2012年12月4日火曜日

ロックアウト

沖縄滞在中に鑑賞。
場所はいつものおもろまち。
たぶん公開初日?か翌日ぐらいに観た。
のにガラガラだった。(笑)
ロックアウト

舞台は近未来。
悪い事した奴の処罰方法が変化してまして。
まず、地球上ではなく、宇宙に刑務所をつくりまして。
そこに収監。
さらに冷凍保存?囚人はすべてコールドスリープ状態にされて保管されちゃうので脱走不可能。
そんなもんだから懲役100年とかでもへっちゃらさ、寝てるだけだもん!みたいな感じ。
同じような舞台設定の作品はシルベスター・スタローン主演の「デモリションマン」っていう名作?がありましたな。(笑)
あれと、まあほぼ同じっす。

まあ、なんとそんな危険な刑務所に、なぜかアメリカ大統領の娘さんが行くわけです。
そして、ご丁寧に、目が覚めた囚人に反逆されて捕まり、刑務所が囚人連中に乗っ取られるわけ。
そこにヒーローが助けにいく、まあそんだけのストーリーです。(汗)
最初の15分ぐらいで全体像が「きっちり」掴めますし、最後までそれを裏切りません。(笑)
突っ込みどころは満載です。
しかし、前半に出てくる近未来都市のCGがあまりにショボくて、そんなツッコミも忘れてしまうほどです。
20世紀の映画並みじゃないですか?あのCG。

宇宙刑務所という閉ざされた空間での脱出劇!といえばかっこ良く聞こえますが。
ずっと同じセットで同じシチュエーションでの撮影ロケ。(汗)
安上がりやないか!
SF映画って外でのロケが一番金が必要なので宇宙船とか室内でのロケにしてるほうが安上がりやねってことか。
外でのシーンはほぼCGやったし…(汗)

密閉空間の脱出映画ってのは名作「エイリアン」を始め、これまでにもいろいろ観てきましたが。
今回のはSF映画なのに宇宙人は出てこないし、敵も囚人とはいえ普通の人間やし。
特殊能力もなし。
ただ、ブ男なだけだ。(汗)
ちっとも怖くないよー。
ロックアウト
囚人チームです!
ある種の「パニック映画」的要素も入れてみましたが、さほど効果もなく。
あれよあれよという間にエンディングに。Σ(゚д゚lll)ガーン
この「期待感」をどこにもっていけばいいのだ?と魂の落ち着き先を探してオロオロしてる間に、なんと宇宙空間からヒーローとヒロインがパラシュートで地球に降り立つ、という「そりゃないぜセニョリータ」と唸ってしまうようなエンディング。ガクリ。

久しぶりに、脱力感たっぷりの作品でしたな。


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