2011年5月24日火曜日

ザ・ライト -エクソシストの真実-

にわかには信じがたい、わけですが。
こういうのって怖いですよね。
天国や地獄ってのは信じられない気がするんですが、悪魔とかどうなんですかね?
宇宙人の存在を信じるなら悪魔はどうよ?とか。
人間がまだ見ぬ未知の生物?モノ?現象には「なんでやねん」な目で見るか?さもありなん、という肯定の目で見るか?
そのどちらの目を持って観るかによってこの作品も意味が変わってきますよね。
ザ・ライト -エクソシストの真実-
アンソニー・ホプキンスはこういう役にピッタリ。


THE 4th KINDとか、映画作品としてはイマイチだと思うんですが怖いです。
んで、この「ザ・ライト -エクソシストの真実-」映画作品としてもちゃんと出来てるし怖いです。(笑)
(しっかり両方とも怖い。(>_<))

ストーリーは…
実話を元に創られた、ということなんだそうです。脚色はされているだろうけど。
信仰心という精神世界に疑問を持ち始めた青年マイケル(コリン・オドナヒュー)が主人公。
教授からのすすめでバチカン市国へ。
なんとまあ、バチカンでは「エクソシスト養成講座」が開催されていて受講することに。
同じ講座を受けていた女性にアンジェリーナ(アリシー・ブラガ)がいる。
しかし、どうしても悪魔なんか信じられないマイケル…
講座の先生に勧められてローマ市内に住む凄腕のエクソシスト、ルーカス神父(アンソニー・ホプキンス)に会いに行く。
ルーカス神父は変わり者。
悪魔がいるとかいないとか言わないで目の前の真実を受け入れろと言い、幼い少女の悪魔払いに付き添わせる
目の前の不思議な現象にもマイケルは「精神病の一種だ」と言い信じない。
ルーカス神父は何も言わない。
しかし、、悪魔は取り憑いた少女をついに殺してしまう…

さて。
そんな「怖いストーリー」ですが。
ザ・ライト -エクソシストの真実-
今回も迫真の演技でしたな
見てられないヨ!な程の怖さでもなく。
アンソニー・ホプキンスといえば「ハンニバル」なんですが、あの作品ほども怖くないのです。
「衝撃のシーン」とかいう箇所は少なく。
薄暗い画面が延々と続く感じで。
どうにもメリハリが足りませんな。(笑)
まあ、ドキュメンタリー作品でもなくノンフィクションでもない中途半端な雰囲気に仕上がってるなぁ、と。
役者勢は良いのが揃ってると思ったんですけど。
どうしてこうなったのか?ちっとも「ピンと来ません」なぁ。
キリスト教徒にしてみれば「何でもかんでも悪魔のせいにしとけばいいジャン」的なー。
そんな感じもみてとれますが。
仏教徒に近い、そして無宗教なボクには「さっぱり?」です。
神を信じれば、、イエス・キリストを信じれば悪魔は近づいて来ないのなら、日本は悪魔だらけになることでしょうし。
「そんな信心深いヤツはおらんやろ?」とも思うわけです。
しかし、バチカンは「悪魔との戦いは続いている」というわけですよ。
どーですかね?
ふーむ??
日本だと「キツネ憑き」とかいって高額のお布施を請求してるインチキお祓い師なんか、田舎にはまだたくさん居るようですが。
あれはエクソシストとは言わないわけですかね?(笑)

ってことで。
沖縄旅行時に観ましたが、ホプキンス見たさで観ました、はい。(^^)
渋い俳優ですね、相変わらず。
お元気でいつまでも活躍して欲しいです。

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