ロードレーサーの夏の終わりは「シマノ鈴鹿」。
暑いね!自転車ブームは。
去年のボクは鈴鹿では奮わず。
苦い思い出をつくってしまったのですが。
今年こそ!と思ってたんですけど、、6月末から、、正直、調子はあまり良くなく。
7月から仕事の関係で練習量も減り。
チョーピンチ。
そこで考えたのが。
去年までのように鈴鹿では「手当たり次第にエントリー」しない!ことにして。
「1日、ワンレース」に集中することにした。
そして今年エントリーしたのは
- 1日目 オープンⅠ
- 1日目 2時間エンデューロ(オープン) 3人チーム
- 2日目 オープンⅡ
という3レース。
ソロ・レースは2レースのみ。
という集中したものにした。
去年は色々走って結局どれもパッとしなかったし、疲ればかりたまってどうしようもなかったからなぁ。
1日目。
まず午前5時起床。
おとうとのクルマを借りて鈴鹿へ。
(免許があるからね!)
鈴鹿サーキット到着。
ほどなくチームのメンバーと合流。
(場所取りしてくださった方に感謝。)
まずは10時半のオープンⅠに気持ちを集中させることに。
8時半ぐらいからコンペックスを使って脹ら脛、大腿筋に「おい、起きろよ」指令を発令。
筋肉プルプルさせること1時間。
高精度EMSトレーニング機器 Compex energy(コンペックスエナジー) 701200
こういうのもこれまで電車でレース会場に向かってたので重いから持っていかなかったんだけど。
クルマになってからはコンペックスも持っていくように。
こいつのおかげでかなりウォーミングアップは早くなった、助かる。
次は9時過ぎから3本ローラーでアップ。
ミノウラ アクションマグローラー 3本ローラートレーナー(ノーマルサイズ) シルバーなんだかんだ言っても3本を回すのが一番な気がするんですよ、やっぱり。
っていうか回せないヒトはレースに出るべきじゃないような...
(黙々とウォーミングアップするボク photo by @Manma3)
ケイデンス70回転ぐらいで黙々回して。
後半の30分間は120回転させたり70回転にしたりとレースを意識してインターバルで回して。
心拍数の上下運動がシンクロしてるかどうか?気にしたりしなかったり。
してるうちに集合時間に。
Teamまんまからは同じレースに4人ぐらい?出てたのかな?
なんかレース前には色々話してたんだけど。
集合後の再整列でバラバラになっちゃってわからなくなった。
がんじーくんとキャプテンと同じだったか。
あれ?みんなどこだろう?
すげーいっぱいだなー200人ぐらいかいな?
なんかスターターのオサーンが叫んでる、うるさいなぁ、何度も同じこと言うなよ、、とか思ってたら...
「スタート!」
うぉぉぉぉぉっっ!
まず集団左側から、、できるだけ前へ位置取り合戦に参加。
弾いたり弾かれたりして、少しでも前へ。
すぐシケインがあるから、ここでの落車の回避のため少しでも前へ。
暑い!コース上は40度ぐらいあるの?!
シケインを登り始めたらさっそく上からバラバラと登れない連中が落ちてくる。
「どけどけどけ!」っと抜いていく。
シケイン抜けたら緩やかな下りの直線。
ここで超加速。
ギヤは2枚落として踏み込む。
ここでは集団後方で動きを睨みながら、いつでも逃げられる車間距離で。
(まだ集団の人数が多い)と感じてた。
もうちょい絞れてからでないと怖くて中で走れない。
下りが終わり、登り区間に入ると、一気にバラバラと落ちてくる。
想像通り、ここまでしか走れない連中が3割ぐらい混ざってた。
(ここで集団の中程まであがろうっと)
瓦解していくプロトン。
切れ目を見てアウトから冷静に上がっていく、ボク。
おお、オトナの走りだ。(笑)
自分で自分に感心する。
プロトンに入ると相変わらずの罵声合戦だ。(笑)
「まっすぐ走れ!」
「くるな!」
「下がれ!邪魔だ!」
まあ、だいたいこの罵声でまた10名ぐらいプロトンから落ちていく。(笑)
1周目が終わって2周目に差し掛かる頃には集団形成完了。
落ち着きだした、プロトン。
ボクはと言えば(どの辺から前方へ出るのか?)そのタイミングを見計らっていた。
2周目も終わり、3周目にかかる頃、先頭がペースアップ。
(ひええっ!まだ速くなるの?)と焦る。
歯を食いしばってしがみつく。
1度目は千切れずに回避。
しかし、2度目のベースアップが来た。
(またですかい!?)
と今度は遠く前方を見る余裕もなく、すぐ前の選手のケツばかり凝視して離されないようにしがみつく。
千切られずにすんだ...
(た、たすかった...)
と思いきや!!
ボクが見ていたケツの選手から前に選手がいない。
(中切れしてるやんか!)
あちゃー集団が分裂されとるー
タスケテー
追いかける。
追いかけていく途中、何人か抜いた。
周回遅れの人も居たのでよくわからん。
ボクの後ろからも中切れに気づいて追い上げてくる。
誰かのスリップストリームに乗り込んで前を目指す。
あいたた、集団はもう最終スプリントに入ってる。
ちくしょー!こっちもなんとかいくぞー!とスプリント開始。
ひとり、刺した。
いける、抜き去った、、、と思ったら右横から刺された。
(いつのまに後ろにいたんだ?)
と考えてる間にゴールライン。
---------- 終了 -----------
しんどかったー
ああ、でも楽しいレースだった。
最後までアドレナリン出しまくり!
これがキモチイイ。
ゴール後、、名物の「シャワー」浴びてクールダウン。
うーん。キモチイイ。
チームメイトに「おつかれさん」と声をかけて貰って、まだ残る興奮状態のままレースの感想をチームメイトに口早に喋るボク。
喋りながら(ああ、興奮してるなー)と自分で感じながら...
徐々に気持ちも収まってきて。
心拍数も元通りになる頃には。
猛烈に腹が減ってきて。(笑)
がんじーくんとピットで並んでパンを食べた。
チームのみんなとダラダラして、リザルトを観に行ったら無念の51位。(笑)
50位以上だったらリザルト用紙の1枚目に名前を連ねることが出来たのにっ!惜しいっ!
あの最後に右横から刺されたのが命取りにっ!
とか言ってたら。
あっという間に、シマノ鈴鹿名物「みんなで走れば怖くない」な「2時間エンデューロ」に。
いったい何人走るんやろ?ぐらいな大勢がコース上に出てきてスタンバイ。
ボクはサカリキ・リーダーから「先頭走者」を仰せつかり。
一番、危険度の高い「ぐちゃぐちゃ団子状態シケイン」を走ることに。(笑)
まあ、例年、ソロでこの2時間は走ってるので、団子はわかってるから。
シロートさんはとにかくインコースに固まってくれるので、外側いけば誰もいなかったりするんだよね。(笑)
号砲とともに飛び出してまあまあのスタートだったんだけど。
さすがに大渋滞に巻き込まれ速度は出せず。
最初のお役目は2周回だったのですが。
渋滞には勝てず20分ぐらいかかってしまいました。
めんぼくない。
サカリキ・リーダーのほうから「記録に拘らずエンジョイ」と言われていて助かった。
でも内心、、20分は無いわな、と猛省し。
2回目のバトンが回ってきて、猛チャージ。
この頃には渋滞も緩和されごぼう抜き状態に。
2走目はMoving Timeで17分39秒。(2周回)
2分以上短縮できた。
ああ、よかった。
Finalもサカリキ・リーダーが走ることになりお膳立てもばっちり。
そして栄えあるチーム内No.1になれたし。
公式記録でも14位に入れました。
わいわいと大騒ぎしてる間に1日目が終わりました。
帰り道になにわ文化サポーター倶楽部チームの面々とも会えたし。
皆さん、エンジョイできて怪我もなく終われて良かった。
ボクもホテルに戻って、近くの居酒屋でひとり祝杯をあげて寝たのでした...
(2日目に続く)