2011年9月6日火曜日

トウモロコシ畑の子供達

あの「ステーブン・キング」氏の短編小説からの映画化。
しかもリメイク版だそうです。
オリジナルは観てませんので、、マニアには幻らしいですが。

ステーブン・キングのストーリーは、、だいたいどれも「凄まじい」んですが。
エンディングに特徴があり、なんかもう、、これちっとも解決してないやん!(>_<) で終わるヤツとか。
主人公、死んじゃうやん!とか。
え?ここで終わっちゃうの?!とか。
もう鑑賞後にひたすら余韻を残すヤツが多いんですよね。
(でも大好きです。)

このトウモロコシ畑は…
どんな話かというと。
アメリカの田舎町、、ネブラスカ州のガトリンっていう街に新婚旅行で男女が迷い込んでくる、っていうわかりやすい直球勝負のストーリー。

車中で口論となる新婚さん。
「あんたとなんか結婚するんじゃなかった!」
「帰ったら弁護士と相談だ!」
ということで、、成田離婚ならぬ車中離婚確定?で喧嘩ドライブしていると。
トウモロコシ畑から一人の子供が飛び出してきて、その子供を轢き殺してしまう。
驚いた夫婦は喧嘩中断。(笑)
子供の死体を調べてみるとクルマに轢かれる前に首を切られた傷跡があることを発見。
不審に思った旦那は死体をクルマに積んで最寄りの街「ガトリン」を目指す。
ガトリンの街に到着してみると街中がもぬけのから。
誰もいない…
カレンダーや看板なんかを調べてみると、もう何年も前から誰もいないようだ…
嫁さんのほうはかなり神経的に参ってきて、この街から早く逃げ出そう、と言うけど、旦那のほうは、何かがおかしい、と街を調べはじめる。
この夫婦は、、旦那がクルマから降り、嫁さんが車内に残った時点で「ジ・エンド」。(>_<)
このガトリンという街は、もう10年以上前から「子供が支配」する街だったのでーす!
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
子供達が街の大人達をすべて殺してしまって。
子供達の中に宗教的指導者が生まれ、トウモロコシの精霊?みたいなのから「神のお告げ」をもらって独自の文化で生活していたわけです。(汗)
「神のお告げ」は定番通り、この「侵入者のよそ者」を殺して生け贄にせよ!って言うわけです。
狂信的暴徒と化した子供達は怖いでーっ!

と、、、そんな映画です。
光る眼」とかに似てます。

エンディングはとても「やるせなく」「喪失感」いっぱいです。
まあ、いつものステーブン・キングですね、これ。
謎がイッパイのまま、終わっちゃいます。(笑)
ミスト」にも通じる感じですね。

ただ、本作品に限って言えば。
見る限りに低予算。(汗)
もっと言えば「テレビドラマ風」なカット割り。
ちょっとチープでした、残念。
また最終的に旦那がトウモロコシ畑から脱出して「何に驚いて」「誰に殺された」のかは描写されておらず。
曖昧模糊とした「トウモロコシ畑の精霊?」のまま終了。
子供達の宗教的指導者の子供に「このカカシ野郎!」と罵られて終わっちゃうっていうのはあまりにもショッキング~。
あ、子供達のセックスシーンも、、ショッキング~。(>_<)
ってことでR-15指定はもちろん、グロいの苦手!ってヒトも敬遠したほうがいいかな?後半は。

チルドレン・オブ・ザ・コーン [DVD]
スティーブン・キング
B00005TOP2これはオリジナルのほう。

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