2011年10月8日土曜日

猿の惑星:創世記(ジェネシス)

大好きなシリーズものです。(^^)

もともと中学生ぐらい?のころに観た「猿の惑星」が強烈な記憶をボクの脳に植え付けていた。
その衝撃は凄まじく。
「続・猿の惑星」という「続」っていうのが、またボクに「続編はぜんぶ見なアカンで。」というある種、躾のような効果まで与えたのであります。

つい最近まで猿の惑星はぜんぶDVDで所持していたのですが、残念ながら諸事情で売り飛ばしちゃいましたが。
けっこう良い値段で売れたのを記憶しています。

今日観てきたのは「新解釈」の「猿の惑星」で。
流れ的にはティムバートンの「猿の惑星」の続編になるんでしょうかね?
ただ、ストーリーは繋がっていませんのでティムバートンの作品を観てなくてもまったく影響は無いと思います。
PLANET OF THE APES/猿の惑星 [DVD]
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映画館には一番乗りで挑みました。(笑)
なんせ田舎の映画館なので指定席ではなく「良い席に座るには早く行くという」小学校の運動会か!みたいなことが必要なんです。(>_<)
一番!誰も居ない!(笑)
事前に聞いていたストーリーのおかげで。
理解しやすく、流れは簡単につかめた。
途中、胸を締め付けるような悲しい場面があり。
似たような感情を抱いた作品があったなぁ、何だったかな?と考えてました。
思い出したのが「A.I.」でも似たような感じがあったのと、「アンドリューNDR114」でも同じ感情がわいたなぁと…
アンドリューNDR114 [DVD]
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いつだって人間は「人間と、それ以外」で別けて考えちゃうんだよね、それが悲劇の始まりなんだ。
人類側の主人公はスパイダーマンのライバル役でもあったハリーオズボーンの「ジェームズ・フランコ」が演じる「ウィル」という化学者。彼が全ての元凶。
父親のアルツハイマーの治療薬を開発しているときの実験台のチンパンジーに投薬した新薬がチンパンジーの知能を飛躍的に高める。
その実験台のチンパンジーから生まれたのが猿側の主人公「シーザー」。
猿の惑星:創世記(ジェネシス)
2種類の主人公
人間のエゴというか、傲慢さというか、そういうのに翻弄されていくシーザー。
次第に人間を憎み始めます。
憎まれ役、記念すべき第1号はハリーポッターのドラコ役だった「トム・フェルトン」が演じてます。
そしてシーザー(猿)に殺される人間の第1号もドラコです。(笑)
猿の惑星:創世記(ジェネシス)
ボクが「1号」です。
猿はCGではなく演者が演じていて合成されているようですね、最新技術のようです。
でないと、あの「目で訴える」演技ってなかなか難しいでしょうなぁ。

絶望的な悲しみのどん底に落ち、人類に対する怒りと失望を「目だけ」で表現するシーザー。
人類に反抗し、対峙するようになるもののシーザーは直接手を下して殺人したのはドラコだけ。
「森に帰ろう、森が家(Home)だから。」
原作と違い、人類は猿に滅ぼされたのではなかった、ことが作品が終わってエンドロールが流れ出してすぐ始まりますので、すぐ帰っちゃダメですよ!
シーザーが人類を滅亡に追いやったのではない!ってことで、、これはこれで「よかった!」んじゃない??
良いヤツやんか!シーザー!

続編を期待しますよー!
まだまだ、いっぱい風呂敷を広げて下さいな。

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