2009年5月25日月曜日

天使と悪魔

すごいプロモーションやってましたね「天使と悪魔」。
前作のダヴィンチ・コードも観てますので観たいと思っていたんですが。
封切り日には観に行けず、やっと自分の誕生日に観に行くことが出来ました。(^^)

物語の舞台は今度はローマ。(前作はパリから始まる。)
ヴァチカンでローマ法王が亡くなり、10億人のキリスト教徒の次の「トップ」新しい法王を決める「コンクラーベ」が始まる、、、という宗教的な開幕、、、と、、それと同時に「科学」のトップ、、ボクにはちょっと難しすぎてよくわからなかったけど、たぶん素粒子研究?なんでしょうかね、その研究所で「ある」研究が成功するという「未来派」な開幕の2通りのオープニングから始まります。

物語はこの「2つの両極」が最後までヒント。

そういえば10年ほど前にボクも「やたら小難しい本を読んで偉そうにする」というマイブームに浸っていた時期があり。(笑)
その頃に、ある大学の数学教授と議論したのが「科学者は、哲学や宗教を勉強し、理解した上でないと科学なんて研究しちゃダメよね。」っていう話。
つまりその教授曰く、「しっかりとした倫理や哲学を学んでいれば科学者は原爆や水爆なんてつくらなかった。」っていうわけね。
たしかに宗教とは神の存在を信じ、命は神が創り出す、というわけだが。
科学なんていうのはその対局にあって、「命だって創っちゃうよ」みたいな感じなわけだ。

そこにヴァチカンの敵「イルミナティ」とかいう科学者たちの秘密結社?みたいなのの存在とか。
(といっても400年前の結社だぞ。)
法王が死んだ今がチャンス!とばかりに色々なことが起こる。

まあ、いまやってる映画なのであんまりストーリー書けないな。(^g^)

トム・ハンクスは前回に引き続き、「がんがん」謎を解いていきます。(笑)
もう、すごいスピードで。
だいたい「い、いや、、まてよ。この暗号を解く鍵は...」と言い出してから3分以内にぜんぶ謎を解いちゃいますね。(笑)
めっちゃはやっ!?
警察とかぜんぜん役に立ってないし。
トム・ハンクスだけで事件は解決しちゃうような、、、そんな勢いです。
ストーリーはちゃんと「どんでん返し」が用意されており。
その返し方はトムが見つけるんですが、ヒントとか暗号とかで見つけるんではなく、あくまで偶然に発見しちゃう、ってのが残念な脚本でしたなぁ。
あんまり知識や知恵って関係なかったやん...

今回の作品はバーチャル・ローマ観光にも非常に良いでしょう。ハート
前回のバーチャル・フランス(パリ)観光に続いて、素晴らしい映像です。
2作品ともああいう教会とか美術品、芸術品を「美しく撮る」ということに関してかなり神経を使っているように思います。
パリもローマも行ったことがありますが、もう何年も前のこと。
さっぱり覚えてないんですが、それでもこの映画を観ると「きれいだなー」「また行ってみたいなー」って思いましたね。
そういう「旅行好き」な人が観ても楽しめるね。

追記:前作「ダヴィンチ・コード」を観てなくても全然問題ありません。
ダヴィンチ・コードの続編ではないからです。
ストーリーに繋がりはないです。

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