号が減ってきて、集団もバラけてきてから、自分のペースで走ればいい、と去年も参加してたので十分わかってました。
落ち着いて、ふわふわしながら楽しんで走ってました。
が、、、40kmを超えたあたりで、、、、
「ブツンッ」
と何か切れるような大きな音が??
そしてすぐさま前輪に違和感が?
というまに、、勝手にブレーキがかかり、、止まってしまった?
なんだ?なんだ?
なんでかってにブレーキ??
路肩に寄せて前輪をみると、、な、、、なんとっ!
むしろ飛ばして抜いたほうが危険が多いので、無理せず、市街地が終わるのを待つほうがいいですね。(信号が多いので。)
徐々に信号が減ってきて、集団もバラけてきてから、自分のペースで走ればいい、と去年も参加してたので十分わかってました。
落ち着いて、ふわふわしながら楽しんで走ってました。
が、、、40kmを超えたあたりで、、、、
「ブツンッ」
と何か切れるような大きな音が??
そしてすぐさま前輪に違和感が?
というまに、、勝手にブレーキがかかり、、止まってしまった?

なんだ?なんだ?
なんでかってにブレーキ??
路肩に寄せて前輪をみると、、な、、、なんとっ!


スポークが折れてるっ!
ま、まぢ?
よりによってこんな時に??
(写真の前輪の右斜め上)
スポークが折れてホイールバランスが崩れてブレーキシューにリムが当たり、勝手に止まってしまったのだ。
(な、なんてツイテナインダ!)
パンク対策で山ほど予備のチューブラータイヤは持参してきたし。
色んなパーツも持参してきたが、スポークなんか持ってきてない。

なんとか走れないものか?と考えたが。
どう考えても残り400kmをこのホイールで走るのは危険すぎる、死ぬ確率が高い。
(ぬぉー、ここでリタイアか?!ちくしょーちくしょー

と、途方に暮れていると、サポートカーがやってきて助けを求めてみた。
ダメ元な気分だったが、サポートの人はいろいろ手を尽くしてくれた。
でもやはり折れたスポークを戻すのは不可能。
あきらめかけたところにシマノのサポートカーが来てくれた。
「予備のホイールを探します」と言ってくれた。
でも見つかったのはなんと26インチのホイール。(笑)
いくらなんでも無理!
ああ、もうリタイアか?!と諦めかけたところに!
サイクルショップみなみという方のサポートカーにクリンチャーのホイールがあった!!
おおおー!
申し訳ありません!とお礼を言って最終日までお借りすることができました。(超感謝)
こうして前輪がクリンチャー、後輪がチューブラーという変なセッティングで再スタート!
すでに40分以上が経過し、すべての選手が走り去った後でした。(笑)
最後尾で走るなんて生まれて初めてだ。
しかも街宣車が「ツールドのとのサイクリストはすべて通過いたしました。」とアナウンスしている。(汗)
ま、まってくれ!ここに独り残ってる!
サポートのライダーが来て、「ボクが前を牽きますから、はやく戻りましょう。」と言って、前方へ。
ものすごい鬼牽きだっ!
さすがだなぁ、と感心しながら牽かれていきました。

アベレージ35kmぐらいでぐんぐん牽いてもらって、なおかつ走りやすい路面を選んでもらい。
がんがん飛ばしていきました。
第1休憩所は休憩せずにスルーで。
次の第2休憩所はチェックポイント&昼食会場なので、そこまでノンストップで牽いてもらい、しがみついていきました。
やっと最後尾の集団が見えてきたのは第2チェックポイント手前5kmぐらい。
必死の思いで後方集団に入り込めました、ありがとうでした。
チェックポイントで大急ぎでランチを食って、休憩もそこそこに走り出しました。
もう、こうなったら「いけいけドンドン!」で飛ばし。
自分と脚力が同程度のライダーを見つけては、後ろに張り付き、ぐんぐん加速しては、また別のライダーに張り付く、という非情の乗り換え作戦で、じょじょに先頭集団へ近付いて

なんとかゴール手前20km地点ぐらいで先導車が見えて、ほっと一息。

あとはラストの登り坂をえっちらおっちらクリアして、下ればゴールの輪島市。

先頭集団といっしょにゴール地点に流れ込んで「はい、おつかれさん」で1日目終了。


一時は「初日でリタイアか?」とションボリしてたのに。
なんとか巻き返せてよかったです、助かった~
し、しかし、それにしても今年は運がない。
メカトラブルばかりだ、もう何が起こってもおかしくないぞ。
次はきっとフレームがまっぷたつに折れるとか?そんなのがあるんじゃないか?と思ったりしてます。

2日目
朝は午前5時起床。
スタートは午前8時。
何やら主催者側から「車の交通渋滞の原因になるような走りは止めろ」と強いお達しがあった。
うん、そりゃそうだ、危ないもんね。
ということで気をつけて走ることにした。
そのためにも抜いたり抜かれたりを減らすようにしなくちゃね。
そのためには、いつものようにスタート直後の自転車渋滞は「もう静観してる」しかないわけで。
コース的にも2日目はスタート直後にアップダウンが連続してるので、そこでは登れないライダーが渋滞を起こしてしまう。
そんなのを追い越しかけて、道路幅いっぱいに広がってしまいクルマに迷惑かけるっていう感じなので。
前で登れないライダーがもがいていたら、もう後ろから応援してるしかない。(笑)
こっちも最小ギアでゆっくり登り我慢するしかないよね、あの場合。
まあ、スタートから1時間ぐらいはいつもこんな感じなので。
気にはしてませんが、下り坂だけ速いライダーは怖いね。(笑)
あれは暴走に近いよ。
2日目のコースは160km以上と3日間で一番長いのですが。
ボクは一番好きです。
何といっても一番の絶景ですし。
最北端でルートもほぼずっと道なりで考えずに走れるし。
信号も極端に少ないです。(途中までほぼゼロ)
海岸沿いを長距離走れるし、クルマも比較的少ないし。
ワンディで選ぶならボクは2日目のコースをお勧めします。

えっちらおっちら、出始めの上り下りを終えると、あとはほぼ平坦。
例年通り、各地では秋祭りのシーズンでダンジリとか御神輿とか見えました。

お祭りで楽しんでいる人達も、僕らサイクリストが通ると「がんばれよー」と声援をくれました、毎年、ありがとう、元気づけられます。
去年は2日目の途中で熱中症?みたいになり、飲んでも飲んでもノドの渇きが治まらないという症状で悩まされたんですが、今年はかなり慎重に前半を走り、問題なく昼食会場に到着。

2日目のお昼ご飯は面白くて。
焼き鳥が2本、フランクフルトが1本、それにフレンチフライ。
んで、炊き込みご飯がめいっぱい。(笑)
炭水化物攻撃でしたね、炊き込みご飯は半分しか食べれなかった...


中学校か小学校をお借りしての昼食会場だったように思います。

周囲はすぐに自転車だらけに。(汗)
当初、「2日目は雨」と言われていたのに晴天でした、暑いぐらい。

食後はちょっと「お腹重い」感じになったので。(笑)
(食い過ぎか?)
しばらくは流すように走り、せっかくなので海辺の風景も楽しみながら走ってました。
去年とほぼ同じコースなので、苦労した「能登島に入ってからの連続アップダウン」が襲ってくるので。
できるだけ「足を貯めておく」こと、これが重要。
2日目は距離も長いので、昼食後に張り切って走ると能登島に入ってから泣きを見ることになる、と頭に叩き込んであったのです。
(去年の死闘「第19回ツールドのと」の記録)
今年は鍛え込んでの参加でしたし、そこそこ自信もあったのですが。
やっぱり能登島に入ってから先頭集団から千切れてしまいました、めんぼくない。
連続アップダウンで足がイッパイになり、ずるずると集団から後退。
(やっぱり、最後の一踏ん張りが足りん!)と自分に叱咤。
強い人は、ここが一番辛い!って場所で力を出せるもんだなぁ、としみじみ思った次第です、ボクはまだ青いな。
ゴール直前で女性選手にも抜かれる始末、ところが、卑怯にも女性選手のスリップストリームに入り込み、こっそり追跡するボク。(笑)
後ろを見ると、もう一人、ついてくる...
最終コーナーを曲がると、さすがに先頭の女性選手はスピードダウン。
ここだっ!とばかりに卑怯にも女性選手を抜き去り、ゴール前スプリント。(笑)
でも、その後ろから迫っていたガイジン選手にさらにスプリントを仕掛けられ抜かれてしまいましたとさ。

先頭集団から遅れること10秒ぐらい?でゴールイン。
2日目を終えました。
ゴール後に配られた食事は食欲無くて食べられなかったっす。

ドリンクだけ飲みました。

3日目
能登島からスタート。
最終ゴールは1日目に出発した地点だ。
スタートは朝8時半。
今日は、先頭集団で走るか?それともノンビリまったり走るか?スタート直前まで悩んでた。
というのも、さすがに3日目は足の筋肉が少し張った感じ?になってたし。
(今年はあんまり写真撮ってないわ。)とも思ってたし。
どうしたもんかな?って思ってた。
んで、結局、、、スタート直後は大渋滞するので、しばらくは「ダラダラ」走ってました。
けど、やっぱり危ないと感じたので前を目指すことに。
後方はやはりサイクリング慣れしていない人が多いので、立ち転けしたり、ぶつかったり、ふらふら走ったりと。
かなり危険なのです。
そこそこのレベルの人達が居る前方の方が安心できる、と判断し。
前へ前へ。
途中、同じように前を目指している人がいたので後ろについてガンガン飛ばしました。
第1チェックポイント到着時にはほぼ先頭集団に復帰。
そこからは終始、集団の中で楽しいサイクリング。

最後の激坂1.3kmで千切れましたけどね、お恥ずかしい。
最高勾配16%になってましたよ、あそこ。ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
平均は12%ぐらいですね。
んで、そこを超えて休憩があって、いよいよ内灘のゴールを目指して...
と思ったら!
ゴール地点手前にも10%の坂が待ってました。

そこでまた千切れました、めんぼくない。
登れない坂でもなかったんだけど、心が折れました、あそこ。(笑)
だって、「もうない」と思ってた坂だもん。

そして感動のゴールイン。

ゴールしてから、3日間、お借りしていたホイールを返却するのに、1時間ほどかかっちゃいました。
サポート車でずっとサポートして走ってるわけですから、ボクがゴールインしてもサポート車はぜんぜん帰ってこない、そりゃそうだわ。(笑)
ここは、文句言えませんので、ずっと待ってました、ソフトクリーム食べたりして。(笑)
んで、やっと帰ってこられたのでお世話になったサポートの方々、全員にお礼をしてから、ゴール地点をあとにし、金沢へ。

日が落ちて暗くなってきた「JR金沢駅」。
以前はもっと古めかしい駅だったのにすっかりモダンに変わっていました。

楽しい3日間でした、あっという間に終わったなぁ。
また来年だ。
来年はもっと成長して能登を走るっ!うぉー!
総走行距離 431.26km
走行時間 16時間53分59秒
平均速度 25.5km
最高速度 75.3km
消費カロリー 13,930キロカロリー
平均ケイデンス 70回転
9月の走行距離 755.4km(目標まであと744.6km)
初日のゴール付近の写真(輪島ね)




3日目10時58分頃の写真。
氷見付近の橋の上。
このあとすぐ氷見山山岳を登るんだよな。
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