2013年11月17日日曜日

悪の法則

最近よく彼(マイケル・ファスベンダー)の映画を観ますね、偶然ですけど。
たぶん新時代の色男なんでしょう、ボクが観る彼の役どころはいつも「モテる役」です。

この「悪の法則」も彼が主演だから観に行ったわけでなくキャメロン・ディアスがシリアス?な役をやってるらしい?というだけで観に行ったわけですから。

監督は「リドリー・スコット」。
なるほど、じゃあ「プロメテウス」で使ったマイケルを主役にして撮った作品ってことですね。
(ボクは他にもセックス中毒になる「SHAME -シェイム-」も観ています。)
悪の法則
センス悪いね。

この作品、、原題は「THE COUNSELOR」ということで。
カウンセラーって弁護士って意味もある?んですね、っていうTIPSを学びます。(笑)
主演のマイケル・ファスベンダーが「カウンセラー」と呼ばれてる弁護士役です。
「悪の法則」とかたいそうな邦題がついてますが、それほど複雑なストーリーでもなく。
悪く言えば「よくあるストーリー」です。

(ここから多少ネタバレあり)

出だしからいきなり18禁な雰囲気なベッドシーンから。(汗)
実にマイケルらしい出だしだ。なんて言ったってセックス中毒だもの。(笑)

シチュエーションとしてはマイケルは「超大金持ち」らしい。
恋人のローラ(ペネロペ・クルス)と熱々な関係を続けつつ、「さらに金儲け」をライナー(ハビエル・バルデム)と企む。
ここからがよくある陳腐な展開でメキシコから2000万ドルの麻薬を仕入れて売買しようという計画。
そしてその計画がうまくいかなくなり命を狙われる羽目になるってストーリー。
まあ、細かいことはいろいろあるんだけど、流れはそんな感じ。

っていうか。

いっぱい「?」が残ったままストーリーはどんどん進みます。
こっちにしてみれば「観てれば最期には疑問は解けるのかな?」って思って待つんですが。
あんまりスッキリ解決せずに終わっちゃいました。(笑)
悪の法則
セクシーシーンもあります。
今回の「見もの」はキャメロン・ディアスのセクシーシーンでしょう。
相変わらずのアヒル口で惑わされますが。(笑)
この作品でのキャメロン・ディアスは悪女で妖艶な役です、珍しい。
あのアヒル口で「セックスの話をしましょう。」と言われてもピンときませんが。
タトゥー有りな悪女を演じるとは驚きでした。
割りと体当たり的な演技も観れました。
ちょっとこれまでと違う路線も演じれるわよ!?ってことなんでしょうね。
しかし、ナマズは…言い過ぎでは?(苦笑)

メキシコ人が話す訛りのきつい「スペイン語」は字幕が出ません。
制作側の意図があってのことだ、と断り書きが出ますが。
その意図とは?
深読みするに。
人間の死を「とくに大したことではない」とするメキシコ人はアメリカ人、とくにセレブからすれば「宇宙人」のようなもので、コミュニケーションをとることができない?価値観の大きな違いから、言語を超えて「相容れない」ものがある、という「差別的」な意図ではないか?と読んでみました。
まるで、犬や猫が死んだのと差がない雰囲気で人間の死を扱うメキシコ、ほんとなの?
もし誇張されてるなら、ちょっと文句言ったほうがいいんじゃないの?って思うぐらい「セレブ」と「メキシコ人」との落差が激しかったな。


「永遠のチンピラ」のジョン・レグイザモがちょい役で出てた!(笑)
相変わらず、めっちゃチンピラだった、すごいなぁ、かっこいいなぁ。

あ、ブラピですが、、、あまり登場シーンは多くありません。
ブラピ・ファンには残念な結末になっております。(汗)
っていうより、ブラピの「役どころ」が今でもよくわかってません…

エンディングが唐突すぎて、あっけにとられちゃいます。
え?これで終わりっすか?っていうぐらい。
突き放した感じで終わっちゃいます…





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