先日、安値でDVDを購入できたので2度目、観ました。

何度観ても衝撃的な作品ですね。
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最近、DVDが再販されたようですがすごい高値になってましたなぁ。
なんて強気なんだ?
冬のシカゴが舞台。
マスコミに注目される野心家の弁護士マーティンが主人公。(リチャード・ギア)
そして、そこにいかにもマスコミ受けしそうな事件が発生。
この事件を弁護すればますます有名になれる!と思ったマーティンは無料で弁護をすることを引き受ける。
逮捕された犯人は19歳のアーロン。
マーティンは裁判に勝つためにアーロンを徹底的に指導する。
「何も喋るな。」
「オドオドしてろ。」
陪審員にさえウケをよくしておけば...裁判はプロとプロの戦いだ!
これから日本が陪審員制になっていくわけだから、いまこの作品を観ることは凄く意義があるぞ。
殺された「大司教」は街の名士だ。
アーロンは路頭でウロウロしてた「ホームレス・チルドレン」。
アーロンは「ボクは殺人なんかやってない。」と言い切る。
しかし、アーロン以外に犯人がいるとは考えにくい状況だ。
それでもマーティンはアーロンを信じようとする。
いや、アーロンが犯人であろうがなかろうがどっちでも良かったのかもしれないぞ、マーティンには。
彼は「この裁判で無罪を勝ち取る。」ということにのみ執着していたようだ。
しかし、それらは「最初の間」だけ。
大司教には隠された裏の顔があった。
そしてアーロンにも隠された(文字通りの)「裏の顔」があったっ!
映画は2時間超という長い作品だけど、長さを感じさせません。
「がっぷり」見入ってしまいます。
アーロン役のエドワード・ノートンが名演技ですね。

(ノートンはレッド・ドラゴン
の主役ですな。)
とにかくこの作品は最後の最後に「大どんでん返し」があるわけで。
それがネタバレしちゃうとおもしろさ半減しちゃうんで書きませんけど。
いろいろな「大どんでん返し」系の映画を観てきましたが。
この真実の行方が一番見終わったあと「えー」って感じの虚しいショックを受ける作品。
これはなかなかの虚脱感ですぜ。
2回か3回ぐらい観るとその虚脱感が癖になって気持ちよくなる(かも?!)よ!