2014年6月22日日曜日

第48回 JBCF 西日本ロードクラシック 広島大会

去年の死闘はこちら

燃え尽き症候群か?宮古島の落車の影響なのか?
当初「西日本ロード、DNSしようかな?」という考えがよぎっておりました。
まぁ、実際、左半身怪我だらけ。(擦過傷)
踏んだら痛いときもあったし。
曲げたり伸ばしたりしても痛かった。

やめよっかなー?どっしよっかなー?って宮古島に居る時からウジウジ考えてました。
助監督に相談したら「走れ」ということだったので。(汗)
さて、どこでモチベーションあげるかな?ってずっと考えてた。
とにかくレースまでレースのことを考えないで。
とにかく練習に明け暮れることにした。
そしてそのままレース前日に。

21日(土曜日)

うーん。
やはりアゲてない。
例年にないサゲムードで広島へ。
ルートはいつもと同じ。
京都までローカル線、京都から福山まで新幹線、そこからレンタカーで広島空港。
宿泊はいつもと違うホテル。
エアポートホテルは満室だったから。
福山駅で下車してランチ。
これも去年と同じ広島焼きのお店で。
ここからはレンタカーで移動。
1時間ほどでホテル到着。
バイクケースを受け取って組み立て始める。
宮古島から戻ってきてそのまま広島にケースを送ってるんで中身は宮古島のままだ。
組み立て始めて15分で背中が凍りついた。
(Di2のバッテリー忘れた…)
そう!空港で止められるのでバッテリー外してポーチに入れてたんだ!?
そしてそのポーチを持ってきてないと来たもんだ!!(*_*)
さらに、持ってきたホイール(Easton EC90 AERO)の回転が良くない?!
いつも超回るのに、ぜんぜん回らなくなってる。(*_*)
ああ…もうアカン、、、レースやめて帰りたい…DNSしたいー!
でも助監督に怒られるしー!!

色々教えてくれたタカちゅか選手
取り敢えず、チームのLINEに「バッテリ、貸して!」と叫び続けると、デンロクさんが貸してくれると答えてくれた、感謝。
さらに晩ごはんの「広島焼きパーティー(仮称)」のときにチームメイトのタカちゅか選手に「Eastonの回転が悪くなるのはなぜか?」のレクチャーを受け、謎を解明できた。(^^)
やはりチームメイトと同じ機材を持つことは「有効」だ。
いざというときに助けてもらえる確率が上がる。

事なきを得て、安心して寝る、、、、しかし、午前4時起床…(*_*)
ネタ!すぐオキタ!みたいなもんですね。
午前7時半のスタートだからなー。

部屋の窓から外を見ても暗くて雨なのかどうか?よくわからない。
もそもそ身支度を整え、午前5時、ホテルの駐車場でローラー開始。
雨は小雨だった。
しかし、だんだん雨量が増えてくる…
午前6時、ホテルを出発。
チームメイトの待ついつもの場所へ。

今回は一度も試走しないまま本番を迎える覚悟。
レース会場に到着したらもう雨は本降りだった。
最悪?の環境でのレースになりそうだ。
ただひたすらローラーを回す。
DSC06944.JPG
ボクのオーダーは「完走すること」だったし。
まだ怪我してる身体でどこまで追い込めるか?まったくわからなかったし。
極限の状態で走れるのか?不安はいっぱいだった。

午前7時、スタート地点へ。
ダラダラとスタートを待つと、10分ぐらい前に「位置を後方に変更」とアナウンス。
ずるずると後方に下がる。
けっこう時間かかって下がった。
110人ぐらいのエントリーらしい。
DSC06957.JPG
スタート
ボクを入れてこのE2レースには仲間が5人。
ポール、PUNK軍曹、タカちゅか、この3人が攻撃部隊。
ボクとまんま団長は「完走」狙い。
完走するだけでも難しいレース(コース)なのに雨なんて最悪や。
しかし、無情にもスタート時間が近づくにつれ雨が激しくなる…
(こりゃ、荒れそう…)
ボクは覚悟した。

覚悟を決めた頃、スタート。
DSC06965.JPG
行ってきます!
中段ぐらいに並んでいたんだけど。
スタートしてすぐ後方にずるずると下がる。
特に急いで前に陣取るつもりはない。
最後尾から下り坂に突入。
雨は激しい。
スリップ落車が怖いので速度が出せない。
しかし、去年のドライだったレースに比べるとみんな慎重に坂を降りているんで。
心配した落車は発生せず、クリアできていた。
やはりこの辺はJBCFらしい、みんなそれなりに「わかって」走っている。
無茶をして攻める箇所ではない。
ボクはといえば慎重に走りすぎて、ほぼ最後尾。
でも焦ってはいなかった。
このレースは前で走ったからどうこうっていうレースじゃない。
「本当に強い奴が前に出られる」レースだからだ。
サバイバルなんだもの。
じっくりペースを乱すことなく走れば、「自分が走ることの許される位置」に自然と辿り着く。

下りが終わる頃になると、抜かれていた選手を次々抜き返す。
鳥かご橋(仮称)を越えて登り区間になると、いっそう抜き返した。
さて、そろそろ先を行く「まんま団長」に追いつけるかな?と思ったけど、鳥かごでは追いつけなかった。
(あれ?まだ先なのか。)
団長、調子いいのかな?
3人ぐらいのグルペットで回して先に行く。

三段坂手前で団長に追いついた。
ここからは6人ぐらいのグルペットに。
たぶん20人ぐらい?抜いたかな?
ボクが抜ける選手はここまでだろう、このメンツで完走を目指さなくちゃ、と考えた。
そのグルペットの中にまんま団長がいる、、、これは?今までにない展開だなぁ。
CIMG0624
ヤツがいる!
このまま2周目に突入。
団長はまだ居る。
しかし、過去に何度も同じレースを団長と走ってきたけど。
残念ながら1周以上、団長が千切れなかったことはない。
ボクは…
(たぶん、2周目で団長は千切れるだろう。その後のグルペットを考えなくちゃ。)
と団長抜きの展開を考えていた。(笑)
下り区間は快調に先頭を牽く団長、登りではボクが交代。
ペースを少しアゲてイジメてみた。(笑)
クライマー風のグルペットメンバーのペダリングの音だけ聞こえてきた。
(あ、ちょっとアゲすぎたか?)
と、降りてみると、団長は千切れていなかった。
おまけに「ナイス、ペース!」なんて声まで出す余裕だ。(笑)
(ありゃ?おかしいな?)とボクのペースが乱れた。(汗)

その後、2度目の三段坂。
ここはキツかった。
ボクも初めてインナーロー。
ギア使いきった。
他の選手も横一列で誰もが苦しそう。
まんま団長は1段目で千切れていた。
(団長もここまでか…)

2段目、登り、3段目、終了。
池を曲がって展望台への登りだ。
ここでグルペットの先頭に出て、ペースをアゲてやった。
もう少し千切れる奴を出して少数にしよう。
ボクがグルペットの先頭で展望台登りに入った。

その時、左後ろから、、、ガシャガシャとダンシングでついてくる音が聞こえた。

(ま、まさか…)



千切れてたはずの団長が…
(千切ったはずなのに…)
CIMG0667
こりゃ想定外
団長の瞬発力と爆発力は、たしかに凄い、認めている。
けど、持久力、耐久力はまったくダメだったはず。

(いったいなにがどうなったんだろう?)

ボクのペースは乱れた。
6名ほどのグルペットにチームまんまが2名だ。
他の4名はチームプレイを警戒しただろうが、当の2名はガチガチに競い合ってた。(笑)

取り敢えずボクの考えてた展開に「団長とゴール手前で争う」というシナリオが加えられた。
100mスプリントだとボクに勝ち目はない。

3周目に突入。
依然として団長は軽快にグルペットにいる。
前を牽かせて消耗させようにも他のメンバーも居るのでうまく交代されてしまい消耗しない。
後方に張り付いて様子見しながら、プレッシャーを感じさせるしか当面の手はない。

3回目の三段坂。
3回目の展望台。

団長の側にいて様子を見る。
展望台はさすがにイッパイイッパイのようだったけど、取り敢えずクリアしてきた。
ボクはここではダンシングを使わず後方荷重でくるくる回して登る。
団長は委細構わずダンシング、前方荷重でガシガシ登ってくる。

(うーん、、こりゃ、ゴール前で決着かなぁぁ?)

走りながら団長とゴール前スプリントのイメージ、、展開を考え始めた。
あんまりボクに勝算ないぞ、、、こりゃ。
ヤルとしたら、、もうゴール1km前ぐらいからボクから仕掛けないと勝ち目はなさそうだ。
そういや「ゴールまで1000m」の看板があったなぁ…この辺だっけかな?
と、、、看板を探し始めたら。

いきなり。

「パシューーーーーン!」

と破裂音。

(え?だれ?)

前を走るまんま団長がいきなり左に進路を変える。

(団長、、ここでパンクかっ!)

すれ違いざま、「(先に)行くでっ!」と声をかけた。

勝負はなくなったけど、団長の完走がヤバイ。
すぐに駐車場にいる仲間に「団長!パンク!」と全員に声をかける。
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「団長!パンク!」と叫んでます。
なんとか復旧して完走してほしい。
3周目クリア。
先頭から6分40秒遅れだっけかな?
これでほぼ完走は確定。

グルペット内で「完走確定?」「いや、まだだ!」「いけんじゃないの?」といろいろ意見が飛び交う。
1名が飛び出した。
完走は確定していないと言い切った選手が前を牽く。
まあ、これに乗せてもらおう。
1名は「もうイイです、完走確定だし。」と千切れていった。

牽いてくれる選手に乗せてもらって快適に下り坂をこなす。
しかし、ボクのマインドもここまで。
三段坂、展望台で使い果たし。
完走目的だと完走確定で心も折れてしまう。
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ずるずると…
5名のグルペットからボクも最後の頑張りどころでついていけなくなり千切れてしまった。
そしてひとりぼっちでゴールへ。
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ふうっと大きくため息

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ずぶ濡れ、身体中砂だらけでゴール
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戦闘終了後

今年もキツかった…
泣きそうにキツかった。
去年よりははるかにキツかった。
路面がウエットでずっと緊張しっぱなし。

カーボンホイールだから止まらないしね。
2周目までは下り坂も攻められなかった、怖くて。
3周目からやっと慣れてきて攻めたけど、焼け石に水だったな。

新車のPARISはよく走った。
いい感じだったと思う。
PRINCEより前傾姿勢が取りやすく、集団内での風の抵抗は低減できているとおもう。
また平坦での巡航速度も上がってると感じた。
アルテグラにしたおかげ?で28Tのギアが使えるのもこのコースではアドバンテージだったね。(笑)
28Tなんか要らんのとちゃう?って思ってたけど、覚えている限りで3回は使ってるし。(恥)
しっかり使い切ってますわ。


まんま団長も「なんとか」完走!!
E2は全員無事完走を成し遂げました。(^^)

レース後、団長とバトルできなかったのを「ちょっと残念」とか「しなくて良かったかな?」とか思ったり。
いろいろ複雑な心境に。(笑)

まんま団長のレースレポートはこちら


団長とのバトルはまだこれからもチャンスあるよね!
次はペースを乱されることはないぞ!!
そして次は完璧に千切るっ!!(笑)