2008年11月6日木曜日

サヨナラ、ギブス

先月(10月15日)愚かな自分の責任で左手の手のひらを骨折。(-.-)
全治一ヶ月と診断されて、10月後半から11月中旬までの自転車イベントもすべてキャンセルし、養生しておりました。
その結果、本日の検診で「ふむ。無茶をしないと約束するならギブスは外しても良いぞ。」と言われました。
ギブスがとれたよ
ボク「無茶っていうのはどういうの?」
医者「職業は?内勤か?」
ボク「事務員です。」
医者「まぁ、そんな仕事だったら問題ないわ。」
ボク「あのー自転車通勤なんですが良いですか?」
医者「かまわんよ。」
ボク「あのースピード出るヤツですけど?」
医者「なんじゃ?そりゃ?よくわからんが、無茶、無理はアカンぞ。くっついた骨はまだ乾いてないから、簡単に剥離するぞ。」
ボク「はあ、そうですか。」
医者「無茶して剥がれてももう診てやらんぞ。」
ボク「へい。養生します。」
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病院を出て、さっそく自転車に乗ってみました。
すごいもんです、握力が全然ありません。(笑)
左手ですのでリアブレーキを司るわけですが、ほとんど握れません。(汗)
こんな調子ですからツールド沖縄はキャンセルしてて正解でした。
それと左手首が曲がりません。(T_T)
これも骨折箇所から遠く離れているにも関わらずギブスで固定されていたため、完全に動かなくなってます。
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先ほど、愛車マドンナⅣで軽く4kmほど走ってみました。
まず、登りが全然ダメ。
ハンドルを握れない、ダンシングでバイクを振れない。
下半身はローラーで動かしていたので、それほど「キツイ」感はないのですが。
上半身が、、とくに腹筋や背筋がゼロになったんじゃないか?って感じます。
登ったあとの下りがこれまた怖い。(笑)
ブレーキを握れないので怖いのですが。
長く実走してなかったのでスピード感というか、速度感が取り戻せない。
これぐらいの速度ならこのカーブは曲がれるとかがわからん。(汗)
わずか3週間でこの落ち方、、ひどいなぁ。
年齢のせいかなぁ。

というわけで、まだ完全復活にはほど遠いですが、ようやく外で乗れるようになりました。♪
本格的に峠を攻めるにはまだ時間がかかりますが、リハビリ・サイクリングは今日の午後からもう始めてます!まずは通勤から!
とにかく乗れるようになってうれしいですっ!いやっほー

2008年11月5日水曜日

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ビャルネ・リース, イヴァン・バッソ, カルロス・サストレ, ミケーレ・バルトリ, トーマス・ギスラソン

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今年はCSCが制覇したんですが。
この映画はまだランス・アームストロングが現役でしかも連勝を続けていた頃(2004年)のCSC。
「勝利」に向けて、ストイックに、ただひたすらストイックに戦い続ける男たちの物語。
とうぜん、全部実話、ノンフィクション。
今年の覇者カルロス・サストレが妙に若い。(^^)
よくこの映画のキャッチコピーが「ツールの光と影」とか「ツールの裏側」とかいうのを目にしますが。
なんだか「どす黒い」イメージのキャッチなんですが。
よくよく考えてみれば普段Jスポーツで観ることができるツールなんて、全体の3分の1ぐらいなんだなぁ、ってしみじみ思う作品。
影や裏側なんかじゃなくて「ツールそのもの」なんだと思う。

まぁ、あまりに強すぎるランスを悪役にしちゃってるのは「ちょっと影」な部分かな?(笑)

自分も自転車競技をやる人間なので少しだけでも同じ匂いを嗅ぐことができる。(はず)
「僕らは自転車以外のことは何も解らない。」という言葉に感動。
自転車の上では鬼神の強さを誇る彼らが自転車を降りると、まるで子供のように「脆く」「弱い」。
サストレ、イヴァン、どいつもこいつも「超チャリバカ」だ。(◎-◎)
かっこよすぎる。
CSCの監督も凄いもんだな、まるで牧師か?
年間8000室の部屋を予約して世界中をチームで移動する、プロ選手チーム。
そりゃ家族と離ればなれになり年中怪我だらけ。
精神的にもタフでなければとてもやっていけないよなぁ。
まったく肉体だけでなく精神面でも「常人ではない」とほとほと感じた。
真似できんっ!