2009年8月2日日曜日

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  • 長野県茅野市在住の田口重喜さんは、72歳の現役ヒルクライマー。毎年、全国各地の大会で上位に名を連ねるゴールドエイジ・ライダーだ。おおらかな人柄は、幅広い年代の自転車仲間から慕われ、どの大会でもあちこちから声がかかる名物選手でもある。実は、田口さんは生涯2度、ガンを宣告されながら、死の淵から甦った奇跡のライダーだ。今年6月末、そんな田口さんが、激坂で知られるヒルクライムレース「ツールド美ヶ原」にエントリー、驚異のライディングを見せた。




  • アルプスの難関山岳2つを越えるツール・ド・フランス第16ステージで優勝し、総合11位に入ったミケル・アスタルロサ(スペイン、エウスカルテル)に、禁止薬物EPO(エリスロポエチン)使用の疑いが発覚した。

    ツール第16ステージを制したミケル・アスタルロサ(スペイン、エウスカルテル): photo:Makoto Ayanoツール第16ステージを制したミケル・アスタルロサ(スペイン、エウスカルテル): photo:Makoto AyanoUCI(国際自転車競技連盟)が7月31日に出したプレスリリースによると、ツール・ド・フランス開幕前、6月26日に行なわれたレース外ドーピング検査で採取されたアスタルロサの尿サンプルの中から、禁止薬物EPO(エリスロポエチン)の陽性反応が検出された。今回の検査を行なったのは、マドリードにあるWADA(世界アンチドーピング機構)承認の研究機関。

    UCIはRFEC(スペイン自転車競技連盟)が今回の陽性反応を精査し、聴聞会を行なうまでの間、アスタルロサを暫定的に出場停止状態に。アスタルロサはBサンプルの再検査を依頼する権利を有している。

    今回の陽性発覚を受けて、エウスカルテル・エウスカディは反論。チーム公式サイト内で「納得のいかない発表だ。これまでのチーム内ドーピング検査で、アスタルロサのサンプルから異常値は一度も検出されていない。本人も禁止薬物の使用を完全に否定している」との声明を出し、アスタルロサを擁護する姿勢を見せている。

    スイス?イタリア?フランスの三ヶ国を駆け抜けた第16ステージで、自身初のステージ優勝を飾ったアスタルロサ。エースとして出場する予定だった地元バスク開催のクラシカ・サンセバスティアンは当然欠場する。




  • NHK BS1で8月2日に「世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランス2009」が15時10分から17時まで110分の特集番組として放送される。


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