2013年12月19日木曜日

プラチナデータ

最近、邦画を何本か見続けています。(手に入ったからです、わざわざ観に行ったり買ったりしてませんけど。)
その中の一本。

よく知らなかったのが主役の男性が俳優ではなくタレントさんだったこと。
かなり昔にSMAPのタレントさんの主役作品を見せられて「すごいな、これ」と思ったんですが。
今回はそれよりは少しマシ程度だったかなぁ、それでも無料番組ならいざ知らず映画館で観るような演技でもなかったなぁ、と。
最初に感想書いてしもた。(笑)

ストーリーはハリウッド映画で言えば「マイノリティ・リポート」みたいなもんか。
ああ、あのマイノリティ・リポートの世界が構築される少し前?みたいな感じ。

マイノリティ・リポート 特別編 [DVD]
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あの映画のスケールを学芸会?大学生の演劇サークル?レベルぐらいまで小さくしたのがプラチナデータ、って感じかな。

とにかく最初の15分ぐらいが世界観の紹介なんだけど、そこだけでしたね、面白かったのは。
DNAさえわかれば犯人が特定できるってやつ。
この部分だけでした。
その後はDNAもなにも関係なかった…orz
もっと言えば最初に15分ぐらいかけて説明されたシステムは何の関係もなかったし、必要もなかった、ということですわ。(汗)
DNA調査というところが終わると残りは普通の「2時間サスペンス・ドラマ」に変貌します。(TдT)
登場人物少なっ!本当なら国家レベルの策略なのに、数人しか出てこない…。

「真のプラチナデータとは何なのか?」って思わせぶりなセリフが出てきますが。
大したものでもないし、それが原因で主人公が犯人にされたわけでもないので、観てて「そんなん、どうでもええやん。」ってツッコんでしまいました…
さらにその「真のプラチナデータ」とやらを「隠す?」ために、殺された天才的数学者の女性がコンピュータプログラムを書く、ということなんですが、そんなん別にプログラム云々ではなく、「隠す」だけなのではないのか?天才的数学者でなくてもできるんではないのか?とツッコミいれ続けてました…

そして次々と死んでいくので消去法的に残った人物が犯人になるし。(汗)
主人公、刑事、犯人、の3人しか最後まで生きてないし…
主人公、背が低すぎて…(汗)
主人公が少年時代の回顧録のシーンがあるんですが、本人が演じてました。(笑)
せめて子役使えよ…


なぜ、犯人が主人公を犯人に貶めることができたのか?
そんなに簡単に他人を犯人にしてしまうことができるシステムなのか?
多重人格者なのはすぐに予想できたけど、先天性でないからDNAではわからない、という説明なのか?
などなど。
数多くの「?」を残したまま、「えー、それで終わり?」な程度で終わってしまいました…
やはりジャニーズ系はアカンなぁ…。

主人公がオートバイで逃げるシーンがあるんですが、もうスタントマンばりばりで。
もうちょっとうまく撮影すればいいのに…と素人のボクが思うぐらいでしたから…
あんなカーチェイスなら無かったほうがイイです、まるっきり感情移入できない。

たぶん原作の小説のほうが100倍ぐらい良いんでしょうねぇ…(読んでない)
ということで買ってまで観ることもないかなぁ、と思った作品でした。
ジャニーズダイスキなヒトはどうぞ。

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