2011年8月30日火曜日

シマノ鈴鹿ロードレース 2011 (2日目)

たぶん午後10時頃、、、酔っぱらって良い気分でホテルに戻りベッドに潜り込んで秒殺で就寝。
「寝た」というより「気絶した」のほうが近い。
それから朝までまったく意識を失ってしまい、、午前5時に起床するつもりが20分寝坊。(笑)
子供か…orz
そして20分寝坊しても急いで20分の遅れを取り戻す、という発想がボクには無い。
しっかりホテルを出る予定時間も20分遅くなる。(´д`)
やる気があるのかないのか、、、、「あります!」
ですが、、オープンⅠの成績で満足しちゃって、マインドが上がってこないっていうのも事実でした。
良いように言えば「緊張していない」ということになり、悪く言えば「集中していない」ということでしょう。
とにかく1日目とまったく違う精神状態でした。
@team_manmaジャージとボクの愛車プリンス号

アドレナリン!
8時少し前にサーキット24番ピットに到着。
この日はチームに甘えてアップ用3本ローラーはクルマに積んだまま。
チームメイトのを拝借することにしました。
(来年からはなんか考えます。)
朝寝坊したので到着したら、もうピット内はレースに出走する仲間、レースから戻ってきた仲間でごった返し。
修羅場になってました。
そんな中、アドレナリンを吹き出しながら@manma3監督がピットに戻ってきた…
ものすごい早口で喋りまくる。
なんかすごい危険なレースだったらしい。
落車が多発で@manma3も危険なところをなんとか無事回避してゴールした、とのこと。
ただ、その後、、@mechahide23キャプテンが戻ってこない!と大騒ぎに。
@manma3と同じレースに出走していたはずなのに??
みんなで心配していたら案の定…落車に巻き込まれて大惨事。(>_<)
痛々しい姿でピットに戻ってきたキャプテン…
息を呑むチームピット内…
みな、明日は我が身や…(汗)

初日と同じアップ順序でまずはコンペックス
この事件をきっかけに、弛んでいたボクのスピリッツに喝!が入り。
いっきにボルテージアップ!
(やるで!やるで!レースは戦場やっ!)
と、、みるみる1日目の「ナーバスしんちゃんモード」に突入!
昨日と全く同じ手順でウォーミングアップ開始。
コンペックスで24分、筋肉覚醒。(大腿筋のみ)
その後、3本ローラーでアップ、40分。
心拍数が80%以上になるまで。決して重いギアは使わず、、後半10分ぐらいはケイデンス110以上で速く回したり遅く回したりを繰り返す。
よしっ!いつもといっしょっ!
同じように3本ローラー
初日に比べれば多少脚にダメージはあるものの、まだいける。
最後に機材の最終チェックで実走するため、試走コースを数周、、、これも初日と同じ。
集合時間になったのでスタート地点へ

オープンⅡレースへ…

正直言ってオープンⅡはこれまで3度出走して、まともに走れたことがなかったんです。(恥)
初めての時はプロトンから弾き出されて、芝生の上を走ってましたし。(笑)
2度目は目の前の落車で中切れされて終了。
3度目(去年の死闘はこちら)も落車に巻き込まれてΩ\ζ°)チーン
オープンⅠより格上のレースなので当然ですが集団も速いし、タフ。
5周回のレースで1時間近く全力で走れるか?っていう体力も必要…

並んでいると、、若いヤツが多い…20代とかいっぱいやし。(汗)
こんなんと走るのか?って…
目標は前述の通り「最後まで集団内で走りゴールする」でしたので順位で言えば70位ぐらい?が目標でしたね。
これがボクの目標ツイート!(6月8日)
しかし。
キャプテンのおかげで「やる気」は十分。
やる気というより「戦う気持ち」ですね、闘志がわいてきた。
生半可な気持ちで走るのも失礼だと思ったし。
(なにかキッカケ掴んでやってやる!)とレース前にメラメラ沸いてきた。(遅いか。(笑))

オープンⅡはひとりぼっち、チームメイト無し。
スタート前に大会関係者から注意が飛ぶ!
「今大会で重傷者が多数出ています。安全なレースをお願いします。無理な追い越し、斜行は絶対やめてください。また雨が降るかもしれません。十分気をつけて!!」
「えーー?!雨ぇ??」と出走前のプロトンからため息混じりの悲鳴が…
事故が頻発しているのは、ほぼ皆知っているので驚きもなかったけど雨には参った。(>_<)
情報では既にサーキット奥では降り出しているとか…
(雨のレースは苦手だ…)ちょっと凹みかけたそのとき号砲!
スタートだっ!!
中央前方2列目からスタート!
クリートキャッチ成功。(^^)
加速!
加速!
加速!
IMG_8500
スタート!
一列棒状になった。
なんか10代っぽい選手の後ろに張り付いた!
シケイン突入!
(速いっ!)
坂を登る速度が違う。
さすが先頭集団、速いぞ!(汗)
番手を10ぐらい下げた。
5周するのにっ!もう使うんかいっ!(>_<)
サドルがケツに刺さるぐらい前方に体重を投げ出して加速っ!
下りを終えて登りヘアピン、、ここで「雨が降ってるかも知れないので注意せよ!」っとアナウンスがっ!!!
プロトンが急激に遅くなり、雨の様子見に!!
ウヒャ━━━━━━ヽ(゚Д゚)ノ━━━━━━!!!!
た、たすかった、、、追いついた、、先頭集団に。(笑)
し・か・し!!
雨は降ってなかった…
「降ってないやん!!」とプロトン内で声が出始め、、「ウソやんかっ!!」とばかりに再加速。
>*0*<キャアアッ
しがみつけ!しがみつけ!
見渡すと40~50人ぐらいのプロトンが出来上がっていて、ボクは20~30番手ぐらいにいた。
(よし、ここまで着いていけたら、あとはどうとでもなる。)
そう思った。
しかし、ここからはいつもの「野次合戦」。
「ラインキープだよっ!」
「インを塞ぐなよ!」
「どけよっ!」
安全のために、、、というのも半分だけど、、どちらかと言えばもう半分は「自分を優位にするための野次」ってやつです。
プロトン初心者はこの野次にやられて弾き出されて気がついたら芝生の上を走ってますね。(笑)
ボクも若葉マークのときはこの洗礼を受けました。(>_<)
やっとボクも慣れてきて野次もスルーできますし、言われる前にこっちが野次る!を身につけました。(笑)
1周目が終わり15番手ぐらいで駆け抜けて2周目に。LAP 8:32だとっ!!
こんなんで5周もしたら死ぬんとちゃうか!?
しかし、プロトンはまったく変わらない速度で飛んでいく、、しがみついていくしかない…

2度目のシケイン…
さすがにバラバラと落ち始める選手が目立ってきた。
ボクはこの一ヶ月間ずっと練習してきた「座って登ろう♪作戦」でダンシングをいっさい使わず登る作戦を貫いていた。
ダンシングを使うとボクの場合、ケツ上げたときは2秒か3秒ぐらいは速いけど、その後、シッティングより遅い(出力がない)のに筋肉のダメージが大きい、ということを練習で発見。
なのでダンシング封印で登ることにしていた。
このためシケイン入り口では抜かれるけど、出口では逆に番手を上げるぐらいまで登れる。
(クライマーにはかなわないけど。)
この作戦で大きく先頭集団から遅れることなくプロトン内に留まることが出来た。(^^)
さすがにオープンⅡのプロトン…2周目から頻繁にアタックが入る。
何度かはアタック成功で逃げが形成されたりして、、数名が5秒程度逃げたり。
またそれを吸収するためにアタックが入ったり。
油断できない、、なんか、これプロのロードレースみたいやん!♪とか思ったりもして。(笑)
楽しんで走ってたのはボクだけか?
2周目はLAP8:33で逃げが決まらずプロトンはイライラ状態!!(-_-;)
DSC01025.JPG
先頭集団にまだ居ます、はい。
3周目のシケインでアタックが決まったみたいで。
4名ぐらいが逃げ出した。
(4名は多いんちゃう?)とテレビ解説者みたいなことを考えてたら、、案の定、4名がローテ組みだして、初めて大きな逃げに。
中間計測地点で「逃げまで15秒!!」と大きな声でアナウンスがっ!
この「15秒」にプロトンが反応!
(あかんやん!15秒はアカン!)と思ったのか、一気に加速。(>_<)
ボクは後ろで「ヽ(;´Д`)ノヤメテー」と小声で叫んだ。(笑)
3周目にしてこの加速はキツイ…
せっかく逃げが出てちょっとゆっくり走れていたのに…(゚Д゚)
あああっ…引きちぎられる…タスケテ
時速50km/hで回す、もう限界。
と、、ここで逃げ吸収。
助かった、死ぬかと思った…
逃げてた選手が落ちてきた…ご苦労さん…
3周目はLAP 8:43で回った。後半はめちゃ速かった…

4度目のシケイン…
なんと、ここでのプロトン内の会話は「いま何周目だっけ?」でした。(笑)
ボクはGarminでLAP表示してたので「4」ってわかってたけど、オシエテアゲナーイ。(^^)
シケイン終了後すぐにプロトンに変化が。
ぐんぐん徒党を組んで上がってくるチームがっ!
某バルバさんだーっ!
しかもひとりガッツーーーンとアタック!強烈だった。
みるみる5秒差?ぐらい開けた。
すげー!4周目でこんだけ脚残してるの??(゚Д゚)
見事なのはそこからで。
ひとりが逃げを決めた途端、、チームメイトがプロトンの先頭付近を占拠!
こ、これが「プロトンに蓋をする」ってヤツかっ!
かっこいいー!!プロみたいやー!(笑)
憧れるわーこんなのー
と、、ほぼテレビを観てる観客状態のボク。
我に返り、レースに戻るっ!
当然、逃がしておかない先頭集団は蓋も気にせず追走が何度も出る。
2人、、、3人目ぐらいで逃げを封じ、、、混戦に。
ボクは相変わらず20番手以内でじっと観戦観察モード。
(ボクに回ってくるチャンスは少ないなぁ)と睨みつつ。
あまりの速いプロトンに落ちてくる選手をかわすのが精一杯。
そんなとき!
ふと前方を見るとなぜかコース上にチームメイトの@GANZI1984がフラフラと走ってる。
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
(なんでや?朝会ったとき「今日はボクはレースがないんですよ、応援です。」って言ってたのに?)
あ?!サイクリングでもしてるの??
左隅を遠慮がちに走ってる@GANZI1984にエールを送るべく、一瞬プロトンを離れ@GANZI1984に「がんじー!がんばれよ!」と叫んでからまたプロトンに戻る、という余裕を見せてしまいました。
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \
その後、4周目を終える前に、なぜか集団内で「これで終わり」という勘違いが多く発生。
ボクもそれに釣られてゴール前で無駄に踏んでしまう。(笑)
まだあと1周あるやん!(T_T)
LAP 8:30で4周目終わり。
いよいよ最終周回。
ボクの脚はもうイッパイイッパイ。
(これ以上は煙も出ましぇーん)状態。
なのにまだ加速するプロトン。
プロトンには大勢のバルバさん。
もう完全にチーム戦略に。
シケイン突入。
速い、、速すぎる、、、なに?この登り。
クライマーがどんどん飛び出る。
引きずり下ろされる。
(ここでペースを乱されたらアウトやな。)
そう感じたボクはクライマーの飛び出しは無視。
シッティングで自分の力量内で黙々と登る。
この結果、順位は下げたけど、その後の「千切り愛」で生き残れるだけの脚を残せた、と思う。
シケイン後の「千切り愛」は凄まじく「着いてこれるかい?」な雰囲気。
容赦ない罵声が飛び交い。
少しでも斜行しようものなら凄まじい怒号。
(負けちゃダメ、負けちゃダメ)と自分を叱咤。
中間地点を越えてからすぐに臨戦態勢に突入。
よりいっそう先頭集団が飛び出し、振り切ろうとする。
IMG_8508
スプリントなし。(恥)
左端まで追いやられてしまったボクは風をなんとかしないと振り千切られそうだったので、プロトン中央に戻りたくて、スペースを見つけて入り込んだら後方からもの凄い野次られた。(汗)
そんなもん、最終コーナー近くなんやから、少しでも有利な場所で位置取りしたいやんけ!
ちくしょー負けるもんかーっ!
この位置キープやーっ!
下り終えて、直線にっ!
スプリント開始やーーっ!
で、でもスプリントがまったくダメなボク。(恥)
直線までは20位ぐらいに居たのに。
スプリント合戦に突入したら後方から大波を喰らうかの如く抜き去られ、ずるずると番手をさげてしまいました…(TДT)
し・か・し
当初は「集団ゴールすればオッケー」の目標だったのに。
最後まで先頭集団で争えたので、ものすごく嬉しかった。
ハッピーハッピー!♪
ゴール後はこの笑顔。(笑)
そしてワクワクドキドキしながら待ったリザルトは。
一片の悔い無し!48位!!
感涙の「48位
またしてもリザルトPage1に名前を刻めましたっ!\(^O^)/
うれしい!
うれしい!
うれしい!
チームメイトや色々な方々から「よーやった」とお褒めの言葉もいただきました。
うれしい!
やっぱり最後は「気合い」やなぁ、よくわかったわー。
なんかもう「これで思い残すことはありません」状態になってしもうたなー(汗)
それぐらい「出し切った感」たっぷり。

レースが終わってから、しばらくすると猛烈な食欲が襲ってきて、、また食べる食べる。(汗)

あれは代走だったんやっ!の@GANZI1984
(後日談:@GANZI1984に「実は@manma3監督の代走で、あれはレース中で走っていたんですよ。サイクリングじゃないですよ。」というのが発覚。
ご本人の名誉のために追記しておきます。)

すっかり満足な今年の鈴鹿。
あっという間に着替えて、あとはもう「観戦モード」に突入。
@p_r_a_n_kさんの「エリートに挑戦」はすごく面白かった?いや興味深かった。
エリートなんて殿上人だと思ってたから…
でもたしかに「一緒に走らせて貰う」という感覚ならアリかもなぁ。
エリートさんたちには迷惑な話かもしれないけど!(汗)

観戦モード
その後はいつもの「国際ロード」観戦!
凄かったー
8:20ぐらいで「死ぬんとちゃうか?」っていうサーキット1周を7分ですよっ、プロは。
次元が違いすぎるわ。(汗)
たぶんボクなら5回は死んでる。
もうその速度に目を丸くするばかり。
ガイジン選手の格好良さ、でかさにも驚いた。
レースはシマノの畑中選手がスプリントを制して優勝。
3年ぶり?だってね、シマノが鈴鹿で勝ったのは。
良かったじゃない!日本が勝てて!
IMG_8658
八王子!(・∀・)カコイイ!!
正直、ボクも「今年もガイジンが勝つんじゃない?」って思ってたから!!
目と鼻の先でプロ・レーサーがかっ飛んでいく!鈴鹿の醍醐味!
こうして…
楽しかった、、夏の自転車オサーンの祭典「シマノ鈴鹿ロード」がエンディングに…
祭りのあと…ってのはなんだか寂しいねー

片付け後は
みんなで打ち上げ!ノンアルコールで!!
打ち上げ開始
台湾料理は?
お店の名前は「台湾料理 四季紅 鈴鹿店」。
「鈴鹿店」となってるけど本店や支店があるのか?不明です。(笑)
特徴は何と言っても安くて量が多い、ことでした。
死ぬほど喰ってお一人1400円でしたわ。
それと何と言っても「台湾料理」なんですけど、、、、
店名が「台湾料理」なんですが、メニューを見るとどちらかと言えば「台湾料理以外の方がメニュー豊富」なんですよね。(笑)
驚きました。
「白菜キムチ」とかあるし。(笑)
ファンになりました。
来年もここでやりましょうー!

さあ!もう夏も終わりやっー!
次にいこうー
そしてまた来年、鈴鹿でっ!\(^O^)/





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