2016年9月26日月曜日

BRM922東京1000ええじゃないか伊勢

まず結論から。
「メカトラ」によりリタイア(DNF)しました、めんぼくない。😫
全走行記録は以下の通り
正直、ダメダメでした。
やはり1000kmオーバーは1年に1度で良いのでしょう。
先月1300km走って一ヶ月後に1000kmはキツかった。😫

まぁ、それぐらい考えてみればわかりそうなもんですが。
バカなボクにはわからなかったわけですね、はい。

9月21日

まず前日の午後から川崎市へ向かいまして。
予定通り早寝早起きできず。
遅寝遅起きで慌てて集合場所へ。
午後7時スタート組でした
大雨という最高のコンディションでした。😓
そつなく車検を終えて、ダラダラとたぶん最後尾でスタート。
Garminのセッティングでもたもたしてたから。

9月22日

「さんいん1300」と違い。
雨と信号でウンザリした。😫
雨はまあ仕方ないとして、信号の多さには参った。
(少し走って都市部を抜けたら減るのかな?)と期待してましたが。
いっこうに減らない。
止まってばかりでSPDを外すのがだんだん苦痛になるぐらい。
この辺でもう脚の指先に異変を感じてた。
(あれれ?痺れてる?)
雨で感覚がおかしいのかな?と思って走り続けた。

熱海の峠を越えたら、もう峠越えはとうぶん無いので延々と平坦路。
しかし信号だらけ。
熱海駅
上半身はレインジャケット来てるけど下半身はもう濡れ放題。
まだ9月だから走れたけど20℃以下の気温だとアウトだったろうなあ。
基本は「雨は濡らしちゃいけない」が鉄則だもんね。
レインジャケットの防水時間もせいぜい4~6時間で。
それからはジワジワと浸透してきますからね。
ただ、雨は豪雨になったり弱まったりで。
一定以上はひどくならなかったので助かりました。
黙々淡々と走るのみ。

300kmを越えるとさすがに疲労困憊。
足の指が痺れて痛くて踏めない。
両足とも。
夜になって御前崎まで来ても、景色は真っ暗でどこが御前崎だかわからない。
海の波の音だけは聞こえるんだが。
真っ暗闇だった。
取り敢えず駆け抜けた。
前を走る「めちゃ強い」ランドヌールの背中を黙って追いかけた。
雨は弱くなったり強くなったり。
浜松を越えたぐらいで両足とも感覚がなくなり、防水もキレて、浸水した。
全身ずぶ濡れ。
前を走る人が豊橋を過ぎたぐらいで「ここまで」と言ってホテルに入ってしまった。😫
岡崎まではまだ40kmある。
しかも峠越えらしい。
真っ暗闇で峠を越えていく。
雨で水煙がたち、それにライトが反射して、10m先しか見えない。
深夜0時。
ヤバイ、ヒトリじゃ心折れそうや。
と思ってたら前に二人のランドヌール発見。
助かった。
3人で峠越え。
ボクは岡崎で寝る、と伝えるとお二人は「未だ先を目指す」という。
すごい。
岡崎サンホテル到着。
370km
午前2時。
走り始めて17時間か。
想定内といえば想定内やけど。
キツイ。
豊橋(330km地点)でやめておくべきだった。
最低でも睡眠時間5時間は欲しい。
回復できないだろう。
シャワーを浴びて、充電池のセットして布団に潜り込んだら午前3時。
目覚ましは7時半にセット。残念ながら5時間は諦めた。

9月23日

起きた、7時半。
考えてみればまともに食事してないな。
ホテルの朝食会場で適当に喰う。
まともな食事?といえばそうかもしれないな。
喰ったら即スタート。
今日はホテルスタートで伊勢で折り返しまたこの岡崎サンホテルで宿泊予定。
名古屋市内を走ればまた信号地獄。
ぜんぜん進まない。
長良川を越えて、、三重県に入り。
知ったような道を走っていると。
ソレは突然、、、前触れ無く訪れた。

衝撃のラスト

ブチンッ
弾けた音がした。
三重県多度を走っているとき。
突然、音がした。
後輪だ。
ガクンと前輪が下がった。
(おかしい)
パンクか?
自転車から降りる。
パンクしてない。
後輪を回してみる。
ブレーキシューにカツカツと当たる。
ホイールがフレたか?
リアブレーキをリリースにしてみる。
カツカツ当たる箇所を越えると、ホイールがフレームに直接当たり、ギギッと音を立てて回らなくなった。
ダメだ、フレが大きすぎて、、回せない。😫
あれこれ考えて時間を喰うと帰れなくなる。
それがブルベのDNFだ。
自分でなんとか帰れるように、、、最大限の力を、、ココからは使わなくちゃいけない。
そう心を切り替えた。
一瞬、、最短でバイクショップを探して修理して再度走る、というプランも考えたけど。
動かせないバイクを担いでショップまで何時間?直してからルートに戻るの何時間?
そしてショップを見つけられる可能性何%?
この要素を掛け算したらとてもそんなギャンブルする勇気はなかった。
すぐに主催者にDNFをメールで連絡。
そういやスマホのバッテリもやばかったんだ、連絡できるうちにいろいろやっておかないと。
その次にFacebookにDNFを書いておく、そうすりゃ、行方不明になったと騒がれることもないだろう。
その後、バイクを分解して輪行バックに詰めて、、、もよりの公共交通機関を検索。
「多度駅」が近くにあった。歩いて20分ぐらいだった。
図らずも「自宅に一番近いと思われる場所でDNF」しました。(笑)
悔しさ半分、安堵半分な感じ
こみ上げてくるような挫折感のようなものを感じました。
ボクの生涯であんまり感じたことのないやつです。
ブルベでは何度目のDNFだろう?メカトラDNFって初めてかなぁ?
「仕方ない」と言えばそうですけど、もっと厳しいチューニングもあったでしょう、やはり失策ですね。
素直に悔しいです。

輪行で帰ると、、すぐ帰れました。(笑)
近いもん。😁
それからの三日間、、、、何の予定も入れてなかったので、、、退屈で死にそうでした…
そしていまリベンジに燃えています…🔥