2011年10月30日日曜日

ヤギと男と男と壁と

原題を直訳すると「ヤギを凝視する奴ら」って感じですかね?
変な題名。(汗)

作品の説明で「抱腹絶倒、大爆笑」なんて言葉が書かれていたのですが。
残念ながらボクには「どこを笑えというのだ?」としか思えませんでした。
っていうか絶対これ「コメディ」じゃないと思うんだ、きっと。

ヤギと男と男と壁と
大まじめです。
新聞記者の「ボブ」(ユアン・マクレガー)が自分の妻が勤務先の編集長と浮気を始め。
それを知りながら咎めることもできず。
ある日、「自分探し」のためにイラクへ。
イラク戦争の取材に行っちゃうわけ。
たぶん、自暴自棄になって「死んでもええわい。」な感じだったんだろう。
そのイラクの地でリン(ジョージ・クルーニー)というおかしな男に出会う。
彼は自分を超能力者だという。
そして米軍が密かに組織していた「超能力軍人部隊」のメンバーだったことも明かす。
「そんなばかな?」
相手にしなかったボブ。
でも真剣なリン。
さらにわからないのがリンの上司で両能力部隊「新地球軍」のリーダー「ビル」(ジェフ・ブリッジス)だ。
もう彼に至ってはイッてしまっている。(汗)
ヤギと男と男と壁と
新地球軍です!
ほとんどカルト教団の教祖のようなビル…
軍隊だというのに毎日ダンスで踊り狂い、LSDでラリってばかりだ。(汗)

それでもこの作品をわかりにくくしているのが「全員が真面目」なのだ。(-_-;)
ほんとうに真剣に「超能力でなんとかしよう。」と取り組むから大変だ。
ギャグ映画なら、もうちょっと不真面目にしてほしい…これじゃ、どう観ていいのかわからないよ!!
キャストがすばらしくユージュアル・サスペクツの「あのひと」ケヴィン・スペイシーも出演してるし。
これだけの名優揃えておいて「コメディです。」は無かろう…
というわけで。
ボクは最期までしっかりとシリアスに拝見しましたよ。
そうすると、しっかり悲哀?寂しさ、、みたいなのも感じ取られ、りっぱに「作品」として観れるわけですよ。
エンディングの「男と壁と」の部分はちょっと「できすぎ」な気もしましたが。(笑)
笑える部分はあそこだけだったんじゃないかな?

イケル、イケルよ!「ジェダイの戦士たち!!」
けっこう君ら、かっこいいよ!

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