2011年5月30日月曜日

アジャストメント

最近よく「マット・デイモン」主演の映画を観ますな。
別に特別好きというわけではないですけど。
(ボクは俳優を選んで映画を選ぶことはあまりない。)
列挙すると

今回も
事前に何の情報も仕入れずに映画館に突入。
まあSF映画なんでしょ?ってなぐらいで観てみました。(^^)
簡単なストーリー

現代のNYに住むヤングエリートのデヴィッド・ノリス(マット・デイモン)。
政治家さんで下院議員から上院議員選挙に出馬。
惜しくもスキャンダルで落選。
その敗北宣言の直前にトイレで出会った女性エリース(エミリー・ブラント)に一目惚れで恋に墜ちる。

そしたら!
なんか得体の知れないスーツ姿のオサーン達が登場。
「調整局」と名乗る。
そのオサーンが「エリースには今後近づくな」と命令してくるわけだ。
ノリスはそれでもしつこくエリースを探し回り、なんと3年の年月をかけてエリースと再会を果たす。
ノリスは自分の思いを打ち明けるとなんとエリースもノリスに一目惚れだと告白する。
有頂天になるノリス。
ところがそこにまた「調整局」のこんどは「偉いさん」がやってきて。
「エリースに近づくな。エリースはキミではない男性と結婚したほうがエリース自身もバレエで成功し幸せになる。キミ(ノリス)と結婚してもバレエの子供教室の先生どまりだ。」と釘をさす。
このことにショックを受けたノリスはエリースを諦めようと努力するも…
やはりエリースが忘れられない…
「あかん!やっぱりエリースのことが好きやねん!」とノリスは挙式寸前のエリースを連れ出す…
こういうわけで…

これ「ラブ・ストーリー」やんか…
しかも使い古された「挙式間近の花嫁を奪って逃げる恋の逃避行」ってやつ…
はぁ…
がっくり…
こんなんじゃなくてー
もっと、こうすごいシチュエーションを想像してたのに…

なんで、人々の記憶を自由に操れて、未来もぜんぶわかる能力をもつ「調整局」の局員が「オサーンの恋の邪魔」なんかするんだ?(笑)
なんとも能力を無駄にした宝の持ち腐れじゃないか?
これじゃ、まるで「時を自由に操れるスタンド」をもつスタンド使いが、そのスタンドを使って女湯を覗こう、としてるぐらい「モッタイナイ!」話である。
この映画はそんな「モッタイナイ!」を散りばめた作品。

しかも作品中には映画「マトリックス」のキーメーカーが使ったような「どこでもドア」が登場してくるんですが。
これもノリスは「恋人エリースと逃げるためだけ」に使ってまして。
なんともモッタイナイ!わけです。
カリブ海とかに遊びにいけばいいやんか、とはノリスは考えないわけですね。
さすが未来の大統領だ、真面目か!(>_<)

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