2009年3月23日月曜日

シェアリング

不景気まっただ中の皆さん、お元気ですか?
ボクはもうダメです、( ´,_ゝ`)クックック・・・( ´∀`)フハハハハ・・・(  ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!!
いえ、考えるのがめんどくさくなってきただけです。
いかんせん、生来の頭の悪さでいくら考えても大した考えが思い浮かぶわけでもなく、気がついたら他のことに夢中になっている始末。
こんなんじゃこの不況を乗り切ってはいけないでしょうね、ええ、わかってますよ、こんちくしょうめ。

考えてみるとボクが学生時代を終えてからずっと不景気なわけで。
ちっとも「好景気ウハウハ」な世の中を知りませんから。
ボクの年齢でさえそうなんですから、これから就活とかする学生さんは生まれてから今日までずっと不景気ライフなわけだわな、可哀想MAX。

そんな「生きてるだけでもパワー必要」な時代に、良く聞くようになったキーワード、それは「シェアリング」。

一番良く聞くのが「ワーク・シェアリング」ですな。
これ、英語で言うから「かっこよく」聞こえるだけで。
日本語で言ったら「協業?」とでも言うのか?
一人前の仕事量を独りでやり遂げずに数人で分け与えあってやり遂げる、そのぶん、所得も減るけど、雇用は守られる、っていう「雇用保守型協業」ってのが昨今のワーク・シェアリングの意味ですな。

んで、たまに聞くようになったのが「カー・シェアリング
なんか、会社によっては「プチ・レンタカー」とか名付けて、うまく時流に乗せようと目論んでますね。
1日のうちで自動車なんていうのは「動いていない時間」が一番長いんです。
24時間のうち動いているのはせいぜい2~3時間じゃないですかね?
あとは停まってるのが殆ど。
こりゃ、もったいない、ってことで。
会員制にして1台のクルマを共有して使いましょう、っていうヤツね。
ボクも自動車に関して言えば「モッタイナイ乗り物」ナンバー1だと思ってます。
通勤で使っているクルマとか買い物用のクルマとか、最悪ですね。
クルマの一生のうち殆ど90%が駐車されてる時間なわけですからね。

すげーたまに聞くのが「ブランド品・シェアリング」です。
これもクルマと同じ理論ですかね?
エルメスやグッチなんかの高級ブランド品なんてのは、購入されてからの時間のうち、室内で誰にも見せることなく飾られているだけの時間が95%以上。
つまり「買ったことに満足感を得るだけ」であって、身に着けたり、外に持ち出したりしないのが普通なんだそうだ。(笑)
まったく狂気の沙汰ですな。
んで、これらの商品もシェアリングしちゃおう、っていうのも始まっているそうです。
結婚式のときとか入学卒業式のときとか、そういうときしか要らんわ!って人が殆どだしな。
ケリーバッグでイトーヨーカードーに買い物に行くヒトもかなり少ないと思うし。
まあ、こういうのはそもそも「不景気下に不要」だとは思うので何とも言えませんがね。

日本だと珍しく、ガイジンだと当たり前のような「ルーム・シェアリング」なんてのもあります。
住んでるところまで共有しちゃいましょう、という考えですね。
これも日本だと賃貸住宅の又貸し?になるんとちゃうの?とか思いますが。

とにかくボンビラスな日々が続くと、最終的にはヤマギシズムのように「人生のすべてが共有」で生きていくようになるんでしょうかね?
「所有する欲求」より「生活」のほうが大事。それはわかる。
なにが無駄で何が必要か?を切り分け損ねると「何でもみんなでいっしょに使いましょう」的なライフスタイルになるわけね。

「衣食住」の食以外はぜんぶ共有できちゃう時代に生きてるわけだ。
人間の「生活」って実はほんとに「情けない」レベルまで落ちてきてるってことかな?
だってさー、動物や魚でさえ、自分の巣や縄張りをつくって、外部の侵入を許さないのが普通だし。
縄張りにはどんな生き物だって超敏感だもんな。
人間って下手すりゃ、クマノミ以下かもしれんぞ。(汗)

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