2016年11月11日金曜日

南国を目指そう

午前7時起床。
あんまり眠れなかった。小心者だからだろう。
夜中に何度も雨の音で目が覚めた。
朝練へ行くこともないのに、いつの間にか雨の音に敏感になってしまった。
習性というのは恐ろしいもんだなぁ。
遠征の準備は昨夜のうちからゴソゴソとやっていた。
起きてから追加したのはカメラのバッテリの充電器と経口補水液パウダーだけ。
両方ともなくても構わないものだけど。
念のため、念のため、で荷物がどんどん増えてしまう。
そして肝心なのが入っていないってのがいつものパターンだけど今年はどうなることやら。

例年になく気温差が激しいようだ。
あっちはどうやらまだ夏のようだ。
こっちは数日前から本格的に冬に突入している。
間にあったはずの「秋」が感じられないよねぇ。
日本はいつの間にか四季がなくなって二季になってしまったかのようだ。
少なくとも寒がりのボクにはもう完全な冬だ。
この気温なら例年はもう練習の内容を落としているはずだ。
今週は寒くて御斎峠も青山高原も行かなかったもんな、もう寒くて登る気力が出ない。

昨夜、鍼灸院で最後の身体のメンテナンスをやった。
右脚大腿筋が相変わらずヒドい。
ここ2~3日は練習量も減らしているので身体はそれほど痛めつけた覚えがないのに。
これはもう老化なんだろうなぁ。
修復に時間がかかりすぎている。
でもこれからはこの老化現象を計算に入れてトレーニングしていかないと本番に力を出せずに終わってしまう可能性があるんで。
これはこれでデータとして自分の中に記録しておくべき現象なんだろう。


昨年のトレーニング記録と今年のを比較してみた。
走行距離は去年の方が走っている。でも獲得標高は今年の方が良く登っている。
これは意識的に「登りが重要」と思ったからそうしたのであって。
これが吉と出ることを祈るしかない。
この三ヶ月間は月間約2000km走って22000m登ってきた。
50代のオサーンならたぶん良くやっている方だと自負してる。
今の自分に与えられた時間だとこれが目一杯だ。
これ以上となるといよいよ仕事を辞めるしかない。(笑)

いくつかの不安材料もある。
ここでは書かないけど。
それは胸に秘めて闘う。
目標はあくまで自分自身との戦いだ。
他の誰とでもない。
まず自分との戦いに勝てなくて誰と勝負するんだろう?ってなもんだ。
参加することになんかに意義はない、勝たなくちゃ意味が無い。
メカトラなら潔く諦めがつく、そうでない負け方は自分を許せなくなる。
ヘラヘラ笑ってゴールなんかしたくない。
口から泡を吹き、眼から血が出るぐらいでゴールしたい。
そうできるようにトレーニングしてきたはずだから。

昨夜、来年の予定がぼちぼちと公表されていた。
もう来シーズンの風が吹いてきている。
まだもう少しレーサーで居れるように残りのレースを頑張ろう。
やるだけのことはやったので、あとは本番でやれることをやるしかないのだ。
練習は裏切らないし、練習以上の結果が出せないのなら。
自分の限界を超えていこう。
そしてまた来年も南国を目指そうじゃないか、面白そうだもの。