ツール・ド・宮古島へは2年ぶり。
今年も2年前と同じく神戸空港から飛んだ。
パターンは同じにしたい。ワンパターンが良い。ストレスがないから。
6月8日
自宅を出て電車で神戸へ。
神戸空港から那覇を経由して宮古島へ。
移動だけで丸1日は消化する。
でも海外に行くほどのストレスは感じない。
気楽で良い。
昨年は
ニセコに集中したかったし、ニセコと同日開催だったので参戦できなかった。今年はニセコは行かないことにしてたし、開催日が元に戻ったので行く気満々での参戦になった。
ところが。
神戸空港から飛行機に乗り込んで経由地の那覇に降り立った途端、スマホにメールが飛んできた。
な、なんと!
「台風の影響で開催を検討する」という知らせが舞い込んだ。
ガビーン、これはやばいな。
台風なんか来てるん?
天気予報はチェックしてきてるのに!💦
搭乗してからのメールなのでもはや諦めるしかない。
運を天に任せて那覇から宮古島へ飛んだ。
ホテルに到着したのはもう午後6時ぐらい?だったけど、相変わらずの何時までも明るい街で、午後7時ぐらいでも夕方みたいな明るさ。
夜は長いな。
行ったら必ず行くお店で晩ご飯。😊
満腹食べて早々に就寝。
6月9日
翌朝。
7時に開催の可否について発表があるとなってたので7時にベッドから這い出てFacebookにアクセス。
土曜日開催予定のサイクリングは予定通りの開催と発表。
レースの可否は改めて午後7時に判断するとアナウンス。
うーん、引っ張るなあ。💦
考えても仕方ないので、朝飯食べて、バイクを組み立て、暴風の中、、試走へ。
さすがに悪天候だ。
サイクリング大会の選手に混ざって走る。
時折、スコールに見舞われ動けなくなる。
パないぞ、雨量。💦
風もパない。
こんな暴風ならレースできんかもなーと思いつつ。
ボトルの受け渡し予定場所でしばし補給のタイミングをチェック。
その後はぐるりとコースを試走。
右脚の様子見、、、やはりアップダウン区間では脚に違和感を感じる。
どこまで踏み込んで良いのか?悩むところ。
誤魔化してどこまで行けるやら?かなり怪しい。
結局、ほぼコースを1周する。
試走を終えて前日受付会場へ。
センサーとゼッケンを貰ってホテルへ戻る。
何度も小雨が降ってきてた。
だいたいレースのイメージはできた。
この強風だと逃げは出ない。
出たとしても逃げ切れる脚を持つ選手しかトライしないだろうし。
そんな選手に勝てるわけがないので逃げアタックはスルーで良いと。
問題は活性化しない集団の危険だけかな?
居場所がかなりタイトになると思うので窮屈に感じたら右から被して前へ上がってスペースを確保する、こんな感じ。
集団スプリントの確率80%だとオモタ。覚悟した。😖
暴風雨だったら無茶したくないなー、離島で病院送りはイヤやなーとか考えてた。😫
試走を終えてホテルに戻りこの日のディナーはいつも行くadishに。
レースが開催されるかどうかわかる午後7時になっても通知はなく。
7時少し過ぎてから「開催の可否はさらに遅れて当日の午前5時半に発表する」と再度の遅延アナウンスがあり。
こりゃもうヤケ酒やな!とイタ飯とオリオンビールでご機嫌になって午後8時には就寝。
レースは開催されるもの!と信じてベッドに潜り込んだ。😪💤
6月10日
レース当日。
午前4時起床。
いそいそと身支度を整え、5時半の開催発表を待つ。
こんな気分は初めてだ。
これで中止されたらかなり凹むぞ、頼むぞ、と願いながら待つ。
外は風はあるけど雨はない。
(いけるやろ)
そう思ってた。
午後5時半少し過ぎたぐらいに「開催する」と発表!
おお!となぜか声を出し、一目散にホテルを出発。
会場へ行ってみるともうたくさん集まっていた!
早いぞ!
さっそくバイクを並べて先頭から4列目ぐらいに陣取る。
良い位置だ。
少し遅れてチームメイトの
きったんもやってきた。
すぐに同じ位置取りでバイクを並べて陣取る。
これで朝の儀式はほぼ終わり。
後は顔馴染みと御挨拶タイムだ。☺
今年のサプライズは沖縄でも一緒だったネクストリーム後藤選手が宮古島のチームジャージで居たこと!びっくりした。
全く気がつかなかった、挨拶されるまで。
挨拶されてからもしばらくわからんかったし。(笑)
挨拶終了後はすっかり有名人になった
リアルまもる君と記念撮影したり。
きったんとウダウダ喋ってたらあっという間に定刻になってスタート!!
レースが始まった。
パレード走行からいつも決まってバチバチ火花が飛びますが、今年も同じでした。(笑)
ガンガン右から被してくる。
罵声が飛ぶも、これぐらいは軽いジャブ。
30番目ぐらいに位置してたけどリアルスタート時には50番手ぐらいまで下げられた。
まぁ、良いでしょ。
しばらくはこの位置で様子見かな?と余裕モードしてた。
しかし集団はかなりぎこちなく。
頻繁に罵声飛び交う荒れた状態。
うーん、ちょっとキナ臭い?
まさかの落車が怖くなり、緩んだ隙に前方へ、10番手ぐらいまで上がってみる。
きったんもこれぐらいの位置に居たので前の方が良いかな?と思い直し。
序盤戦から前で展開することに。
少しローテーション見たりして。
あんまり活性化しないな、やっぱり。
5人ぐらいの逃げが出てたけどボクは追わないでスルー。
すぐに吸収され、また別の逃げ。
積極的に追わず、様子見。
様子見してたらまた集団に飲まれて50番手ぐらいに下げられる。
まぁ、積極的に行かないなら前に居ると邪魔なので下げたままに。
この頃には集団内も落車の匂いが消えてたので良いかな?とオモタ。
例年より
距離が短くなってしまったツール・ド・宮古島。
そのせいかいつもより集団の速度が速い?と。
中盤ではいつも中弛みするのに今年は速いぞ?何でかな?と20kmすぎたぐらいから感じ始め。
せっかく補給の練習したのに早々に「補給の必要なし」と判断。
速度が落ちないので補給してたら千切れるかも?ということでボトルは断念。
結果的に距離も短くなったし、天候も無茶苦茶暑いわけではなかったので2本のボトルで十分だった。
んで自前の補給地点を過ぎると公式の補給地点。
ここは落車多発ゾーンなのできったんに注意を促す。
後藤選手からも注意シグナル。
かなり警戒して通るも見えてる範囲で落車なし。
無事通過。😊
次の海王館を曲がったすぐの補給所も警戒してたけど問題なく通過。
良い感じだ。
ただ、ここに来るまでにすでに決定的な逃げが出てた模様。
全く気がついてなかった。(恥)
きったんと先導が居ないことを話し。
周囲の選手に訊いてようやく独り単独で逃げてるらしいことを知る。
この暴風で単独で逃げてるってかなり強いよね、ってオモタし。
「逃げてる選手、かなり実力あるよ」って集団内でもアナウンスあり。
追ってる様子もないので早くも集団は追わない決意とみた。
そうなると無理に先頭にしゃしゃり出る必要もないので安全地帯をひたすら探す。
アップダウン区間が終わると、もう仕掛けてくる場所がない。
このまま大集団で行くのか?
まだ何かあるのか?
散発的に速くなったり遅くなったりするものの目立った動きがなく下地まで到達。
ここで単独アタックあり。
「アタック出たよー」と叫ぶ。
自分では追わないけど。(笑)
すぐに接着剤が飛んでいき吸収。
しばらくするとまた同じ選手のアタック。
いいね!活性化して!😊
しんどかったけど「良いアタック」やと思いました、見事でしたね。
面白かったです。
少しはスプリンターの脚を削れたかもしれないなぁ!?と淡い期待をしつつ、周りを見てもスプリンターはぜんぜんギラギラ!で元気やし。💦
こりゃアカンなーやる気満々やん、とかオモタ。
そうこうしてるともう残り5kmとか看板でるし。
集団は前が塞がったみたいな格好になってて密集。
タイトすぎるし、右に出たくても対向車線は観光バスの車列で危なくて出れないし。
そもそも出ちゃいけないルールやし。
ミスったなぁ!もっと早い地点で前へ上がっておくべきだったか。
この残り距離で前へ位置取りするのん困難や!と焦り出す。
何とか前へ位置取りしたタイミングで、また同じ選手からアタックされ。😖
集団が加速。
(うわーかんべんしてー)
と思いつつも必死でしがみつく。
それでもせっかく前へ上げたのに下げられてショボン。
うーん。
何とかせねば集団スプリント大会になるなぁ!と。
KIDSのスプリンター選手に「スプリントっすねー」とか呟くと「右に出して」と頼まれる。
やる気やなーと思い、ポジション譲るも、すぐにマークして後ろに張り付く。
そのままヤマダ電機を左にカーブ。
いよいよ最終局面。
最悪でも目印にしてるファミマまでに位置取りできてないとダメだ。
スプリントで前に出られるわけがない。(スプリント力がない)
必死に右から上げようとするも対向車がガンガンきて上げられない。👿
(まいった!)
ここで消極的な考えに陥る。
(無理してこじ開けても危ないだけやしー)みたいな。
ファミマが見えて下り坂に。
ここに来て躊躇するとは情けない。
集団の中でこの下りは速度が出せない。
(ああーダメかー)
と思いつつノンブレーキで左カーブに突っ込んで。
ゴールまでの直線1km勝負に賭ける。
後方からキッタンが抜いてくる。
いや、それは悪手だ。
まだ1kmあるねんで、早いで。
そう思いつつスリップストリームにイン。
集団が右へ左へうねり始める。
左に寄ったときに、右端から一直線にスプリント。
これで数人抜いた。
んでもここまでかー。
だいたいスプリントなんかでけへんし。(恥)
死ぬかと思いました、集団スプリントなんて久しぶりでしたわ。
JBCF選手時代は怪我を覚悟でやりましたけど、もう怖くてやりたくないなーって思ってましたしー。
観てる方は迫力満点でしょうけどやってる方はチビリそうです。😓
というわけで、無事終わりました。
チームメイトのキッタンも無事終わり。
南国での熱い闘いを終えました。😀
2年ぶりの宮古島でしたが、久しぶりにチームメイトと走れて楽しさ2倍以上でした。
エキサイトできたなー、アドレナリンが気持ちいい。(笑)
集団内でいっしょに闘った選手達に挨拶してから「もぐもぐタイム」に。😊
リザルトわかんないので、取り敢えずホテルに戻って後片付け。
午後から公園でBBQしながら?の表彰式でした。(初体験)
なかなか趣があって良かったね。(笑)
チームまんまでBBQは仕切ってました。(笑)
いっぱい食べるだけ食べて、キッタンのフライト時間にあわせて早退して空港までキッタンをお見送りに。
BBQ会場でも多くの顔見知り選手とご挨拶できて良かったです。
リザルトは総合25位。(年代別7位)
2年前よりかなり下げちゃいました。😔
やはり最終局面で消極的な走りを出しちゃダメですね、猛省しました。
脚は残さず使ったつもりですが、ボクのはスプリントで使うべきじゃない脚でした。
早めに仕掛けて次の展開を促すべきだったなぁ、と猛省。
待ってちゃボクはダメだ。
動画を観てさらに反省しました。
来年ももちろん参加の方針です。😊
できれば
元の距離に戻して欲しいのですが。
ダメなら来年は
ロングに挑戦したいです。😀
運営の皆様には大変お世話になりました、今年も。
多くのボランティアの皆様、応援してくださった人達にも感謝。
来年も是非よろしくお願いします。
永井選手に教えたもらった「宮古新報に写真出てるよ」のおかげで宮古新報本社に行って購入して帰りました。(笑)
表彰台には上がれなかったけど新聞に載ったのは嬉しいな!😀🙌