2009年2月9日月曜日

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

ベンジャミン・バトン 数奇な人生 [DVD]
B003EVW5OG

難しい!ほんまに難しい映画でしたっ!
しかし、なかなか味わったことのない感動も味わえたことも間違いない。
公開中の映画なので詳しいことは書かないけど。
まだ観てない人は注意して続きを読んでください。(汗)

ベンジャミン・バトン 数奇な人生物語はベンジャミンが愛した女性「ディジー」の臨終間近のベッドの中で、娘のキャロラインに「ベンジャミンの日記」を読み聞かせてもらっているシーンから始まります。
「80歳の肉体を持って生まれた赤ん坊」ベンジャミン。
見事に生まれた瞬間に父親に気味悪がられて18ドルといっしょに毛布にくるまれて捨てられてしまいます。(汗)
だいたい生い立ちが「捨て子だった」というだけでもかなりの数奇な人生ですが。
ベンジャミンは死にかけの老人で生まれて、そして逆にどんどん肉体が若返る、という「特異体質」で生まれます。
当初、「育たない、すぐ死んでしまう」と言われた赤ん坊が日に日に若返っていく様は凄まじいです。
彼は老人ホームみたいなところで育つんですが。ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ある日彼は決定的なことを老女に言われてしまいます。
「あなたの人生はもの凄く悲しいものよ、だって愛する人が次々死んでいくのをずっと見守っていくんだから。」と言われる。
ベンジャミンはこのときたぶんすべてを悟った感じだったな。
見た目はどんどん若返るんだけど中身はどんどんオサーンになっているわけなんだよなぁ。
(作品中で彼が何故そんな特異体質で生まれたのかはいっさい触れられていません。)
そんなことよりオサーンなのにブラピは女性にもてまくりです。なんでやねん!世の中不公平やんけ!と思うぐらいにもてまくりです。(笑)

子供の時に出会った少女ディジーと大人になってから再び出会い。
43歳で(ベンジャミンは46歳)で見た目はちょうど同じぐらい?になって二人は結ばれる。
そこから先はディジーはどんどん老けていき、ベンジャミンはどんどん少年になっていく...
ディジーに子供ができ、ベンジャミンは父親になるんだけど。
ここからが悲しいのだ。
ベンジャミンは二人を捨ててしまう。
むぅ...
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
彼は逆回りする時計を受け入れ、運命を自然の流れるままに受け入れた。
それが故に自分に襲いかかるこれからの悲劇も予想し、そしてその予想通りに悲劇が演じられる。
このときボクの斜め後ろの席ではすすり泣く声が聞こえた。(汗)
ふーむ、、たしかに悲しいシーンだけど泣けるシーンなのか?
いや、これは「果てしない残酷なシーン」であって、薄ら寒い感じはしたけど、涙は出ないぞ?
ブラピファンの勘違いか?(笑)

映画は長編で2時間30分ぐらい?あります。
80歳から20歳ぐらいまでのベンジャミンをブラピが演じてるのもスゴイ。
「数奇な人生」はかなり残酷でした。ベンジャミン・バトン 数奇な人生
でも受け入れたベンジャミンもディジーも凄かった、感動したっ!
ああいうのも形が違えど「愛」の描き方なんでしょう、きっと。
「生」と「死」。そのあいだに「愛」があって悲しみも深く横たわっている。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生ベンジャミンは実は作品中で涙を見せなかった。
人の死に直面しても悲しそうな顔をしても涙を見せない。
彼にとって「生」も「死」は大きな違いじゃなかったからだ。
どことなく「達観」した眼差しが女性にもてた原因か?!
もしそうなら是非その達観眼差しを会得したいものだなっ!おいっ!(^g^)

「時間」という流れに逆らって「人生」という川を独りだけ川上に向かって泳いでいったベンジャミン。
多くの人達とすれ違って生きていったベンジャミン。
その悲しみと虚しさは如何ほどだったろう、考えれば考えるほど難しい。
一瞬しか「他人の人生と関われない」運命。
結局、ディジー以外にベンジャミン・バトンという悲しい男がいたことを知る人はこの世にいない。
(自分の娘のキャロラインでさえ、ディジーの死の間際まで父親のことを知らなかった。)
それほど他の人間とは関わらず、誰の記憶の中にも思い出を残さず、一生を終えたのだ。

デビッド・フィンチャー監督&ブラピの組み合わせは「セブン」で観たんだけど。
この監督とブラピの組み合わせは「はずれ」なしだな。
2時間半のあいだ、淡々とベンジャミンの一生を描いています。
無理にドラマチックにしたり、誇張した描写はありません。
素晴らしい、溜息が出るほど、素晴らしい作品でした。

追記:4月1日
なんとまあこのサイトを見れば驚きの情報がたっぷりと。
普通の映画のように見えたベンジャミン・バトンだけど、実はもの凄いCGが使われていたんだね。
解りやすく言うと、老人時代のベンジャミンは身体は別の俳優で顔や表情だけをブラピが演じていてCGで合成されていたんだね。

2009年2月8日日曜日

慶良間、渡嘉敷島でダイビング

急遽「思いつきダイビング」ということで3日前にメールして申し込んで行ってきました。(^。^)
さすがに2月なのでダイビングに来てるヒトは少なく、簡単に潜ることが出来ましたっす。

気温20度。
水温22度ぐらい。
いつもの通り海の中の方が暖かい。

写真とビデオは撮影しましたが。
カメラとPCを繋ぐケーブルを持って来てないので後日と言うことでヨロシク。(--;)

1本目
ポイント名:黒島南
2本目
ポイント名:渡嘉敷島クルマイ
3本目
ポイント名:運瀬

ボクの乗ったボートが進んだ航路はこれ。
Diving Okinawa Kerama Islands at EveryTrail (いつものとおり赤丸をクリックすると写真が出るよ)

Map created by EveryTrail:GPS Geotagging

気持ち良いダイビングでした。
今回はちゃんとLOGを書くことにする...
(ただし2本目はダイコンがまたも不調で消失。(T_T) 掲載してるデータはバディさんのです。)

1本目:黒島南
開始 9:16 浮上 10:02
潜水時間 46分
平均水深 13.2m
最大水深 23.3m
水温 21.6度
2本目:渡嘉敷島
開始 11:11 浮上 11:54
潜水時間 43分
平均水深 10.2m
最大水深 17.1m
水温 21.6度
3本目:運瀬
開始 13:20 浮上 13:56
潜水時間 36分
平均水深 14.9m
最大水深 31.0m
水温 21.7度

久しぶりに30m越を潜った。(◎-◎)
デコりませんでしたけどね。(ちょいデコ?ぐらいか?)
一瞬だけですから。(笑)
長く居られません...あんな深さ...

1本目、海にエントリーした途端、ガイドさんからなにやら教えてくれてるみたいなジェスチャーが。
しかし、ボクには伝わらず...(汗)
潜ってるときに「うぃーん、うぃーん」というなにやらモーター?の音のようなのがどこからか聞こえ続けていたのです。
ボクはてっきり頭上をボートが走ってるのだ、と思っていたのですが。
浮上してから教えてもらったのですが、なんと「クジラの鳴き声」だったそうです。
すぐ近くまでクジラが来てたそうです。(汗)
ガイドさんが一生懸命、身振り手振りで教えてくれてたんですが、最後まで理解してませんでした、めんぼくない。(まさかクジラが遊びに来てるとは思わん。(-.-)
ビデオは回していたので、音声が録音で来てればいいんだけどね...
(録音されてませんでした。


あとはホワイトチップシャーク(眠りブカ)を岩ノ下でボクが発見しました。
が、これはたぶん写真もビデオも撮れてない。(T_T)
見つけた途端、暴れだし、砂を巻き上げてくれて、、オートフォーカスなボクのカメラはぜんぜん無理です。
(こういうときマニュアルが使える機種が良いなあとは思いますね。)
次に穴蔵で「ゴシキエビ」を撮影。



2本目は特にコレといったやつは見つけられず、まあ取りあえず風景でも、と思ってビデオ撮影しておきました。
3本目はデカイやつがてんこ盛り。!
1m越の「ロウニンアジ」が2匹。



のほほ~んと泳いでいて、イソマグロの群れ、アカモンガラ、など群れが多いポイントでした。


群れてますっ!ぐぉ~んって感じにっ!(^^ゞ


ホテルに戻って、映画を観ようと思ったんだけど。(宿泊してるホテルの目の前が映画館なのだ。)
時間が上手く合わずに断念。
ベンジャミン・バトンは2時間超という長編作品なのだ。
体力に余力がないと、放映中に寝てしまうやんか!
明日か明後日にします。(-.-)

今回のダイビングビデオ&写真集 観てね!感想もヨロシク!