2009年4月26日日曜日

Diary Of The Dead

最近は映画館で観たいと思っていたけど予定がとれずに見損ねたヤツはBlu-rayで買って観るようにしてます。
ところが自転車レースシーズンになると「買ったけど観る暇が無いよタスケテ」で未開封のまま、、なんてやつも少なくないんです。(T_T)
この「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」はそんな中でもBlu-ray発売と同時に購入して、早く観た作品です。
楽しみにしてたのと、発売後の最初に日曜日が暴風雨だったことも幸いでしたネッ!ハート

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どうやら私的に思うんですが。
本家のゾンビストーリーは既に「バイオハザード・シリーズ」が完全に主流?になっちゃってしまった感がありまして。
本来なら「ゾンビの生みの親」とも言える「ジョージ・A・ロメロ」監督のゾンビは「亜流?」のような発展を遂げているようです、おかしなもんだけど。

この「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」はそんなロメロ監督が「ランド・オブ・ザ・デッド」で切り開いた「新しいゾンビ感」の続編とも言える作品。
ゾンビ大好きなボクにとっては見逃せない作品なわけです。♪
前作の「ランド・オブ・ザ・デッド」でもそうでしたが、ロメロ監督はゾンビのストーリーにヒューマニティーとか、時代感とか、なんかそういう「高尚」な意味合いを含めることに挑戦しているようです。

そして今回の「ダイアリー・オブ・ザ・デッド」のキーワードは「ログ(記録)を取ること」。
21世紀になりインターネットの爆発的普及で、20世紀では考えられなかった「人類の全員が情報発信側になることができる」世界が訪れ、その中で死人が甦るという事象が発生したら?人間はどうなるのか?
これがこの映画の主なテーマ。
より、リアリティがあるテーマになってるわけです。

つい、こないだでもYouTUBEに高校生が同級生を虐めている様子を携帯電話で撮影した動画がアップされて問題になってましたよね。
あんな雰囲気で「うひ!死体が甦って歩き出しよ!どーする?」みたいなノリでゾンビの動画がアップロードされちゃう、っていう映画。

ロメロ監督は決して続編を創らない監督で、今回のダイアリー・オブ・ザ・デッドも前作の「ランド・オブ・ザ・デッド」と何もかぶらない、全く別の作品なんだけど。
脈々と息づく「ロメロ流」は同じだ。
その香りというかテイストは、ヒューマニティーとか社会性とか情報過多社会とか、いろいろ「問いかけ」みたいなことはするんだけど、決して、難しくしない、ってとこ。(笑)
ロメロ監督のは「高尚」な話題だけ投げかけるだけで、それに対して何の答えも解決策も提示しない。
つまり、「だからどう?」って感じで「しょせんゾンビ映画なんだから肩の力抜いて軽く観てよね!」っていう匂いが溢れてきます。ハート
これがステキなんです。
ロメロ監督作品を見続けないとわからないでしょうけど、ずっと観てきた人なら他のゾンビ映画との違いはすぐにわかるはずです。
まあ、もっというなら「ロメロさんって、ほんまにゾンビを愛してるんやね!」ってこと!♪

驚きはロメロ監督、70歳なんだよね。
70歳にして、映画の題材が「情報過多社会に対するアンチテーゼ」ですか。
すっごーーーい、としか言いようがない。

Blu-rayのなかの特典映像でのインタビューではその映画に対する「愛情」とゾンビに対する「愛情」を切々と語ってくれます。
とてもお元気そうで、あと5作品ぐらいは...いけそうな感じ。(^。^)

(今回は感想文にあえてストーリー内容を書かなかったよー)

宇宙人の解剖

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実話を基に創られた作品、、、ってことは「世紀の大ペテン師」ってことかっ?!(^g^)

確かに日本でも一時「宇宙人を解剖しているビデオがある」という話をボクも聞いたことがある。(1995年頃だそうです。)
日本だとUFO研究家の「矢追純一」さんがテレビに出演したときに鼻の穴をふくらませて「宇宙人がいる証拠なんですからっ!」と力説していたのを覚えております。

んで、これは本物か偽物か?大スポなんかでも掲載されていた記憶がありますな。


んで、これがその問題のビデオ。
そしてこのビデオを撮影した本人たちがこの映画作品に登場します。(笑)
作品の冒頭で「俺の名前をGoogleで検索してみろよ。」っていう台詞が印象的です。(^^)

実在の人物「サンティリ」と「ゲイリー」。
サンティリってのがくせ者で、元々、露天商で海賊版のDVDとか売ってたヤツ。
大阪だと日本橋で見かけるような商売だ。
ゲイリーはどちらかと言えば真面目なヤツで、サンティリにつきまとわれてる?金づるにされてる?そんな関係。
ある日、一発狙いのサンティリがアメリカに商品買い付けにいったときにひょんなことから「宇宙人を解剖しているビデオを買わないか?」と言われる。
金がないサンティリがマフィアのスポンサーを見つけ出してそのフィルムを購入したことから物語がこじれ始める。
映画は最初、シリアス?な感じで進んでいって、途中から完全に「コミカル」に変わります。(笑)
そう、この映画は徹底的に「パロディ」ですな!

やっとの思いで購入したフィルムは密封されていた缶から取り出したことであっという間に腐食が進み、再生不能に。
おいおい、こんなフィルムを持っていたらマフィアに殺されちゃうよ!ってことで。
考えたあげく、サンティリとゲイリーはフィルムを「自作自演」することにした。
こうして命がけで創られた「偽の宇宙人解剖フィルム」が上記に貼った白黒のフィルム。(笑)
あの解剖している作業員はサンティリとゲイリーだ。(笑)

この「自作自演」のフィルムをマフィアに見せると、しっかり本物と信じ込んでくれて命拾いするサンティリとゲイリー。
調子に乗って、ビデオ屋に集まる人間を集めて試写会をやったら「これはすごい!」と大騒ぎに。
そのままこのビデオの評判が口コミで広まり、ついには世界中から買い付けに。
「こりゃ、いっきに大金持ちになるチャンスだ」と息巻くサンティリとゲイリー。
入札式にしてフィルムを高値で売ることに成功。
あっという間に「大金持ち」になってしまう。
と、同時に様々な事件に巻き込まれる、ふたり。

しかし、サンティリは自信があった。
「だってあのフィルムは偽物じゃない、ボクが観た本物のフィルムのレプリカだもの」という謎。
本当に宇宙人の解剖フィルムは存在したのか?
徐々に嘘のメッキが剥がれ始めることで、窮地に立たされるようになる二人。
そこに、腐敗して再生できなくなったフィルムの復元が届く、、何が映っているのか?

ハリウッド映画ではないので派手なSFXなんかちっともナッシング。
だけど、ちゃんとSF映画?してるのです。(笑)
映画にはちゃんとした俳優が出てるのですが。
映画のエンドロールでは実際のサンティリとゲイリーがちゃんと顔を出してます。
偽物のフィルムで世界中を大騒ぎさせたのに、ぼかしも入ってません。(笑)
大騒ぎから10年経過してるから、まあ時効ってことなんだろうね。
作品中にも「日本からもこのフィルムを買い付けにきてるぜ」っていう台詞があったから、あれが矢追純一のテレビ番組からの買い付けだったのでしょう。☆

いっぱいの嘘は、あんまり憎まれないんだねぇ。
人の気持ちを傷つけない嘘なら、ここまで「めいっぱいの嘘」を演じたら気持ちいいもんでしょう、きっとね。(笑)
エンドロールは最後まで観ましょう。(◎-◎)