2013年12月26日木曜日

ハンガー・ゲーム

12月、9本目の鑑賞です。(^^)

少し前に録画してあったんですが、観るチャンスがなくてHDDに蓄積されたままになってました。
「観よう」と思った理由は「ハンガー・ゲーム2」が公開されると聞いて「2」が出来るぐらいなんだから面白い作品なんだろう、という単純な?理由からです。
ハンガー・ゲーム
「2」も出ますか。
舞台設定がよくわからなかった、、んで観終えてから、サイトを巡回して理解しました。
近未来?のアメリカなんだそうです。(恥)

富裕層が支配するパネムという独裁国家に様変わりしているアメリカ。
貴族のような人たちとその周囲に12の「地区」があって、そこは労働者が住む地区。
どうやら?富裕層は労働者階級の氾濫を恐れて「ガス抜き」?の意味なのかどうか?わからないけど、地区選抜で殺し合いをさせる「ハンガー・ゲーム」というのを開催する。
1地区から2人選抜で合計24人が森のなかで殺しあう。
それをテレビ中継してみんなでも観て楽しむ。
そんな舞台設定。

そして第74回ハンガー・ゲームのメンバーに選ばれたのが主人公カットニス・エバディーン(ジェニファー・ローレンス)。この作品で観るのが初めてな女優。
ハンガー・ゲーム
ショーですから
設定がよく「バトル・ロワイアル」に似てる、と言われてたので(そうなんですかー)と思って観てたのですが。
ボクの観た感じでは似てませんね。
舞台設定も違う気がしますし。
バトル・ロワイアルには「狂気」を感じましたが、この作品には匂いすら感じませんでした。
イヤイヤ殺し合うシーンなどは皆無で、あまり悲惨な殺され方もしません。
このへんは「R指定」を気にして?のシナリオなんですかね。

ボクには、どちらかと言えば「トゥルーマン・ショー」の香りがしました。
殺されたり、殺したり、っていうのはありませんけど、「造られた世界」での出来事?そういう意味で。

どのシナリオ、サイドストーリーも「リアリティ」に乏しく、まるで「ファンタジー」な感じです。
殺人なのに…不思議に怖くありません。


正直に言えば「バトル・ロワイアル」のほうが面白くて好きですね。(笑)
めったにないんですけど邦画の方が出来がいい、なんて。

2時間という作品の長さですが最初の1時間はうだうだと舞台設定の説明です。(*_*)
ちょっと長すぎます…
やっとゲーム開始したものの、、、実際には隠れたり潜んだりしてる場面ばかりで。
想像してた主人公のサバイバルな生き残り戦術?みたいなのは皆目観られません…
木の上で寝てるか…逃げまわってばかりです…
主人公は弓矢が得意、という設定ですが、数回使用しただけで、しかもけっこう的を外します。
最終的に怪獣?犬?みたいなのが出てきて、、「それ、24人の殺し合いと関係ないやん!」になります。(笑)

さらに74年も続いてきた「ハンガー・ゲーム」のルールを主催者は簡単に変更します。(汗)
しかも2度も。
そしてその2度目のルール変更はこの映画の内容、、ストーリーに大ダメージを与えてますね。
容易に想像できたし、それがどれだけツマラナイ展開になるのか?さえも想像できたし、そしてそのとおりになってしまいました…
とにかくゲームは「グダグダ」です。
観てて(こんなんでホンマに74年も開催してきたのか?)と思えるほど、場当たり的なゲームでした…
つまらない「ラブ・ストーリー」も織り交ぜてありますが、ストーリーに大きな意味を与えてるとは思えませんでした。
「2」でこのラブ・ストーリーを大きく膨らませるとするなら、この作品はもう違う方向になっちゃいますね。
チョイ役でしたけど。写真は「2」の。
見もの?だったのが久しぶりに観たドナルド・サザーランド(スノー大統領…独裁者役)。
相変わらず渋い。
しゃべり方も渋い。
あとは「ゾンビランド」でタラハシーやってたウディ・ハレルソン(ヘイミッチ役)かな。
タラハシー、、そのままで出演してる感じ。(笑)
同じようなイメージ?役どころっすね。

この様子だと「2」もボクの期待するような出来栄えではなさそう…
でもせっかくの続編なので観ようとは思ってます。
映画館で観るかどうかは…うーん…って感じ。
他にやってないならこれでも観るか?ってのはアリだと思います。

アメリカではそこそこ人気出たのかなぁ??
あっちでは好まれるストーリーなのかもしれないなぁ…こういうのって…

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