2011年12月8日木曜日

オーバー・ザ・トップ

たぶん観たことあるんだろうな、って思ったんだけど。
詳細を思い出せないのでもう一度観ました、な作品。(^^)
今では還暦越えのシルヴェスター・スタローン主演の「根性モノ」作品です。
1987年という古さですがスタローンの芸風は今も昔も同じですね、あの口をへの字に曲げて喋る話し方は…
暑苦しいです。
ストーリーは至って単純です。
妻子を捨てた(捨てた理由は最後まで不明)長距離トラック運転手のリンカーン・ホーク(シルヴェスター・スタローン)が主役。
別れた妻からの依頼で息子のマイクを連れて、3日間ほどトラックで移動することに。
息子のマイクは「なんでいまさら現れるんだ?」と最初は父親のリンカーンを貶す。
それもそのはずマイクの母方の父親、お爺さんは超金持ちでマイクはお坊ちゃん育ち。
トラック野郎の父親なんか見たくもないぜ!ブルーカラーなんて大嫌いっ!
父リンカーンはそれでも一方的にマイクを愛し。
「俺の息子だ!」とアームレスリングを教える。
最初、毛嫌いしていたマイクも徐々にアームレスリングを通じて父を理解するようになった。
ところが!お爺さんのお金持ち軍団がマイクを連れ戻そうとする!きゃー
こうしてマイクと離ればなれになったリンカーンが、考えた「次の一手」とは…
ラスベガスで開催される世界アームレスリング大会に出場し「頂点を越える」こと、、であった…

って感じのストーリーです。

まあ、だいたいパターン的に、最初の20分ぐらい観たら、想像通りにストーリーは展開します。
病気の母親。
大金持ちの祖父。
貧乏な父親。
一発勝負。
これだけのキーをもらってエンディングが想像できないヒトなんているのでしょうか?
この映画にそんなストーリーの展開なんて求めてはいないのです。
なんといってもこの作品の特筆すべきところは!!

後半の15分ぐらいはセリフがほとんどない。

というところでしょう。(ロッキーもそうだったなー)
まあ、もっと言えばアームレスリング世界大会が始まったら、もうセリフがありません。(汗)
延々と…
筋肉ムキムキのオサーンどもが汗まみれになって
「ふんぐぅ…あふあふ…」とか
「はぁぁぁ!!」とか
「あうあうあう、ああ”~」とか
叫び、悶え苦しむ、、、そういう絵面が延々と続きます。(苦悶)
好きな人はいいんでしょうがそうでない人は「なんじゃこりゃ。」になります。
スタローンのセリフも後半は「ぐあぁぁぁ!」ばっかりです。(汗)
しかし単純単細胞なメリケン人はこういうのが大好きです、間違いなく。
ミトコンドリア並みに単細胞ですよね。



追伸:それでもスタローンは好きです、はい。

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