2009年5月13日水曜日

ディープ・ブルー

ディープ・ブルー -ブルーレイ・エディション-
アラステア・フォザーギル アンディ・バイヤット
B000IAZ9EY

ディープ・ブルー -スタンダード・エディション- [DVD]ディープ・ブルー -スタンダード・エディション- [DVD]
アラステア・フォザーギル アンディ・バイヤット

東北新社 2006-06-23
売り上げランキング : 1862
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

ボクはHDDレコーダーの「お任せ留守録」の登録単語に「映画」や「自転車」だけでなく「ダイビング」というのも入れてます。
滅多にマッチして録画されてる番組って少ないんですが。
NHKなんかの番組で自然をテーマにしたヤツは結構好きなんですよ、観るの。

この「ディープ・ブルー」はそういうボクの趣味趣向にぴったりのドキュメント作品。
映画と言っても俳優は出てこない。
リアルな大自然を観るだけ。

考えてみると。
昨今ではスペースシャトルに日本人が乗り込んで宇宙になんか行ったりするので。
宇宙!宇宙!不思議な世界!なんて感じで人類はまるで「地球はもう隅から隅まで調べ尽くしちゃったよ。」ってな態度ですよね。
でも実は人間は海のことって殆ど知らないんだ。
魚の生態についても謎だらけ。
毎年、新種が発見されてるし。
なぜ、なぜ?が溢れている。

このディープ・ブルーは、魚類だけでなく、ほ乳類も出てきます。
シロクマくん、海鳥も。
鯨やイルカもそうだな。

その残酷なまでの「弱肉強食」な「食物連鎖」を見せてくれます。(汗)
「うへー残酷やなー」と目を背けてはいけません、これが現実なのだから。
人間だって、同じことやってるんだ、日常で目にしないようにシステムを構築しているだけで。
日々、何かの命を奪って、それを食らって生きている。
残酷でも何でもない、食わなきゃこっちが死ぬんだから。

深海の生き物を少し紹介している場面がありました。
こんな深い場所に?
マグマで温められた海水が噴き出している「海底温泉」みたいな場所では実に「けったいな」生き物が居た。
おもしろい。
ボクが潜って見に行けるような深さじゃない。
わかっちゃいるけど観てみたい。
海の中は実に神秘に溢れていてボクはダイスキ。
ダイビングで潜ったときはいつもビデオカメラを持って行く。
ガイドに「ここは流れが速いからカメラは危険です。」と言われても持って行く。(笑)
海の中を観てるのは飽きないし、海の中の生き物が繰り広げる「生きるぜ!」っていうドラマを見るのがダイスキだから。
深い場所には殆ど何も居ないから、せいぜい30mぐらいまでしか潜ったことがないけど。
潜ったことがない人のイメージは「深いところにいけば色んな魚が居るんでしょ?」って思ってるみたいだ。
太陽の光が届かない薄暗いところってもう殆ど何も居ないっすよ。
凄く透明度の高い海でもせいぜい20mぐらいまでが明るくて。
そこからはどんどん暗くなってきて。
生物は極端に減るんだよー。
日光はすごいのだ。

で、たぶんだけど。
人間って卵で言えば「殻」の部分ぐらいしか海を知らない。
そんなに深く潜れないから。
地球の表面の80%が海で。
そのうちの表面のせいぜい「殻」ぐらいしか知らなくて、もう「全部を知った」ような風味で「宇宙」に向かってる。
この辺が人間の愚かさと「滑稽さ」だよな、オモローだ。♪
ディープ・ブルーは、その「一部しか知らない」海を激しく静かに映してます。
大自然好きとアウトドアなヒトは観ておきましょうー♪
インドアで引き籠もりなヒトは観なくてイイデスー(^g^)
そこでそのまま朽ち果ててクダサイ。

エイリアン・レイダース





エイリアン・レイダース 特別版 [DVD]エイリアン・レイダース 特別版 [DVD]
ロックモンド・ダンバー, カルロス・バーナード, マシュー・セント・パトリック, ベン・ロック

ワーナー・ホーム・ビデオ 2008-12-17
売り上げランキング : 42013
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

テレビドラマなんじゃないかな?って感じの仕上がりなんですが。
やはり劇場未公開の作品。
つまりVシネマってことか。

ただ、日本のVシネマと比較しちゃイケナイけどね。

物語は唐突に。
田舎町のスーパーに武装集団が押し入ってくるところから始まる。
もういきなりクライマックスです。
この辺は好感が持てる。(笑)
まどろっこしいことは何もない、説明的なストーリーもない。


強盗さんなのですかい?いえいえ違います、だって主人公は、武装集団のリーダーだもの。
スーパーの店長、店員、お客さん、全員を人質にしちゃう。
普通の強盗なら金品を奪うんだけど。
この武装集団、ちょっとチガウアルヨ。
なにやら誰かを捜しているご様子。
でもなかなか見つからない。
こいつ?こいつ?
なんかヤク中のようなおっさんが人質のコメカミに指を当てて祈る。
「こいつじゃない!」
ヤク中のおっさんに何がわかるの?
実はこのスーパーの中にいる人間の中に「エイリアン」が紛れ込んでいたのであった!
武装集団はエイリアンを追ってこのスーパーにやってきたわけ。
エイリアンは完璧に人間に乗り移るので外見からでは判断できない。
見分けられる人間でしか...って、、、あーっ!ヤク中がサツに撃たれて死んじゃった。
もう誰がエイリアンなのかわからんようになってしもたーっ。
うーん...実はもう一つ見分け方があるのです...
ちょっと痛いんですが...って、、、そりゃアンタ、、痛すぎるやん!
ぎょえー
って指を切断しますのですか。
エイリアンはすぐ再生が始まり新しい指が生えてくるんだそうだ。
なんて便利。
店長!!
はい!
ぶちっ
あ、生えてこない。
あんた人間だね!
おー
つぎ、店員!
は、はい。
ぶちっ
あ、こいつも生えない。
人間ですねー
つぎ、買い物に来てたオバチャン。
いやーやめてー切らないでー
ぶちっ
いたーい
にょきにょき!
あら不思議?
すぐに指が生えてきたー
いやー手品じゃありませんぜ。
って、あんたエイリアンかーいっ!?

そうだよーーん!
あんぎゃーーーーっ!!

ものすごい大声を出しますな、エイリアン。
もう地面が震えるほどの。

で、ここまで観てて、割と退屈してた。(笑)
まあ、なんせB級な匂いがプンプンな作品で。
予算もかなり低予算で創られたっぽいね。
場面展開がほぼゼロ。(笑)
ずっとスーパーマーケットでロケやってた?感じ。(笑)
SFXも陳腐でねー(笑)
人形で創られた小さなエイリアンを主人公が自ら持って動かしてるのには笑った。(笑)
ストーリー的にも、簡単に「真のラスボスはこいつ」ってすぐわかっちゃうしね。

映画にしたら「なんじゃい、こりゃ」って思うけど。
たとえば土曜日の深夜にやるような「ワイド劇場」の特番ドラマだとしたら「良い出来映え」じゃないでしょうか?
つまり「お金を払って」観たら、腹立つけど。
CM入りで無料で観れたのなら「いいんじゃない?」っていう作品。
なので、深夜番組でやってたら観てみましょう-!♪