2017年4月16日日曜日

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命

ジャッキー ファーストレディ 最後の使命」を観てきました。😀

久しぶりの映画館での鑑賞です。
本来、映画は映画館で観るべきモノだと思ってます。
テレビで鑑賞するのは本意ではないです。やはり鑑賞は映画館がベター。
神戸シネリーブルにて鑑賞

だからといって自転車で神戸まで走って行って観るのはしんどかった。😖
良い作品だと思うのですが、大きなシネマでは上映しなかった。
最近のアカデミー賞受賞作品にありがちな現象ですよね。
だいたい小難しい作品が受賞しがちな昨今ですが。
ちょっと心配したんですけど鑑賞したらそうでもなく。
普通に楽しめました。😀

ヒロインはナタリー・ポートマン。
彼女が主演の作品を観るのはブラック・スワン以来です、ご無沙汰してました。
子役だった頃からトップ女優だったわけですがこのジャッキーの役で渋い女性を演じましたね、立派でした。

作品は記者がジャッキーにインタビューを始めるシーンからスタート。
彼女の回顧録のような進捗で作品が始まります。
揺れ動く女性心理が興味深く。
当初、マリーアントワネットのような「権力から落ちる女性」を描いた作品なのか?と思ったのですが。
そんな単純なモノでもなく。
なんだかよくわからなかった。
ファーストレディーという立場に「未練」があるのか?と思わせたり。
「もう懲り懲りよ」と言ってみたり。
大統領の葬儀について「威厳と格式」を重んじてみたり。
またそうでなくなったり。
ケネディが暗殺され、副大統領が大統領に変わった時に見せる嫉妬心のような感情。
新しいファーストレディーに追われるようにホワイトハウスから出て行く、そのときの表情とか。
なかなかナタリー・ポートマンの演技は相変わらずの「憑依っぷり」でした。
役者バカを観たなぁって感じ。
話す言葉のアクセントとか、話し方や言葉の選び方までソックリでしたねー。
(それほどホンモノのジャクリーンを知ってるわけじゃないけど、少しYoutubeで観た程度。)
作品の中身としては「実録」なわけで。
脚色されてるわけじゃないので「事実を淡々と」になるわけですから。
(それでも十分ドラマチックですけど)
昨今のド派手な脚色に慣れた人間には「地味」に映る作品でしょう。
彼女のセリフの通り「大統領となんかではなく、地味な普通の男性と結婚してれば良かった。」というのが、彼女の偽らざる本音なのかもしれませんが。
そんな彼女の行動や言動はやはり「普通の女性」とはかけ離れたものですし。
その後の人生(ギリシャの大富豪との再婚)を見ても「そんな普通の人生なんて歩めないでしょ?貴女は。」って思って観てました。

それと「あの時代」はみんなタバコをよく吸いますね。(笑)
まるで今の中国人のように。
ああいうのも時代を感じさせます。
女性の服装は殆どがCHANEL。
そうなんですか、あの時代は女性はみなシャネラーだったのですか。
これもまた「時代」ですよね。
いま観るとなんだか制服みたいで滑稽に見えました、CHANEL。(笑)