2015年6月14日日曜日

第8回ツール・ド・宮古島2015

今年からボクのレース活動は大きく変化して、出るレースを絞り込み、「重要レース」に全資源を集中させる、という戦略になってまして。
これまでのようにクリテとか色んなのに夢中になって出ないようになりました。
その代わり「ボク的三大ツール」を定め、そのレースに全力を注ぐようになりました。
「三大ツール」とは…
この3つのレースは「必ず出よう、そして完全燃焼しよう。」と今年は頑張ってきました。

12日

そしていよいよ6月になりツール・ド・宮古島がやってきた。
今年は落車しないぞ!閉会式に出るぞ!という目標で上陸開始!!

いつものように電車移動。

あんまりロードレーサーらしい人物は見当たらず…ひとりだけリュックにヘルメット入れてる人を見た…
その人を見て、、ボーっと考えていると急に戦慄が走った!!!
『ヘルメット忘れたんとちゃうか??』
いくら記憶を辿ってもヘルメットをツアーケースに入れた記憶が無い…Σ(゚д゚lll)ガーン
(も、もうアカンかも…)
諦めかけてたとき、、、(あ、、そうや!!後発で岩瀬選手が来るから、予備のヘルメット借りよう)とのんきに思いつく。
すぐ岩瀬選手にメール、、、すんませんけどヘルメット貸してください…と…
ふー、、、一安心…(笑)

那覇までは飛行機でノンビリと移動。
那覇から飛行機を乗り継いで宮古島へ。
那覇への到着が遅れたので、那覇空港滞在時間は2分ぐらい。
すぐにまた機中の人に。
45分のフライトで那覇から宮古島へ。
今年のホテルはここ。
これまでと違い「閉会式」の行われるホテルに宿泊だ!
気合いの入れ方がこれまでと違うわけです。(^^)
なんせ、ツール・ド・宮古島は過去に1度しかまともに完走していないという、ボクには超相性の悪いレースなんですから!!
他にも今までレンタカーなんか使わなかったけど、今年はレンタカーで移動したり。
これまではヤマト便でバイクのツアーケースを運んでたけどトラブル多かったんで今回から西濃運輸にし、空輸から船便へ変えたりと。
ツキを変えるために、これまでと違うことをいろいろやってます。(^^)
ツキ変えるぞーーー!!変わってーー!!

ツキが変わった??!!
ホテルに着いて先着していたツアーケースを開けてみると、入れた記憶のないヘルメットが入っていました。(恥)
アルツハイマーですか。
無意識に入れてたなんて…めんぼくない。
入れた覚えなんてこれっぽっちもないんですけど。
大慌てでまた岩瀬選手にメールを…「お騒がせしました、ヘルメットありました。」(大恥)
まぁ、なんにせよ、また一安心。ヽ(^o^)丿
到着して最初の夜に訪れたのはこの居酒屋さん。
けっこう気に入りました。
適度に酔っ払って就寝。
まだ少し喉が痛い。
風邪気味なんでノド飴が手放せない。
寝るときはクーラーを消して寝たし、上半身はヒートテック長袖を着て寝る。
夜中に汗だくになって目が覚めたけど…(笑)
13日

7時ぐらい起床。
もそもそとホテルのRestaurantで食事。
素晴らしい景色。
海を眺めながらの朝食、サイコーでした。

まず、着替えてスタート地点へ。
去年と同じ場所、トゥリバー。
ここから今年は新しく出来た「橋」を往復する。
伊良部大橋は試走しておきたかった。
往復7kmぐらいらしい。総工費380億円。伊良部島の人口6000人。(笑)
それにこの橋を渡りきる前にどうやらリアルスタートとか。(橋に入る前からずっとパレード走行)レース中は景色を楽しむ余裕ないしね。
パレードといっても橋に観客なんか居ないので。(笑)
実際には交通整理しながら危険回避のパレードだと想像。

この最初の部分と、、いつもの宮古島海宝館からほぼドイツ村までのアップダウンの激しい区間を試走。
その他はレンタカーで道路状況確認。
今年は「暑い」。
気温が例年より高い、、、試走中もずっと汗だくだった。

ホテルに戻って、シャワーして着替えて、ビーチ沿いにあるシャレオツなカフェでランチ。
喰ったらすぐ眠くなって昼寝。
夕方ぐらいから起きだして、、後輪のタイヤ交換。
加賀温泉のときスローパンクしてて練習用のタイヤに張り替えたままだったから。
少しマシ?なタイヤに交換。
この日の夜はちょっと奮発してホテルのプールサイドBBQを食べる。
オナカイッパイになって就寝。
しかしレースのことで頭がいっぱいになってなかなか寝付けず。
あーでもないこーでもないと考えてるうちに寝た。(笑)


14日 いよいよ決戦の日

午前4時起床。
起きてすぐ朝食。
ホテルで用意してもらったサンドイッチを食べる。
しかし昨夜のBBQが効いてるのか?食欲イマイチ。
サンドイッチを一切れ食べただけで終了。
緊張して食えないのか?今までそんな経験は無いのでおそらくBBQ食い過ぎなんだろう、と解釈。
シャワーして着替えてバイクに乗ってスタート会場へ。
午前6時前、、に出て6時にはスタート地点で並ぶ予定だった…のに…
なんか前輪が気になる。
空気圧が足りない気がした。
フロアポンプを出して計測したら4barと抜けている。
昨日は7barだったのに。
チューブラーなんで1barぐらい一晩で抜けるのはわかるけど3barは抜けすぎ。
スローパンクか??
むちゃくちゃ気になる。
時間はまだ余裕あるので予備のタイヤに貼り替えることにした。
朝からなんてこったい!必死で交換。
早くも汗だく。
6時20分ぐらいに交換終了してホテルを出る。
既に心拍数69% of Max。(笑)
スタート地点に行くと、もう100人以上並んでた…
あいたた…中間ぐらいからのスタートか…危ないなぁ…(汗)
エントリーは350人ぐらい。100番目ぐらいから出走。
正直、サイクリングレベルの選手も多いのでスタート時がものすごく恐い。
2014年は前から出れたのになぁ…今年は最初から緊張しまくりやなー。
スタート前に岩瀬選手に挨拶しようと探したんだけど見つからず。
諦めてそのままスタートを待ち、定刻通り、7時10分スタート。
最初は8kmのパレード走行…
なのに30km以上の高速走行。(汗)
ぜんぜんパレードちゃうし!
まあ、おかげで「脚が無いのに前に並んでたヤツら」ががんがん落ちてくれて助かった。
伊良部大橋の中ほどまで来た頃には40番目?ぐらいまで上がることが出来たし。
周囲を見渡すと既にゼッケン番号が若い連中ばかりになってきてたんで。
(ああ、もう先頭集団や)と理解した。
伊良部大橋中間ぐらいのアップダウンを終えて、折り返して、もう一度アップダウンしたぐらいから、おそらくリアルスタートになったくさい。
あんまり良くわからなかった、スタートの瞬間。
それぐらいパレードとリアルの速度差がなかった。(笑)

何度かアーリーアタックがかかってたみたいだけどいつものごとく決まるわけないので無視。
どの時点で番手をアゲるか?じっと様子見。
池間島までに20番手以内に入っておきたい。
今の位置だと前で落車が発生したらもう千切れるかもしれないから。
ジリジリと前へアゲる。
隙を見て2~3人ずつ抜いて前を目指す。
かと言って無駄に脚を削ってまで前にアガる必要もないし。
じっくり行くつもりで。
ボクのいる位置では大きな落車など発生せずに40分ぐらい経過。
そのとき後方で「ガキガキッ」っとカーボンホイールの削れるような異音が聞こえてプロトン内が不安定に。
(なんか、後方であったか?)
何があったかわからないけど沖縄のチームのジャージが数人下がっていく。
たぶんゼッケン01のエースに何かあったくさい。
チームメイトがアシストのため下がっていった。
おかげでプロトンに隙間が出来たんで抜けた選手の隙間に入って前方10番目ぐらいまで位置を上げる事に成功。(^^)
(よっしゃ、ここでええかな?)という位置まで。
しかし、先頭交代のペースが早くどんどん前にアゲられてしまう。
ゼッケン05がプロトンリーダーみたい。
ペースつくってる。
前まで出て牽くけど、あまり活性化しないし。
この場面であまり牽いてもダメなんじゃない?ゼッケン01がトラブってるかもしれないんだし。
と思い、下がる。
下がるときに05に「どうかしたんですか?」と声をかけられた。
「牽きたくないんです」とも言えないので。(笑)
無言で20番手ぐらいまで落とす。
その後は池間島まで20番手~10番手ぐらいをウロウロ。
池間島大橋に入る前に最初の補給地点。
午前8時ぐらいで既に気温30度。
暑い。
水分補給をミスると走れなくなるなぁ、これ。
まあ、昨日の試走時から想定はしてたんで。
補給をしっかり取ることに…
し・か・し!
ひとつ目のエイドステーションはボトルで水分を用意してくれていなくて、、、マラソンみたいに紙コップに水を入れて待っていてくれた…(*_*)
(紙コップかっ?!)
プロトンが困惑したわ。(笑)
何人かがそれでも受け取ったけど、持った瞬間にぜんぶこぼれてコップだけになってた…
プロトン内は失笑の嵐。(2分50秒あたり
このAS以降の補給地点では水は奪い合いになることになる…

池間島への橋。
道幅は狭い。
ここで184kmの集団とすれ違うんだけど今年はすれ違う位置が悪かった。(汗)
184kmの集団が左折して復路の池間大橋に入るときに114kmの先頭集団がその曲がる位置に遭遇。(汗)
左折のオーバーランの選手とぶつかりそうになる。(汗)
恐い。
怒号が飛び交う。(9分55秒あたり
池間島に侵入。
この辺まで来ると「ツール・ド・宮古島のため自動車通行禁止」の規制もあまり役に立たず。(笑)
頻繁に道路に自動車が走ってる。
これもレースだ。
池間島を出る直前に去年(2014年大会)でいっしょに闘ったMaxSpeed97の選手に気づく。
声をかける。
「ごぶさたー!」
向こうも覚えていてくれて笑顔で「一年ぶりーご無沙汰です」とお互いの健闘を誓う。(15分45秒あたり
復路の池間大橋を終えると、例年なら「ノンビリコース」になるんで。
道幅もそこそこあって風が強く、単独走は辛いんで、プロトンが肥大する。
今年は横風区間も多かったんでプロトン内はアタック警戒は殆ど無くマッタリムード。
時おり、散発的にTTバイクのようなのに乗った選手が前へ出てくるけど、あんまり意味のないアタックなのは明白だったんで無視。
この辺りでボトル一本消費。
残り一本になる。
(次の補給地点で取らないとヤバイか?)と考えてAS手前で左に寄る、、けどみな同じ考え。
第1ASが紙コップだったんで、みんな補給はマジになってた。
(第2もコップだったら…)ちょっとピリピリしてた…
必死で補給を受け取ろうと手を出して「ボトル!ボトル!ボトル!」と叫ぶ。
しかし、目の前で転けてるヤツが!!!
「落車ーーっ!!」
怒号が飛ぶ。
ここで転けたら終わりや!
ボトルを諦め、必死の回避!!!
なんとか誰も巻き込まれずに逃げられた。
しかし、水がない…(泣)
ボトル1本で次のASまで行くしか無い…(1時間5分20秒あたり
このAS落車でプロトンは一時崩壊。
再度、集団が落ち着くまで必死で脚を使う。
結果的に脚が削られ、1本しかないボトルの水も半分に。(汗)
(次のASってどこだっけ?)
あんまり記憶がない。
他の選手に訊くと「灯台を折り返したあたり」とのこと。
あと1時間ぐらいか。
耐えるしかない、水分節約だな…
気温はMAXになってた、32度。
(真夏やん…)

相変わらずプロトン先頭から20番目ぐらいで。
もうこの辺になると落ち着いていて、同じメンバーでの走りになるんで落車とかの危険性は低いと思ったし。
このメンツなら少々なにかあっても中切れせずに戻せるだろうと判断。
水も心配だし、休ませてもらうことにしてプロトンでまったり。

灯台に向かう道は急に細くなるんで集団で入ると恐いから、ちょっと前に出る。
10番手ぐらい。
一列棒状になって灯台へ向かう。(1時間27分12秒あたり
折り返してUターン。
今度はなんとかボトルを受け取る。
折り返すとちょっと速度が上がる。
不穏な空気がプロトン内に流れる。
何か相談してる?
何があった?
どうやら単独で逃げが出たらしい。
補給を受け取るために前に出た、と思ってスルーしたら、補給のためにではなくアタックだった、ということらしい。
(ありゃりゃ)
追いかけるだけの余裕ないしなー。
周囲もそんな雰囲気で追う気配なし。
例年だと単独の逃げは自滅するパターンだし、放置でいいのでは?と思ってました。

ところが…
宮古島海宝館まで来て逃げが続いてる。
05のプロトンリーダーが「45秒、追いかけるよー!」とプロトンに喝を入れる。(1時間34分38秒あたり
「へい。」と応えるボク。
追うんかい?!
反射的に応えたし。(汗)
まあ、応えた以上、少しは追わないとアカンか…
海宝館を曲がっていよいよレースのメイン区間に突入。
勢い余ったボクは前から2番目でここに突入。(汗)
(うは!向かい風、キツッ!!)
前に出たら、もう話にならんぐらいの向かい風。
たまらず後ろに下がる。(恥)
こんなんで脚を使ったらダメや!
恐怖のアップダウン区間。
過去に落車に巻き込まれたこともある。
速度差が猛烈に出る区間だ。
できるだけ前でクリアしたい。
登りでは圧倒的に力の差が出てしまい、置いて行かれる。
そこそこ登れる、程度ではレースでは通用しない。
2番目で入ったのに終える頃には集団最後尾?目一杯下がってた。(恥)
(千切れていなけりゃいいよ。)
とにかく集団にさえ残ってればいい。
逃げてた選手がどうなったのか?さえもわからない。
必死で登ってドイツ村を過ぎるぐらいでようやく「ちぎりあい」終了。
今年も何とかかんとか、、、生き残れた…

アップダウン区間の最後にエイドステーションがあり。
あまりのキツさにここでボトルを受け取ることが出来ずにスルーしてしまう。
これが後に命取りに…
道路に散乱して落ちていたボトルを踏むのが怖くて取れなかった…(2時間3分10秒あたり

レースもいよいよ終盤。
先頭集団もメンツが減って40名ぐらいだと思う。
ボクは相変わらず20番手ぐらいをウロウロ。
もう前に上がることはしない、、できなかった。
ペースが落ちない。
(これ、まだ逃げてるな?)
とっさに思った。
逃げが捕まってない?
いつもならこの辺りはマッタリになるはずなのに。
先頭付近は一列棒状で速度が上がってる。
集団後方で耐えて着いて行くしかない。
主体的に追えるほど余裕がない。
そして嫌いな来間島への橋横断。
道が狭い。
ポールが立っていて恐い。
急に折り返すし。
案の定、道の真中に置いてあったポールに選手激突で落車。
幸い、ボクのすぐ後方で発生したみたいで巻き込まれなかった。
と思いきや、すぐまた前でポールを踏んで落車発生。(*_*)
油断も隙もない。
ここまできて転けるのは超嫌だ。
必死の回避、、、と同時に急激Uターン、ここ、恐い!(2時間10分45秒あたり
なんとか巻き込まれずに回避して来間島大橋を終え。
左に曲がるともうあとは道も広くなり、アップダウンも少なくなり。
最終局面へ。
来間島の落車で一列棒状に伸びたプロトンに追いついてしがみつく。
時速45km/hぐらいが続く。
キツイ。
チームメイトがいる選手は牽かせてガンガン右から前に上がっていく。
ソロで出場してるボクにはできない。
ここで前に行けるだけのパワーが欲しい。
しかし、まだ耐える局面だ。
必ずこのペースは続かない、また緩むはず。

しかし。
集団はいっこうに落とす気配がない。
(あれ?)
理由がわからなかった。
着いて行くのが精一杯だ。
ずっと45km/h周辺でのせめぎあい。
そんなときふと手がおかしいことに気がつく。
ハンドルを握っている手が痺れて感覚が無くなっていた。
(あれ?路面振動でおかしくなったかな?)と思った。
でもそんなことは今まで一度も経験してない。
おかしい?と思って数分後、すぐに吐き気が。
(???ナニコレ???)
んで、もうその直後に右脚の脹脛がビクビクッと痙攣を起こし麻痺。
(あ、、あかん、、、攣った…)

そう、、熱中症による脱水症状。

身体が言うことを聞かなくなった…(2時間19分30秒あたり
「わっ」とか「うぇっ」とか声は出るけど力が出ない。
それでも何とかごまかしてペダルを回そうとすると今度は残った左脚脹脛も痙攣を始めた。
(ああ、、、もうアカン…)
両脚が痙攣を起こし、ついに先頭集団から千切れてしまった…(泣)
悔しかった。
千切れても諦めきれず喘ぎながらなんとか追いつこうと藻掻き苦しんだ。
諦めたくない、必死で回した。
でもメーター見たらもう150wぐらいしか出てない。
どんどん離れていく先頭集団。

負けた…

補給をミスして、それを甘く見ていた。
水がないぐらいなんとかなるって思ってた。
たしかに喉は渇いてたし苦しかったけど、こんな風に追い込まれたのは生まれて初めてだ。
大失態だ。

どんどん後退していった。
後からくる選手にも抜かれた。
抜かれるとき「先頭集団でよく頑張ったよ、おつかれさん」とか言われた。
ますます惨めに感じた。
悔しくて仕方なかったけど、もう身体がやばかった。
油断すると転けちゃいそうだった。
(こんな単独走で落車してリタイアとか最悪や。)
途中からもう「無事に完走したい。」と思い直し。
必死の形相でペダルを回す。
落ち込み過ぎたらリタイアしてしまいそうだった。
呼吸だけが荒く「ひーひーぜーぜー」で走り続け。
それでもゴール前ではジャージの前を閉めて写真撮られてもいいように身なりを整えて。(笑)
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ゴールイン
苦しかった…
レース中に吐きそうになったのは初体験。
IMG_1869
キッツー
実はゴール後、すぐに他の選手と絡まって落車したんですけど、ナイショでオネガイシマス。(笑)
転けてからしばらく立てなかった。
ギリギリまで追い込まれたなぁ。

逃げてた選手は聴覚障害選手でプロトン内でもすごく力強い走りをしてた選手でした。
ゴールしてから聞いたんだけど、逃げ切り濃厚!とまでアナウンスされていてプロトンは必死で追ってたみたいです。
だから緩まずにずっと速かったんだ…
ゴール手前で逃げは吸収されてしまったらしいんだけど、すごい選手だなぁと感服しました。

それに比べて自分はなんて情けない…と思いつつ。
自分の今の力はこの程度、と今年は素直に負けを認めることが出来ました、完走できたしね。

ツール・ド・宮古島の閉会式に出席するのは実はこれが初めてです。(恥)
いつも落車かパンクで終わってたので不貞腐れて出てませんでした。(*_*)
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Party
ひょっとしたらこのパーティーに出席するのがボクの最大の目標だったのかもしれない?(笑)
実にゆったりしたいいパーティーでした。
ここで初めて自分の成績を知りました。
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44位
うっはー、44位か。
悪い成績でした。(*_*)
たしか第2回大会で完走したとき36位ぐらいだったと…
なさけねー。(*_*)

でも閉会式では。
Tagged! ツール・ド・宮古島「閉会式」にて。 184kmレース第2位に輝いた「我が師」岩瀬選手と記念撮影。
我が師、岩瀬選手と記念撮影
Tagged! ツール・ド・宮古島「閉会式」にて。 114kmレース、昨年2014年大会ではボクが勝った、でも今年2015年大会では彼(MaxSpeed97の選手)に完敗。 2016年の再戦を誓い固く握手。 来年は勝つぞ!
レース中に挨拶したライバルと記念撮影
いろいろご挨拶できたし、とっても楽しかった。
初めて出たけど閉会式っていいもんですね。(笑)
来年は「気分よく」出席したいです!!
もちろん壇上に上がりたいです!
まだまだ「伸びしろ」あるはずや!

こうしてレースを終え、今度は腑抜け状態になり。(笑)
何もやる気が出ず、、後片付けが大変。
やっとの思いでバイクをケースに詰め送り出し。
カンガルーサイクル便?だっけ?を使って送りました。
送り状とか書かなくていいので便利でした。(^^)


15日の朝


ホテルで朝食を済ませ、帰路へ。
うじうじといろいろ考えました。

来年のボクへ。
  • レースの直前に風邪ひくな!
  • 忘れ物ないようにチェックしとけ!ヘルメット、シューズ、グローブや!
  • パンク対策は万全にしとけー!
  • レースの前夜、禁酒や!
  • レース当日の朝食はしっかり喰え!
  • 飲料水の確保、補給食は灯台にいくまでに採れ!レースが動き出してからじゃ遅い!
  • スポドリだけじゃなく経口補水液も使え!
こうしてボクのツール・ド・宮古島は終了。
成績はダメだったけど、去年の2倍楽しかった。
悔しさも楽しさに変化したような気がした。
それは岩瀬選手が2位になったのもあるし。
長年参加してるから顔見知りも増えてきて、成績だけじゃない楽しみ?みたいなのが湧いてきた。
年齢的なこともあるんでボクより年長の先輩が好タイム出してるのを目の当たりにして「自分もまだまだ頑張らなアカンね。」と思いを新たにできました。
宮古島のために月間2500km走りこんだけど、直前の風邪のおかげでパーになった気がする!
来年はもっともっと練習して挑戦したいなー!!と思ってます。
(来年の開催日が6月ならね。)

まあ、とにかく、楽しかった!ありがとうございましたー!!
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マタネ…