2008年8月23日土曜日

ギフト

ギフト
ギフトビリー・ボブ・ソーントン トム・エッパーソン

おすすめ平均
stars☆スパイダーマンのサム・ライミ監督作品☆

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「神様からの授かり物」という意味?の「ギフト」。
ボクにしては珍しく映画館で観たんじゃないのに字幕で観た。
(通常、ボクは英語力がゼロなのでテレビやDVDで観るときは吹き替え版を観る情けないヤツだ。

(多少ネタバレ書くので観てない人で観るつもりの人は続きを読まないように。)
まず最初に書くのが主人公の持つ不思議な能力のこと。
映画では「サイキック」と言われてましたね。
霊感?予知能力?のようなものがある女性がヒロイン。
監督はスパイダーマンを撮ったサム・ライミ。

驚きの配役に悪役?でマトリックスでヒーロー(救世主)を演じ、女性に大人気になったキアヌ・リーヴスが女性の敵のような「悪オトコ」の役で出てます。(--;)

全体的な雰囲気は「ツイン・ピークス」に似た風味もあります。
でもどんでん返しが無いので犯人は想像通りのヤツです。(笑)
ツイン・ピークスならほぼ全員が犯人の可能性あり!になるのですが...
そこまでややこしくなかったです、割と想定内の人が犯人です。
ケイト(アニー役)の超能力について掘り下げられることもありません。
能力を持っています、というだけで、いつから?どんなことができるのか?などなど。
あまり詳しく描かれません。
じゃ、どんなことを描いているの?と言えば。
ただひたすら「恐怖」を描き続けています。
能力があるおかげで酷い目に遭う主人公。
でもその能力で殺された女性の死体を発見することができる。
村の人からは「魔女」と呼ばれたり中傷されたりする羽目に。

最期は精神的に病んでいた常連の相談者バディ(父親を殺して病院にいれられた)に助けられる。
彼からもらった「ハンカチ」が印象的だった。
ひょっとしたら「ギフト」(贈り物)は、バディのこのハンカチのこと?だったんじゃなかったのか?とも思ったぐらい。
この最期の数分のシーンがこの映画の一番の盛り上がりですね。
コレが無くて終わってたら単なる怖いだけの駄作だったな。
バディは霊になってアニーを助けた、ってわけだけど。
現実にハンカチが残されて、「あら不思議?」な感傷だけ残してくれた、それはそれで良いエンディングでした。
前半は要らんなぁ。(笑)
55点ぐらいかな?
夏場に観るにはいいでしょう!

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