2013年11月18日月曜日

ブロンソン

スター・チャンネルでやってたのでたまたま観ました、が惹きこまれました。(汗)

主演は「ダークナイト・ライジング」で悪役を演じた「トム・ハーディ」。
だれ?って思うかもなのですが、写真を観れば…
この人です。
作品はほぼトム・ハーディ演じる自称チャールズ・ブロンソン(本名マイケル・ピーターソン)の一人芝居的な感じです。
実在の人物で現在も刑務所にいるそうです、このヒト。(汗)
とにかく暴力で解決します。
(観てないヒトは読まないでね。)

生まれてから生い立ちまでを紹介。
子供の頃から札付きの悪。
学校でも何度も暴力事件を起こす。
なんとか就職するも店の金を盗んだりむちゃくちゃ。
そんな中でも、結婚したり子供もつくったりしてたみたいだけど。
自分の欲求を満たすためには手段を選ばないという性格。
その欲求とは「有名になりたい」。
歌が上手いわけでもないし、俳優にもなれないので、選んだ有名になる方法は「郵便局強盗」だった。
改造したショットガンを持って郵便局強盗をし、小銭を盗んで懲役7年をくらう。
ここで結婚してた女房から離婚された(みたい)。
刑務所の中で更生するのか?更生どころか、ますます凶暴になる。
殆どが独房生活。誰かと一緒にすると暴れるから。
狂人?正常?紙一重…
度重なる刑務所での暴力事件の結果、マイケルは精神病扱いになり、病院送りに。
これはさすがに最悪だったようで。
無理やりに薬物投与され、暴力どころか身体の自由まで奪われるマイケル。
この状況を打破するためにマイケルは病人を絞め殺そうとする。
この事件で再び精神鑑定された結果、マイケルはあろうことか正常?と判断され、釈放される。
(そもそも精神病ではなかったわけだし。)

シャバにでたマイケル、ムショ仲間に誘われてチャールズ・ブロンソンと名乗り「ストリートファイト」で金を稼ぐ。
しかし、惚れたオンナのために宝石強盗をし、釈放後わずか69日で再逮捕。
また刑務所に逆戻り。
ここからは「ずっと刑務所の中」…
30年間、、ほぼ独房にいるそうです。
何の反省もせず、側に寄る人間は看守であれ、誰であれ、力で屈服させようとします。
一言で済ませれば「狂ってる」としか言い様がないのですが。
精神病ではなく、常人であり、彼の中身は暴力しかないのです。

ブロンソンは2度目の収監から「ブロンソン」と周囲から呼ばれるようになり。
目的であった「有名」になったようです。
性悪説の権化のような存在になったわけですね。

一人芝居の告白劇のような演出の作品です。
かなり衝撃的な内容で「こうも救いようのない人間が実在してるなんて?」って驚きました。
そうですねぇ…エレファント・マンが実在の人物だったのと同じぐらいの衝撃ですかね?
更生のチャンスもなく、暴力の中にだけ身を委ねて生きるってのはすごい。
そしてそれを可能にしている精神力?一生のほとんどの時間をひとりぼっちの独房をぐるぐる歩き回るだけに時間を費やすなんて、常人なら発狂して死んでしまう。(汗)
なぜ発狂しないのか?不思議で仕方ない。
すでに狂ってるのか?
ブロンソンにとって何が正常で何が異常なのか?
観てて胸クソが悪くなりました…
死ぬべきでしょうね…生きていても何の価値もないし、恩恵もない。