なぜ「戦国」なのか?
深く考えずに参加したんですが。
どうやら自転車を馬に見立て、高取城という城を目指してヒルクライムしていく、、という騎馬をイメージしたもの?のようでした。
決して紅白に別れて攻め合う?そんなヒルクライムレースではありません。
(そうならそれはそれで面白いかも。)
当初から「前日に橿原入りして泊まって参戦」って決めていたので。
自走で橿原神宮目指して出発。
高取山戦国ヒルクライム(往路) at EveryTrail
Map created by EveryTrail:GPS Geotagging
レース前に懸案だった「ホイール」と「チェーン」を交換。(換装)
ホイールはイーストンのEC90に。
完全ヒルクライム仕様に。
車重は7.12kgになった。
クランクはFSAから元のシマノに戻した。
少し前からどうにも変速性能が気に入らなくなったので>FSA
ずっと使ってきてギア歯がかなりすり減ってるしなぁ、そろそろ寿命なのかなーと思って交換。
それとボトムブラケットも交換。
7900シリーズのBBをつけてみた、良い感じだ。
全体的に変速性能は格段に良くなった。
多分に新品のチェーンのせいだとおもうけど。
やはりシマノで固める方が変速は良い感じになるよね。
今まで重量のことばかり見てたけど、結局、変速でイライラすることになるなら100gぐらいの差ならシマノがいいや、と思った。
7900にすれば重量差なんて無いに等しいし。
ってことで67kmほど走って(山岳地帯だったのでしんどかった。)。
宇陀市に入って夕立にやられ。
濡れ鼠になった。
ホテルに入ってからはすることがないので、バイクを弄って、疲れたらバタンキューと寝ちゃった。
朝、5時に目が覚めると。
「土砂降り...」
(こりゃ、あかんなぁ...)
と諦めつつ、身支度を調え、会場へ。
会場到着前に3名のライダーと出会い、目で挨拶すると、もう何も言わなくても通じ合える...
(この天気、最悪ですね。)という無言のシンパシー。(笑)
会場では荷物を預かってくれない、と断られてしまったので。
チェーンキーでリュックを縛り付けて柱に固定しておいた。
自走で参加する人のためにも是非、荷物預かりをお願いしたいなぁ。
でもまあ90%はクルマでの来場のようでしたが...
開会式の会場からスタート地点まで移動して。
寒い中、小雨も降ってて、もう「凍えてどうしようもないよー」状態でスタートを待ちました。
ゼッケン番号順に10人ずつの出走。
同じ組の人に「寒そうやね」と言われましたが。
ボクは人一倍「寒がり」なので、雨に降られて風に吹きさらされたら、もうアキマヘン。
心拍数がガンガン下がり、Edge705の「心拍アラート」で設定してある「最低心拍数」を下回り「BeepBeep」とアラートが鳴り始める。
(こんなんでいきなり150~160まで心拍数あげたらどうなるんやろ?)とか。
筋肉が固くなってきてたので転けるんちゃうか?とか。
相変わらずレース前は極端に「ナーバス」になるボク。
あんまり話しかけられてもお答えすることができませんでした、みなさんスミマセン。
(写真はshinさんのブログから拝借しました、ボクは雨だったので撮影できませんでした。)
レースは当初の予定通りスタート。
10人の中では5番目?ぐらいにスタートをきれた。
すぐにピッチをあげて3番目についた。
コースは事前に調べていた限りでは途中まで大した勾配が無く、速度が出せそうだったので。
飛び出したライダーの後ろにつけて加速。
10人中、ボクを入れて3人が飛び出した形で緩やかなところは終了。
ここから山岳地へ。
山に入ってしばらくして、ふと考えると。
通行止めしてくれているんだから、道路幅めいっぱい使っていいのに、普段の習慣で3人ともきちんと左一列で走ってることに気がつき、笑ってしまった。
んでボクが「通行止めなんだから、道路幅いっぱい使いますね。」と言うと。
ボクの前の人も「あ、そういやそうですね。習慣とは言え、悲しいですなー」と笑ってました。
高取山戦国ヒルクライム at EveryTrail
Map created by EveryTrail:GPS Geotagging
想像通り、前を行く2名は、当初のダッシュが祟ったのか、登りはじめるとペースダウン。
そこを見逃さず、するするっと、右へ道路幅いっぱいに広がって、気づかれないように、前へ。
(近くから抜くと、追いすがれそうだったから。)
急なヘアピンカーブでアウトからいっきに二人を抜き去って、先頭へ。
そこからは、アタックさせずに押さえ込んでペースアップ。
と思いきや。
もう後方からの組で「超速い」ライダーたちにぶっちぎりにされました。(汗)
ゼッケンみるとボクより2分あとから出た人なのに。
(ひえー、もう2分差をつめられたかー)
でもまあ、超人とは「決して戦わない」と決めていたので追わずに、じっくりとペースを維持。
7kmちょっとのタイムトライアルだったので、あっという間に「残り50m!」のかけ声が!!
その少し前に、最初に抜いた2人のうち1人に下り坂で抜き返されていたので。
(ちくしょー雨の下り坂で抜きやがって!抜き返すっ!)
とスプリント開始!!
「がはーっ!がはーっ!」とこの地点での呼吸音はこんな感じだった。
ゴール30m手前でまた抜き返し、リベンジ完了。
おまけにゴール手前3mでさらにひとりを射程内に入れて、再度スプリント!
前を行くライダーは気が弛んだのかスプリントを止めてしまったっ!
そこで思わずボクは大声で「いただきっ!」と叫んでしまった。(笑)
前を行くライダーはボクに気づき再度腰を上げてスプリント開始!
しかしっ!
一度、速度ダウンしてしまったバイクが再度加速する頃にはボクはゴールイン!!
おもしろかったっ!興奮したスプリント勝負ができたっ!
まあ、ちょっと卑怯かな?とも思ったので。(ぜんぜんルール違反ではないけど。)
ゴールしてから抜いた人に「すんませんでした。」と言うと。
「いやー面白かったです。」と言ってもらえました。
やっぱりローカルなレースは楽しいなー。
脚力も似たような感じの人が多いし。
(超速も超初心者も少ないのです)
雨だったのでカメラは使いませんでしたので写真がありません。
参加費3000円でお気軽参加だし、そこそこのレベルの人たちが集まっているので楽しいです。
雨でなかったら、どんなに気持ちよかったことでしょうねー。
来年も出ようと思ったレースでした、楽しかった。
あ、肝心のレース結果なんですが。
あまりにも寒かったし。
レースが終わって下山したのが10時半で、表彰式が12時って教えられて、さすがにそんなに待てんなぁ、と思って結果を聞かず輪行で帰っちゃいました。
(まあ、28分ぐらいだったので、真ん中ぐらいかなー?って思ってます。)
優勝は22分台だったそうです!
追記:
リザルトが発表されておりました。(28:33)
総合で53位(112人中)
クラス別18位(42人中)
だいたい予想どおりだっ!(笑)
追記:6月25日
レース中の写真を入手。
スタートの瞬間と、疾走中ね。
Created with Admarket's flickrSLiDR.