2009年5月23日土曜日

消されたヘッドライン

ラッセル・クロウ主演でして。
グラディエーターのときと違って小汚くてメタボな感じの新聞記者。

物語のきっかけは「麻薬絡み」と思われた殺人事件。
警察は麻薬取引がこじれて殺されたんだと思っていた。
カル(ラッセル・クロウ)も、最初はこの事件にさほど興味を持たなかった。
ところが、この事件と別の事件が、変なところで「繋がり」を見せ始める。
ほほう、そうかそうか、この事件は単なる殺人事件ではないんだね、と感づいたカル。
同僚のデラと事件の真相を探り始める。
時には警察より深く。
警察より危険なところまで。
警察より大胆に。
そして命まで狙われ始める...
http://img.movies.yahoo.co.jp/pict/uploader/12/e2/333436view003.jpg
と、ここまでしか内容には触れませんが。
「どんでん返し」も用意されております。
ですが、個人的にはあんまり好きな「返し方」じゃないので、イマイチ。
むしろどんでん返しされるまでのほうが良い感じだったですね。
無理に「ひっくりがえそう」とした感が...やってもうたかって思った。
ボクが好きな「返し方」は点と点が色々作品の中に散りばめられていてそれが線で結ばれるときに「ほう!」と膝を叩くような「どんでん返し」を期待するんですが。
最後の最後に、それまでのストーリーを台無しにするような「どんでん返し」じゃ、なかなか納得できないなー、そこまでが良い作品だと思っていただけに。
ラッセル・クロウの演技だけは素晴らしいですね。
台詞のみだけでなく、表情や、間の取り方で、感情を表現出来ていました、素晴らしい。
「死の商人」なんていう使い古されたシチュエーションを使ったのも残念。
せっかく、現代的なシーンがいくつもあるのに。(携帯電話を駆使したりPCやネットを使ったりとか)
いまさら「武器商人」や「傭兵」なんて古くさすぎない?

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