2012年7月2日月曜日

SOYO UPSTREAM

少し前に@Manma3団長から「テストタイヤを支給するから」と言われ。
受け取ったのが「SOYO Upstream」でした。

アマチュア・ロードレーサーの中でも貧脚オサーンなのにタイヤを支給してもらえるなんて!
感謝感激雨霰。( ^o^)ノ
使用感を書く前に普段のボクの環境と言えば…
  • レースはチューブラーで走る。(普段はクリンチャー)
  • 高級タイヤに固執しない。(ヴィットリアの一番安いので十分な脚)
  • 細いタイヤも苦手。23Cで走ることが殆ど。
  • 空気圧も一般的。高くしても7.2ぐらいまで。普段は7bar。
という、至ってノーマルなボク。
ちょっとだけ違うのは、「安いタイヤを頻繁に交換する」というところでしょうか?
あんまりチームメイトともこの点でディスカッションしたことないのですが、@Manma3団長とボクとはタイヤの交換時期が全然違うみたいです。
燦然と輝く「SOYO HAND MADE MADE IN JAPAN」品質の証!
なんせ、レースでのパンクがイヤなのです。
いや、普通誰もがそうです。
ボクもそうです、イヤです。
避けたいのです。
サイクリング時でもイヤなんですが、レースは喉を掻きむしりたくなるほどイヤなんです。
過去にレースで2度、パンクしてます。
最初は第1回伊吹山ヒルクライムつぎはツールド宮古島でです。
どちらも一生懸命、自分なりに練習してきて、パンクで終わりです。
泣きたくなります。
宮古島なんて旅費から考えると数万円近くがパーです。

そこでボクなりに考えた結論が「高価なタイヤをぎりぎりまで使う」より「安価なタイヤをこまめに交換する」ほうがアマチュアには「結果オーライ」な気がしてます。

高級タイヤは「良い」のはわかってますが高いし。
おいそれとパンクする前に張り替えてポイッってできる金額じゃアリマセンもの。(恥)

SOYO Upstreamはそんな貧乏レーサーに天からの贈り物だったのでしょうか?
張り切って張り替えました。
まあ、イイコトばかり書きたいのですが、そうするとレポートに真実味がないので。
ちゃんと感想を書きますね。
まず、それまで使っていた安物タイヤの重量を量り、SOYO Upstreamに張り替えてから、再度、重量を計測してみました。
結果、、、、安物タイヤと数十グラム程度しか違わない…
これぐらいの差って、ボトルの水を一口飲んだらおしまい!ってぐらいの重さ。(>_<)
値段差から考えたら「あいたたっ!」って感じぃ。
交換前の重量1.30kg
交換後の重量1.28kg
実走する前の印象としては、、軽い、、ことはなかったのですが。
「張り替えやすい」ってのは、、感じた、圧倒的に。
安物と違い、タイヤ交換に要した時間は半分ぐらい?あっという間に交換できた。
何と言ってもホイールに填め込む作業は超簡単だったよ。
センター出しもスムーズだった。
バルブも外せるヤツなのでディープリムホイールでも扱いやすい。

実走は翌日の広島県森林中央公園で。
コンディションは路面ウエット。
降ってはいなかった。
乾きつつある路面での試走。
森林中央公園は去年、舗装を全面的に張り替えていて、非常に走りやすい舗装路。
そこでの感想は。
とにかく「当たり」が柔らかい。最初のタッチの軽さは逸品。
路面との接触面に「フワリ」と一枚、ショックアブソーバーが効いてるかのような。
路面の感触が柔らかく手に伝わってくる。
かといって「ふわふわした走りにくさ」はなく、心地よい振動を伝えてくれる、そんな柔らかさと走りの軽さ。
空気圧は7.2bar。
多少固めだったにも関わらず、良い感触。
コーナーも森林中央公園のおかげで激しく攻めることが出来た。
いつもより(ちょっとキツイかな?)ぐらいの突っ込み具合で曲がった。
ハンドルで押さえ込んでみても、路面の食らいつき感が良く、安物と違い派手にコーナリングできる。

(気に入った。)

SOYO UPSTREAMで走る、登る!
そして本番のレースでは、、ブログでも書きましたが大雨で。
さすがに7.2barでは怖く7barで走りました。
コンディションは「超ウエット」、、試走よりも激しくコーナーを攻め三段坂では坂の上から川のように雨が流れてくる、、そこを「鯉の滝登り」の如く、水をかき分け登る。
そんな悪いコンディションでも、、ただの一度も「うわ!滑った!」って感じがなく。
最後まで路面を食らいついて離しませんでしたヨ、このタイヤ。( ^o^)ノ
すばらしい。
レース後でも@Manma3団長に「今日のレースはこのタイヤのおかげで10秒以上は稼げてます、ありがとうございました。」とお礼を言いました。ヘ(^o^)/

普段、安いのしか回してない、、せいかもしれないですが、良いタイヤには良いだけの理由はやはりあるんですねー。
あんまり軽くないのは「軽量化命」な人達には「ちょっとね」かもしれないですけど。
過去にヒルクライム用タイヤっていうのを使ってすぐパンクしたことがあるので「軽量タイヤ」ってあんまり信用してないんですよ、ボクは。
プロレーサーと違ってレース中にサポートカーが来て、メカニックがパンクしたタイヤを交換してくれるわけじゃないからねー。(笑)
常に「抱え込むリスクはほんの少しでも軽減させたい」ってわけ。
このSOYO Upstreamも決して安くないので、、、レース毎に張り替えるってわけにはいかないけど…

「ここ一番!」ってレースには投入してもいいかも?!(予定では次はシマノ鈴鹿なので、このタイヤで走ります。)
って思わせる値段改定お待ちしています、メーカー様。ヘ(^o^)/

0 件のコメント: