2009年5月31日日曜日

第1回高取山戦国ヒルクライム

奈良県橿原市で開催された「第1回高取山戦国ヒルクライム」に参戦してきました。
なぜ「戦国」なのか?
深く考えずに参加したんですが。
どうやら自転車を馬に見立て、高取城という城を目指してヒルクライムしていく、、という騎馬をイメージしたもの?のようでした。☆
決して紅白に別れて攻め合う?そんなヒルクライムレースではありません。
(そうならそれはそれで面白いかも。)


当初から「前日に橿原入りして泊まって参戦」って決めていたので。
自走で橿原神宮目指して出発。
高取山戦国ヒルクライム(往路) at EveryTrail

Map created by EveryTrail:GPS Geotagging
レース前に懸案だった「ホイール」と「チェーン」を交換。(換装)
ホイールはイーストンのEC90に。
完全ヒルクライム仕様に。
車重は7.12kgになった。
クランクはFSAから元のシマノに戻した。
少し前からどうにも変速性能が気に入らなくなったので>FSA
ずっと使ってきてギア歯がかなりすり減ってるしなぁ、そろそろ寿命なのかなーと思って交換。
それとボトムブラケットも交換。
7900シリーズのBBをつけてみた、良い感じだ。
全体的に変速性能は格段に良くなった。
多分に新品のチェーンのせいだとおもうけど。
やはりシマノで固める方が変速は良い感じになるよね。
今まで重量のことばかり見てたけど、結局、変速でイライラすることになるなら100gぐらいの差ならシマノがいいや、と思った。
7900にすれば重量差なんて無いに等しいし。

ってことで67kmほど走って(山岳地帯だったのでしんどかった。)。
宇陀市に入って夕立にやられ。
濡れ鼠になった。(^_^;)
ホテルに入ってからはすることがないので、バイクを弄って、疲れたらバタンキューと寝ちゃった。

朝、5時に目が覚めると。

「土砂降り...」(T_T)(T_T)(T_T)

(こりゃ、あかんなぁ...)
と諦めつつ、身支度を調え、会場へ。
会場到着前に3名のライダーと出会い、目で挨拶すると、もう何も言わなくても通じ合える...
(この天気、最悪ですね。)という無言のシンパシー。(笑)
会場では荷物を預かってくれない、と断られてしまったので。
チェーンキーでリュックを縛り付けて柱に固定しておいた。
自走で参加する人のためにも是非、荷物預かりをお願いしたいなぁ。
でもまあ90%はクルマでの来場のようでしたが...

開会式の会場からスタート地点まで移動して。
寒い中、小雨も降ってて、もう「凍えてどうしようもないよー」状態でスタートを待ちました。(--;)
ゼッケン番号順に10人ずつの出走。
同じ組の人に「寒そうやね」と言われましたが。
ボクは人一倍「寒がり」なので、雨に降られて風に吹きさらされたら、もうアキマヘン。
心拍数がガンガン下がり、Edge705の「心拍アラート」で設定してある「最低心拍数」を下回り「BeepBeep」とアラートが鳴り始める。
(こんなんでいきなり150~160まで心拍数あげたらどうなるんやろ?)とか。
筋肉が固くなってきてたので転けるんちゃうか?とか。
相変わらずレース前は極端に「ナーバス」になるボク。
あんまり話しかけられてもお答えすることができませんでした、みなさんスミマセン。
http://sayuharusa.blog.eonet.jp/photos/uncategorized/2009/05/31/imgp3574.jpg
(写真はshinさんのブログから拝借しました、ボクは雨だったので撮影できませんでした。)

レースは当初の予定通りスタート。
10人の中では5番目?ぐらいにスタートをきれた。
すぐにピッチをあげて3番目についた。
コースは事前に調べていた限りでは途中まで大した勾配が無く、速度が出せそうだったので。
飛び出したライダーの後ろにつけて加速。
10人中、ボクを入れて3人が飛び出した形で緩やかなところは終了。
ここから山岳地へ。
山に入ってしばらくして、ふと考えると。
通行止めしてくれているんだから、道路幅めいっぱい使っていいのに、普段の習慣で3人ともきちんと左一列で走ってることに気がつき、笑ってしまった。
んでボクが「通行止めなんだから、道路幅いっぱい使いますね。」と言うと。
ボクの前の人も「あ、そういやそうですね。習慣とは言え、悲しいですなー」と笑ってました。
高取山戦国ヒルクライム at EveryTrail

Map created by EveryTrail:GPS Geotagging
想像通り、前を行く2名は、当初のダッシュが祟ったのか、登りはじめるとペースダウン。
そこを見逃さず、するするっと、右へ道路幅いっぱいに広がって、気づかれないように、前へ。
(近くから抜くと、追いすがれそうだったから。)
急なヘアピンカーブでアウトからいっきに二人を抜き去って、先頭へ。
そこからは、アタックさせずに押さえ込んでペースアップ。

と思いきや。
もう後方からの組で「超速い」ライダーたちにぶっちぎりにされました。(汗)
ゼッケンみるとボクより2分あとから出た人なのに。
(ひえー、もう2分差をつめられたかー)

でもまあ、超人とは「決して戦わない」と決めていたので追わずに、じっくりとペースを維持。
7kmちょっとのタイムトライアルだったので、あっという間に「残り50m!」のかけ声が!!

その少し前に、最初に抜いた2人のうち1人に下り坂で抜き返されていたので。
(ちくしょー雨の下り坂で抜きやがって!抜き返すっ!)
とスプリント開始!!
「がはーっ!がはーっ!」とこの地点での呼吸音はこんな感じだった。
ゴール30m手前でまた抜き返し、リベンジ完了。(._.)
おまけにゴール手前3mでさらにひとりを射程内に入れて、再度スプリント!
前を行くライダーは気が弛んだのかスプリントを止めてしまったっ!
そこで思わずボクは大声で「いただきっ!」と叫んでしまった。(笑)
前を行くライダーはボクに気づき再度腰を上げてスプリント開始!
しかしっ!
一度、速度ダウンしてしまったバイクが再度加速する頃にはボクはゴールイン!!(^g^)
おもしろかったっ!興奮したスプリント勝負ができたっ!

まあ、ちょっと卑怯かな?とも思ったので。(ぜんぜんルール違反ではないけど。)
ゴールしてから抜いた人に「すんませんでした。」と言うと。
「いやー面白かったです。」と言ってもらえました。(^。^)

やっぱりローカルなレースは楽しいなー。
脚力も似たような感じの人が多いし。
(超速も超初心者も少ないのです)

雨だったのでカメラは使いませんでしたので写真がありません。
参加費3000円でお気軽参加だし、そこそこのレベルの人たちが集まっているので楽しいです。
雨でなかったら、どんなに気持ちよかったことでしょうねー。

来年も出ようと思ったレースでした、楽しかった。♪


あ、肝心のレース結果なんですが。
あまりにも寒かったし。
レースが終わって下山したのが10時半で、表彰式が12時って教えられて、さすがにそんなに待てんなぁ、と思って結果を聞かず輪行で帰っちゃいました。
(まあ、28分ぐらいだったので、真ん中ぐらいかなー?って思ってます。)
優勝は22分台だったそうです!


追記:
リザルトが発表されておりました。(28:33)
総合で53位(112人中)
クラス別18位(42人中)

だいたい予想どおりだっ!(笑)


追記:6月25日
レース中の写真を入手。
スタートの瞬間と、疾走中ね。

Created with Admarket's flickrSLiDR.

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