2016年7月24日日曜日

第12回 ツール・ド・新城

7月23日~24日の2日間「第12回ツール・ド・新城」に参戦してきました。

初参戦です。
いつもなら大阪の天神祭に行ってるので参加できなかったレースでした。
前述の通り天神祭は参加しなくなったので、今年初参戦というわけです。
半分寝てますね
7時に開門というので、午前4時起きで5時に家を出ていきました。
超眠い。

7月23日。


この時点でかなりモチベーションが下がっていまして。
準備もなんだかいい加減にしてたようです。(汗)
忘れ物を幾つか…
  1. スプロケ
  2. 車載カメラ
スプロケは23Tだけ持っていったんだけど、登りがあるって聞いてたんで25Tを持っていくつもりだったのにすっかり忘れた。
車載カメラは茶臼山で撮影に失敗して取り外してからそのままにしてたんで忘れた。(汗)
現地到着が7時半ぐらいでした。
準備してたら次々と忘れ物に気がついて、気がつく度に凹んでいったのでした。
何とか受付を済ませて着替えてから固定ローラーを回す。

凹んだ気持ちを取り戻そうと汗だくになるまで回す。
8時45分?だっけ?試走開始。
ぐるっと1周したら、かなりテクニカルコースなのに気づく。
2周したら嫌になった。
ヤバイぞ、これ?!みたいな感じ。
緩やか下り、キツイ登り、この2つしかないやん!
23Tだといっぱいいっぱいな感じ。
25Tがあったらアウターだけでイケたか?
Garmin、付いてないでしょ?
試走時間が短くて2周したらもう終わりで並ばなくちゃいけなかった。
えっと、、、ボクはどこに並ぶんだろう?
同じ色のゼッケンの集団に並ぶ。
そしたらすごい速そうな選手に「ここはキングコースだから。もっと後ろのほうだよ。」と注意される。(汗)
いやいや、ボクもキングコースにエントリーしてるんですけど…とゼッケンを見せると「失礼」と言われる。(冷汗)
どうやらボクは単に2日間、レースできるというつもりでエントリーしたカテゴリは、、他のレースで言う「エリートカテゴリー」だったようで。
かなり屈強な選手だらけでした、周り。(滝汗)
(あかんやろ、これ)
そう思いました、だいたい年齢差が…(苦笑)
20歳差以上ありますよね、、、、みなさん、、、、(TДT)
下手すりゃ30歳差な感じの選手もチラホラ…
(お手柔らかにオネガイシマス。)
9時15分スタート。
キングコースはマスドスタート。(その他はローリング)
人数も少ないのでマスドで十分。
走り出してすぐ下り坂になるので一列棒状に。
そのままずっと下ってるんで棒のまま。
流れに任せて走る。
でもまあ着いていくだけならどうってことないかな?って思いつつ張り付いて様子見。
その後に迫る登り坂で悶絶。
(ひゃー、キツイキツイ)
思うわず呻き声が出る。
たった高低差30mぐらいの登坂なんだけどアウターで目一杯だから。(汗)
物凄い速度でみな登っていく。
なんとかしがみついて耐える。
登り終えたら束の間の公園内の平坦区間。
でもここでも目一杯踏んでるし。
(こりゃ、脚が違うな。)
そう感じた。
そうなると「どこまで着いていけるか?」に目標が切り替わる。
2周回、3周回と周回数が増える毎に登り坂で遅れて、下りで無理に飛ばして追いつく、という危険なパターンに。
そして、、4周回目の第2コーナーで危険を顧みずコーナーに突っ込んで曲がりきれず、、後輪が滑って飛んでいきそうになる。(飛ばなかったけど)
その瞬間に周囲の選手から「危ないぞ!!気をつけろや!」ってフル罵声を浴びせかけられる。(汗)
(こりゃ、これ以上、無理して着いていっても事故るだけか。)と諦めてプロトン後方に下がり、そっと千切れていきました…南無…

こうして1日目は終了。
データはスマホで記録してるんでいい加減な数値かもしれません、参考程度で。

終わったらそそくさと退散。次のクリテリウムが始まると駐車場から出られなくなるとかで急いで出ました。
もう疲れがピークを越えてたし、、、、リザルトも見ずに帰りました。
ホテルまでクルマで30分ぐらい。
豊川まで移動。
ホテルに着いたらまだ午後1時でした。
フロントに訊いたらやはりチェックインは午後3時。
まぁいいわ、ここで寝かせてくれ、と頼み、ホテルのフロントの椅子で寝る。(笑)
気持ちよく寝てたらさすがにどうにかしようと思ったのか?午後2時にはチェックインさせてくれました。(^^)
部屋に入ってから調べてマッサージ店へ。
猫がいっぱいいて楽しかった。
取り敢えず猛烈に腹が減ったのでいろいろ喰った。
寿司喰ったり、びっくりドンキーで喰ったり。
コンビニでもいろいろ買ってもりもり喰ってた。(汗)
なんだか疲れすぎて、眠気と食い気だけが残った感じになり。
欲望の塊のような身体で夢遊病者のようにウロウロしてましたね。

そしていつものようにいつの間にか寝てた…

翌朝。

7月24日。

朝、5時起床。
寝覚めスッキリとは言い難い感じで起きた。
起きてすぐ人工温泉に飛び込む。
身体を暖めないと、何も出来ない。
ゆっくりと目覚めてからもりもりと朝食喰って…チェックアウトして6時半にホテルを出る。
そういや、23日の2時間レースでボトル2本でギリギリやったなぁー、、3時間レースでボトル足りるか?って焦った。
でもまぁ、熱中症怖いから、ボトルが無くなったら、レースは諦めてピットインしようって思った。
途中のコンビニでピットインしたとき用の余分の飲料水を購入。
念のため、ボトルに入れるかち割り氷も購入。
少しでもマシかな?っと。
午前7時過ぎぐらい会場到着。
チームメイトのブッチも既に会場入りとSMSをもらった。
駐車場に入れて準備してたらブッチと応援でFacomy氏も来場。
昨日と違って今日はヒトリじゃないので、、、、疲れてたけど頑張ろうっと、、思い直し始めていました。(途中まではものすごく嫌だった。(笑))
固定ローラーをまたもや黙々と回す。
試走でウォーミングアップが出来ないスケジュールなんで。
ローラーで回しておかないと、早々に切れる恐れ大。
じっとりとジャージが濡れるぐらいには汗を出す。
天候はイマイチだけど湿度が高く、、、やはり水分補給は心配だ。
ブッチとFacomy氏と3人で受付周辺で試走時間になるのを待ってたらカメラ趣味?の老人に話しかけられて記念撮影してもらう。
その間に場内アナウンスでBMCのロードバイクの盗難のアナウンスが流れて、背筋凍る思い。
レース会場でレース用バイク盗まれたら、ちょっと凹み方ひどいやろ?!ってオモタ。
泥棒って人間がいちばん弱るとこを突いてくるんやなぁっと、しみじみ思う。
お巡りさんがうろうろ巡回してた。犯人見つけたらぜひ射殺ヨロ。

その後、試走に。
前日と同じコースなのでボクは特に必要なかったけど、ブッチにいろいろポイントを話して。
ココとココが危ないってのと。
ここから登るから速度が急激に落ちるのと、蛇行も居るので注意ねーとか。
そういうのを話してからスタート地点へ。
キングコースですから、前で並びますが…この日はキング最後尾に並びましたよ。(笑)
もう二度と、前に出ようなんて思いませんから!
スタートまでの待ち時間に場内アナウンスをやってた女性タレントがボクに近づいてきて。
「Teamまんまさんですね!がんばってください!」と手を出してきて握手を求められる。
ボクも驚いたけど、取り敢えず「どうもありがとう」と応えて、手を握って握手する。
終わってから訊いたら「ちゃりん娘」とかいう女性タレントだったそうで。
周囲の選手から「タレントに握手を求められる?ってアンタいったいナニモノ?」って雰囲気の眼差し光線を浴びてさらに後方に下がろうと決意した。(冷汗)
言っとくけど50歳を過ぎたオサーンにアイドルはよくわからんぞ、キョンキョンしか知らん。

9時15分、スタート。
出だしは昨日よりゆっくり。
さすがに3時間だから慎重なのか?
マッサージのおかげで筋肉痛はひどくなく、スタート時は調子がいい、と感じた。
3周回までは難なく着いていけたし、この日は5周ぐらいまではプロトンに居た。
でも前日にも発生した腰痛が再発。
苦しい。
今までこんな感じの腰痛になったことがなかったのでどうすれば誤魔化せるのか?わからない。
走りながらうにうにと上半身を動かすんだけどちっとも良くならない。
そのうちに着いていけなくなり、ひっそりとプロトンから姿を消す。(恥)
あとは調度いい小集団を探すことに全力を尽くす、、、んだけど、、、なかなか良いのが見つからない。
ブッチを見つけて、発破をかけ、、、、抜き去る。
しばらくしたらまた前にブッチがいる…
さっき抜いたばかりやんけ?
また抜く。
しばらくしたらまたブッチだ。
(あいつ、、、何人おるねん?)
3人ぐらいブッチがコース上に走ってるようにオモタ。
(1周が3km弱というショートコース)

どんどん腰痛がひどくなってくるし、前傾姿勢も苦しくなるようになった。
マズイなー嫌だなーはよ終われへんかなー。
頭の中はマイナスばかり。
先頭集団に何回抜かれたんだろう?もうイヤやなー。
この登り坂、、、何回登ったんやろー?もう終われへんかなー。
Garminが無いので残り時間もよくわからないし。
1周ラップタイムもどれぐらいなのか?わからない。
ぜんぶ適当だ。
残り1時間ぐらいから気温が上がり始め。
一気にボトルの水が減り始め、、、水が危なくなった。
コース上もよろよろと斜行する選手が現れ始め、ぶつかりそうになった。
避けようとしてこっちも斜行したら有名な「リアル坂道くん」に「危ないぞ!」と怒られる。
いやいや、ボクのせいとちゃうねん…

適当にフォースの力を感じながら走る…
それでも適当は適当ながら、、、いい加減な検討をつけて走る。
(たぶん、あと5周ぐらいとちゃう?)
とかそういう感じで走ってた。
意外に何となく当たってたりもしたし。(笑)
最後の方は集中力もキレてたし。
ボトルの水も無くなって空っぽになってたんで。
無理しないように、ブッチと時折お喋りしながら流すように終了。
残りタイムギリギリでゴールラインを越えたので、余分に1周デキマシタ。(泣)
フラフラでゴールして、、、ブッチも無事を確認。
お疲れ様でした。
コースが短いので、、、かなり飽きる。(笑)
それとほぼ「強度練習会」の様相ですね、レベル差が大きいから。
強豪選手陣は層が厚いので簡単に崩せそうにないですから。
一般人はフラフラのボロボロになっていくだけ、、、のような感じです。
ですが!強度練習したいぞ!っていう奇特な御仁にはうってつけではないでしょうか?
抜かれても抜かれてもまた抜かれる、という3kmのコースでした。(笑)

帰宅してから知ったのが、そんな状況下でも1日目のリザルトでボクは7位でした。
2日目のリザルトはまだ発表されてない?ので知らないですけど。
2日目、、もうちょっと真面目に走れば良かったかなあ??と思ったり。
いやいや、、、上位陣はちょっとレベル違ったなぁ、、真面目に走ったからって追いつけるようなレベル差じゃなかったですわ。(*_*)

レース、というより「キツイ練習」だと思えば、なかなか良いのでは?と思えました!
来年も出るかな?!ヽ(^o^)丿



7月30日 追記:
最終リザルトが発表されてました。
総合7位でした。
なんとかシングルとれました、良かったです。