2011年3月14日月曜日

英国王のスピーチ

未曾有の大地震のまっただ中、神戸までサイクリングして観ました。(^^)/
初めて行った劇場でしたが指定席ではなかったのであんまり良い席では観れなかった、無念。
シネ・リーブル神戸という劇場で観ました。
(奇しくもこの劇場、阪神大震災で建て替えたそうです。)

吃音ってのが何なのか?あんまりわからず。
そしていつものようにこの映画に関して事前情報収集は殆どせず。
「ふらり」と観に行く感じで観ました。(^^)

映画を観て解ったんだけど吃音って「吃り(どもり)」のことなんですねぇ。
そういえば小学生の頃、、吃音の子って一人ぐらい居たかなぁ?ってぐらいの記憶しかない。
んで中学生や高校生になって吃音の子ってほぼ記憶にない。
なので子供時代の現象で年齢を重ねると治るものだと思っていた。

ところがこの作品の主人公はオサーンになっても治らない。
そしてその職業が「国王」だった。(汗)
(この映画は実話なんだそうだ。)


アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞と獲った作品なんですよねぇ。

英国王のスピーチ作品が始まると。
想像はしてたんだけど、想像以上に、「地味」です。(笑)
宇宙人も出てこないし、殺人事件もない。
特殊能力を持つエスパーも出てこないし、セクシーな女性も出てこない。(汗)
出てくるのは人前で喋る、、ことがイヤでイヤで仕方ない皇太子コリン・ファース)。
親父の国王ジョージ5世からの厳しい躾け?矯正の環境下で育ち、自由奔放な兄とは対照的にネガティブな性格の持ち主。
王室の仕事として演説?をしなくちゃいけないんだけど。
普段でも「どもり」なのに、何万という人の前で話すと緊張の極地に達し、殆ど話せなくなる。
すごく可哀想?な立場の人なんだけど。
観てるとなんか悲壮感がない。
ほのぼのとしたBGMがそう感じさせるのか?
なんとなく「おい、がんばれよ。」と言いたくなる、そんな感じだ。
また皇太子の奥さんの役エリザベスでヘレナ・ボナム=カーターが出てた。(^^)
良い女優だ、シブイ演技だったし。
賢母でしたね、(・∀・)カコイイ!!
ボクはたぶん初めてヘレナの演技をまじまじと観た気がする。
これまでのはCG混ざり(赤の女王)だったり、ちょい役だったりの作品ばっかりだったからなぁ。


皇太子が王位に就き、絆をさらに深めていった医者?スピーチ矯正専門家の役がキャプテン・バルボッサの…
ジェフリー・ラッシュが演じています。(ライオネル・ローグ役)
実に味わい深い演技でした。
「独り言は吃らないでしょ?」とか
「生まれついての吃音はいない」とか
ローグが徐々にバーディの「治らないんじゃないか?」という不安を和らげていく…
このシーンはなかなかぐっとさせる見応えのあるシーンでしたね。
「戦争」という暗い話題が最後に出てくるんですけど。
ジョージ6世となったバーディ、、、最後まで暗くなく、「ほのぼの」とした作品でした。
派手さは全くないですけど。
イギリス王室の豪華絢爛さ?ってのは少し垣間見えたかな。
そんな感じ。
観終わってからも、どこか、ほのぼのとした味を残しました。
エンドテーマ曲もそんなジョージ6世っぽい雰囲気でしたね。(^^)


苦手や苦境を乗り切る、乗り越えることとは。
まずその苦境に立ち向かうこと。
立ち向かえる勇気を持つこと。
そういうのを「うまく」表現してると思いますよ。
良作でしょう!

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