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2008年11月30日日曜日

ブラインドネス

自転車に乗って大津パルコまで行って観てきました。(^^)
上映時間まで20分しか余裕がなかったのでモスバーガーで軽くランチ食べて劇場に入りましたぜ!
久しぶりの劇場での映画鑑賞!ハート
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期待してた作品。
まず、オープニングに日本人の「伊勢谷友介」が登場。
当初、日本人の俳優なんて「ちょい役」なんだろうなぁ、と思ってたんですが。
けっこう重要な役目でしたね、伊勢谷さん。(^。^)
まず、人類で最初に「突然目が見えなくなる病気」により失明するのが伊勢谷。(作品中では固有名詞が無いのか?名前を覚えてません。)

人間は五感という感覚がコンピュータでいうI/Oというわけで。
中でも「視覚」はものすごい情報を脳に送ってるそうです。
脳はその能力の多くを視覚から送られてくるデータ処理に使われてるそうですよ。
(だから睡眠、という視覚シャットダウンをしないと脳がオーバーヒートするんだそうだ。)

人類はその「視覚」を正体不明の病気、しかも感染するタイプの病気で失っていく。
慌てた人類は失明した人間を「隔離」して病気の蔓延を防ごうとする。
その隔離された空間に「目が見える」ジュリアン・ムーアが紛れ込んで生活する。

作品は当初、この閉鎖された「隔離施設」の中で展開される。
当初、ムーアの旦那役がリーダーとなり失明した人たちを統治していたが。
次から次へと送り込まれてくる失明者の中にはそんな統治を快く思わない連中も紛れ込んでくる。
徐々に隔離施設内の統治が乱れ始め、ついには「権力者」になろうとする人間が現れる。
ここで興味深いのが「五感」のうち、重要な「視覚」を失った「人間」は「人間」であろうとするまえに「欲求を満たすこと」に関しての「感覚」は決して失わないわけだ。
マズローの欲求の法則みたいなもんかな?
権力者は、最初に「食欲」を観たし。
つぎにお金、宝石などを欲しがったが。
すぐに「役に立たない」ことを知り、次は性欲を満たすことを欲した。
実に「人間らしい欲求の順位」じゃないか?(笑)

食事と交換に「犯らせろ!」ってのでジュリアン・ムーアも犯られちゃうんだけど。
残念ながら「色っぽいベッドシーン」ではなかったな。
もう少し後半でシャワーシーンでムーアの熟女ヌードは拝めますヨ。

失明して隔離施設に収容された人間同士の戦争が勃発し。
施設は火災に。
このままじゃ焼け死ぬんで施設から逃げだそうとしたら...
なんと見張りも誰もいなくなっていた、そう隔離施設はいつのまにか隔離されていなかった?
「私たちは自由よ!」と叫んで街に出てみると...
そこには街中の人々が失明し、完全に人間社会が停止した風景が映し出された。
視力を失った人間の殆どは人格が崩壊し、まるで獣のように奪い合い、這いつくばって生きていた。
なぜか見え続けるムーア。
この辺で思ったのは「全員、見えないなら、たった一人見える人間ってのは一番不幸だな。」と思った。

ストーリーは何の前ぶれもなく突然エンディングを迎えます。
映画「ハプニング」に似た感じだな、こういうのが最近の流行なのか?

印象に残ったのはやはり日本人役者が「最後まで生きていた」こと。
たいてい、これまでの作品だと途中で無残に殺される役か、ちょい役しかなかった日本人役者。
このブラインドネスでは「生き残った」です!素晴らしい!
シャワーシーンで木村佳乃のヌードは拝めませんヨ、しょぼん!

音楽がイマイチだったなー

あれって最期に「私の番が来た」ってことはムーアが失明しちゃって終わったのかな?