2010年11月9日火曜日

ノウイング

久しぶりに観たニコラス・ケイジ主演の作品。
最近、ニコラス・ケイジって作品に恵まれないですよね。

観る前に何の予備知識もなく観たんですが。
冒頭からしばらくはなんかオカルトっぽい雰囲気でストーリーが進みます。
50年前、ある少女が書き残した謎の暗号を手に入れてしまう親子、、の父親役がニコラス・ケイジ。
大学教授のジョン(ニコラス・ケイジ)はふとしたことからその謎の暗号(数字の羅列)を解いてしまう。
数字は、すべて予言?でありそれらはすべて的中していた。
んで、数字の羅列の最後の方は「これから起こること」が書かれてあったからさあ大変。
でもその数字だけでは「何が起こるのか?」さっぱりわからんよー!
んじゃ、その50年前にこの暗号を書いた人物に会えばいいじゃん、ってことで探してみる。
んで、まあいろいろあるなかでなんとか見つけ出すわけだが。
何が起こるか?解っちゃった!
「地球上の生物はみんな死んじゃうよー!」って書かれてあったんだって!
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!
んなこといわれても、あともう数時間しかないやん、どこに逃げるのさ?!

というようなストーリーです。(おおざっぱですが。)

ノウイング プレミアム・エディション [DVD]
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ノリで言えば「2012」の特撮シーンが少ないヤツって感じ?の作品です。(笑)
脚本もよく似てます。こぢんまりしたアルマゲドンですよね。
「すごいSFXだ」とか書かれた評もたまに目にしますが特撮なんて、作品の最後の方の30秒ぐらいです。(汗)
他では何の特撮もありません。
ニコラス・ケイジの息子役の子役(チャンドラー・カンタベリーの演技がよかったのと。
最後の特撮はやはり凄かった。

ですが。
普通こういう人類絶滅系なストーリーは主人公が一生懸命創意工夫して七転八倒してその絶滅から回避するってのが定番なはず。
ところがこのノウイングは情けないことに「なすすべもなく」絶滅しちゃいます。(笑)
ニコラス・ケイジ、、、、せっかく暗号説いたのに、、、何の役にも立ってません。(汗)
あーあ、死んじゃった…で終わります、、、、けど、、、いいの?
いいんだね?いいんだね?
うーん、、、息子さんと暗号を書いた50年前の女性のお孫さんだけが…
そんな結末っすか?

ってことで。
エンディングを見終えてもなんだか不完全燃焼、やるせない最期。
またもニコラス・ケイジ残念!って感じだなー
いったいどうすればよかったんだろー?
謎は深まるばかり。
人類どころか生物全部逝っちゃうのはなーちょっと怖いなー
なのにウサギ2匹と子供二人じゃないーどーすんねんー…合掌!

マチェーテ

とんでもない映画でした。
どうとんでもないかというと。

マチェーテ [DVD]
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そもそもこの作品のきっかけはタランティーノ監督が創った「グラインドハウス」という映画作品の中で流れた「架空の映画のテレビCM」をもとに勝手に膨らませて出来上がった映画作品というから驚きだ。
そんなんで映画つくって委員会?
グラインドハウス コンプリートBOX 【初回限定生産】 [DVD]

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この作品も本家?に負けず劣らず「B級」です。
もうくだらないぐらいなストーリー。(笑)
メキシコの麻薬捜査官がギャングの組織に愛する妻と娘を殺され復讐するっていうだけのありきたりなストーリー。
主役が普段は超脇役な「ダニー・トレホ」。
最近だとプレデターズでも死体の囮?という凄まじい役で出演してましたね。(笑)
敵のギャングのボスがこれまたB級の教祖、スティーヴン・セガール親分。
さらにロバート・デ・ニーロリンジー・ローハンと有名どころもいっぱいだ。
リンジーはその惜しみない脱ぎっぷりで感動しました、感涙にむせび泣いたです。
リンジーのムフフを観れただけでも劇場にいった価値があったというものでしょう。
(久しぶりですからねー)
映画はなんだかよくわからないうちにダニーが「おいらはマチェーテ!!」と叫びながらナタを振り回して敵を惨殺していきます。(汗)
マチェーテ
もうグロなシーンの連続で敵の首は飛んでいくわ、手首からナタで切っちゃうわ。
かと思えばいきなりパツキン姉ちゃんが裸になるわ。
バイオレンス!エロ!の連続です。(汗)
ギャグのようなシーンも多くありニヤニヤしちゃいますけど、そのすぐあとには惨殺シーンと。
熱いお湯をかけられてすぐ冷水を浴びせられる?の繰り返し!
マチェーテ
最期の方では修道女の服を着たリンジーがマシンガンで殺戮を繰り返すと…もうわけわからん!

結局、、コレハナンデスカ?な感じなのですが。
うまく説明することができないのですけど。
ノリ的に言えば。
「もし、こち亀の両津勘吉がハリウッドに生まれていて映画監督してたら、こういう作品を創ったでしょう。」と説明するとぴったりかも??
マチェーテ
おもしろかったですよー!
何も考えず、ゆったりと作品に身を委ねて観るのがよし!