2009年5月11日月曜日

石見グランフォンド2009

走り終えました。(^。^)


まだ写真データとかアップできてないんですが。

(アップしました。(^^)

とりあえずGarminは転送できた。


 


 

まず、毎年お世話になってる「スカイホテル大田」さんに前日から泊まり込み!
今年はワンディになってしまった石見グランフォンドだけど。
コースメイキングが「200km」となり最初に難関の三瓶山ヒルクライムがあるコースになって、難易度アップしたそう。
なんか気合い入るなぁ。
200km、180km、140kmとそれぞれメイクされてましたが、こちとらはなから「200」しか見てないし。(笑)
足きり時間制限もまったく見てませんでしたし。(笑)
つまり最初っから「完走は当たり前やん」ってな自信家でしたね。
それが後に反省することになる。...


まず、午前4時半起床!
起きてすぐにバイクのセッティング。
5時半に朝食。(軽めに)


6時にホテルをチェックアウト。
スタート会場へ。
毎年見るライダーたちと挨拶。
主催者のhakthaktさんとも握手。(今年もお世話になります。)


いつものようにスタート直前は妙にナーバスになるボク。
ひとりで塞ぎこむ。
愛想悪くてスンマセン、いつもそうなんです。


スタートして大田市内を抜けるまではひっそり走ってました。
市内走行を終えると、徐々に上げていきました。
そしたら、すぐに三瓶山へ。
(うへーもうヒルクライムかーまだ足が動かんなー)
と思いつつ、10%超を黙々と登る。
例年だとこの登りはさんざん疲れてから登るので「酷い坂」っていうイメージしかなかったんですが。
フレッシュなときに登ってみると「景色が奇麗」とか「あら、そうでもないのね。」とか違った印象。
いい加減なもんだ、人間のイメージって。(笑)
でもこの三瓶山クライムでこの日最高心拍数175をマークしたみたい。
やっぱきついんだね。
石見グランフォンド2009 at EveryTrail

Map created by EveryTrail:GPS Geotagging
そしてCP1へ。
チェックポイントでスタンプ押してもらいサインをしてトイレいったらすぐスタート。
まだ全然大丈夫。
先を急げ。

このCP1からCP2までの区間はほぼ平たんコースで速度を出せた。
かなり良い雰囲気のプロトンに潜り込むことに成功。
ここでぐんぐん加速。
先頭交代しつつ、ぐんぐん回して巡航速度35km以上でCP2まで走れました。(^。^)
この辺は経験がモノをいうなぁ、と自画自賛(笑)。
いかに自分の脚力にあったプロトンを探し、勝手に潜り込むか、これは非常に重要ですね。(._.)


CP2からCP3は一転してほぼ単独走行に。
(辛いなー速度でーへんなー)と耐えながら走りましたが。
すぐに山岳地帯に入り、もはやプロトンがあっても速度は出ない状態に。(泣)
2つめの峠は400mぐらいとそれほど高くないけど。
長く続きました。(T_T)
登りの苦しみから抜け出すと一気に加速。(下り坂)
その後、平坦へ。
村落?のようなところをぬけて再び山岳へ。


ここまでで走行距離100kmを突破。
このときのタイムが3時間43分。(◎-◎)
本人は(おおおおっ!4時間きってるやん!すごいやん!)とものすごく上機嫌に。(^^)
山岳を2つ抜けての4時間弱は、かなり「いけてるやん」って思いました。
200km8時間やん、すごいやん!いやっほーい!ってなもんです。


ここまで上機嫌。


ところが3つめの山岳地帯で、いっきに足にガタが来ました。
やはり日頃の練習がせいぜい100km~120km程度しか走らないものだから。
きっちりそれぐらいの距離になると足が売り切れ状態に。
な、なんて貧弱なんだ、、、情けない。
そこからあとは抜かれっぱなし。
次から次へと抜かれ続け、必死でペダルだけ回してる状態に。


それでもまだ完走する自信は十分あったし、時間も気にしてなかった。
そして、小さな下り坂をおりている時、路面に落ち葉や木の枝が散乱している箇所を通りかかりました。
目の前に「木の枝」か「ロープ」のようなものが...
まあ、踏んでもパンクするような太さでもなかったので、そのまま直進。
す、すると...


ヘビでしたっ


ぬぉ!轢いてまうやろっ!?


と回避を試みましたが。
「無理」でした。
結果、「ぶちっ」っという嫌な響きと、ハンドルに確かな手応えが。
(や、や、やってもうたか...)
安らかに眠れ、と呟きながら走っていると、後方からきたライダーに...
「ヘビ、轢いちゃいましたねー」と言われ
「そうなんですよー、逝ってました?」
「ええ、完全に。」(笑)
「そうですかーかわいそうなことしたなぁ」(苦笑)
「呪われないようにねー」と言われましたので。
「えー?!ヘビって呪うんですか?」とビビって聞くと。
「どうですかねー、でも気をつけていきましょうーまだ先は長いですからー」


とライダーと別れました。(抜かれました。(笑))


(いやぁーいやなこと言われちゃったなーパンクとか落車とかイヤやなぁ。)と考えながら。
3つめの峠を終え、いよいよ最高頂の峠へ!
10%越勾配が何か所もあり平均勾配も7~8%の峠。
そこを「ひーこら、ひーこら」登っていると。


ヘビの祟りじゃーーー!!!


ぶちんっ


前輪のスポークが折れた...


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なんやねん。(T_T)
こないだスポーク折れて、予備のホイールで来たのに。
このスポーク、いちおうSAPIMやぞ。メンテしてもらってからまだ300kmしか走ってないのに。
なんで折れんねん。


途方に暮れました。
ただ頭によぎったのがここで関係者に「スポーク折れたんです。」と申告すると「リタイア勧告」されてしまうなぁ、ってこと。
幸いなことにホイールの歪みがいつもより小さい気がした。
前輪のブレーキをオープンにしたら、ぎりぎりシューに当たらずにホイールが回った。
(ふむ、これならあと40kmぐらいだし、いけるか?)
ということで、黙ってそのまま乗り続けることにした。


さすがにハンドルへの「ブレによる振動」はひどいものがあったけど。
走れないわけじゃない。
「いける!いける!」と言い聞かせながらひたすら慎重に登りつづける。
(しかし、あと一本、折れたら速攻でリタイヤしよう。)
と、心にきめて、なんとか峠を登り終えると、今度は下り坂。
下りは下りで前輪への負荷が心配になる。
急ブレーキかけたら、前輪が吹っ飛ぶんじゃないか?
そればかり気になってた。(汗)


170kmを超えて、体力もほぼゼロになっていた頃。
前輪は当初より「フレ」が激しくなり、「しゅーしゅー」とブレーキシューに擦れ出してて。
折れたスポークがホイール内で暴れだし「カランカラン」と音を立ててました。(汗)


ラスト10kmで前を走るライダーに「なんか変な音がするけど大丈夫?」と聞かれたので。
いよいよ隠しきれずに白状しました。
「実はスポーク折れちゃってるんですよ。でもあと少しなので。」
「へえ、そりゃ大変だ。んじゃあとはゴールまで牽きましょう。」と言っていただき甘えました。♪


そのまま8時間40分でゴールイン。
前半の100kmと後半の100kmではまさに天国と地獄の差がありました。
自分の体力ゲージに低さに驚きましたね。
こりゃだめだって思いました。


疑似ロードレース体験(CP1からCP2まで)はいい経験でした。
しばらくああいうのをやってなかったので。(普段は単独走行しかできないですから。)
ああいうチーム走行をやってみれば非常に学ぶ点が多いなぁっと。
普段もああいう練習ができればいいんだけどなぁ。
どこかのチームに入ろうかなー?ってしみじみ考えた。(入れてくれるところがあれば)


大会自体の感想は。
データから見てわかるとおり、ボクがこれまでに体験したグランフォンドの中で確実に3本の指に入る「難易度」です。
200kmはかなり難易度高いと思います。
「サイクリングイベント」と思って参加されたライダーは可哀想だったかも?ですね。(^^ゞ
「参考URL」でボクのGarminのデータが見れますが。
総登坂高が3000mですから。(笑)
富士山級ですものね。
「自転車通勤」程度のライダーでは無理です。(きっぱり)


結局、最後まで足きり制限時間を知らないまま走ったんですが。
9時間だったとしたらボクも制限時間いっぱいでしたね。(恥)


もっと走れると思ってました。
マシントラブルもありましたが、たぶん無かったとしても10分?速い程度だと思われます。
それぐらい、後半はガタガタでした。
周囲を走る人はもっと立派に余裕に、軽やかにボクを抜いていきました。
まだまだだなー
200kmを超えるロングライドもツキイチぐらいで練習せよ!ってことですかい?!


あちゃーっ。(涙)



Created with Admarket's flickrSLiDR.

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