2016年5月17日火曜日

働かないことも重要

5月16日の日記

島根県からの移動で終日終わり。(笑)
朝7時半の高速バスで移動開始して帰宅できたのは午後4時過ぎですからね。
海外旅行より遠いぞ。(汗)
行る気達磨

大田市にある「行る気達磨」(やるきだるま)。
シャッター商店街に「やる気」も何もないと思うんですが。
毎年、ホテルからトボトボと徒歩でバスのりばに向かう途中にあります。
寂しそうに立ってます。
顔は気合充分ですが、街は駅前のスーパーも閉店しててどんどん「やる気」が消えていってるようです。
自転車イベントでこの街を訪れますけど、それ以外では来ることもないと思います、ビジネス上でも。

帰り道、いろいろ映画観たり、本を読んだり、Webを眺めたりして、考えてたんですけど。
ニートとか貧困とかいろいろ騒がれてますけど。
逆転の発想で「それも良いんじゃない?」って思えば、特に騒ぐこともないんじゃないか?って思えてきました。
昔、弾さんの本で読みましたけど(いまは販売されてない。)。
学校を卒業すると就職して働いて普通って世間の目が怖いとかそういうのってあるけど。
そういう目が無ければどれだけの学生が働かずにブラブラするんだろう?とか。
(ボクは卒業時にちゃんと就職してない。)
ちゃんとレールに乗っかって人生の駒を進めないとヒドイことになる、っていう「ヒドイこと」ってのはなんだろう?とか。
なんかねー、別にそんなに必死になって働かなくても良いような気がしましたわ、この年齢になって振り返ってみると。
あんまり大差ない。
というのも、スーパーマンでも何でもない普通の人間がシャカリキになって働いてもたかが知れてますし。
働かなくて、まぁ、なんとかやっていける、、程度で低空飛行を続けても、全力飛行しても高度にそんなに差がないように、今となっては思います。
そりゃ、毎年、年末年始はワイハーでカクテル飲みながら初日を拝みたい、とか。
毎年、シャネルの新作のジャケットを買わないと死んでしまうとか。
レクサスがモデルチェンジしたら即座に買い換えないと、恥ずかしくて外に出られないとか。
そういうヒトは「死に物狂い」で働いてください。
でも年末年始は寒いからコタツから出たくなくて、洋服なんかユニクロで良いし、レクサスどころか自動車持ってないし、みたいなボクはホリエモンのように働かなくても良いはずです。
六本木ヒルズに住みたいとも思わないしね。

2~3年に一度、自転車を買い換えて。
それに乗って色んな場所に行きたい。
これぐらいしか「やりたいこと」がないし。
それを実現するのに「他人を蹴落としてまでビジネスで成功を収める」必要もないわけです。

遊ぶことが大事なんですよ、今の日本人には。
死ぬまで貯金して終わりってツマンナイ。
仮に政府が「死んだらそこでオシマイ法」みたいなのをつくって「相続税100%」とかにしたら。
黒田総裁がやった「マイナス金利」より、もっと効果的にみんなが消費すると思う。
自分が死んだあとは「終わり」なんですよ、金はあの世まで持っていけない。
だいたい親が大金を残して死んだ相続人ってロクな人生送りませんから、財産なんか無いほうが良いんですよね、きっと。
相続税100%にすれば、65歳ぐらいから、みんな遊びまくりますよ、きっと。
映画館にも行くだろうし、クルーザーに乗ってトローリングとか、セスナのライセンスとってスカイダイビングとか。
働かずみんな遊びますよねー。
日本人は「遊ぶ」っていう「言葉」に罪悪感を植え付けられていますから。
「働く」って尊くて、素晴らしいことであり、善である、と教えられてきましたからね、両親からも学校の先生からも。
初めてドラゴンクエストの「職業」で「遊び人」ってのが出現したときの世の中の騒ぎようって凄かったのを覚えてますもの。
「遊び人って職業か?!」とか言ってましたからねー。
働いちゃダメなとき(時代)も一生の間には有るのかもしれないのですねー。

是非、東京五輪終了時には相続税100%にして、そのお金を「ベーシックインカム」の財源にして、国民全員に配布する法案を与党で採択してほしい。
その収入はみんな遊んで使いまくるでしょ。
だって貯蓄したって死んだら「終わり」だから。
遊ぶと消費が活気づいて経済循環がすごくなり。
働かずに遊ぶことばっかり考えてると、すげー面白いアイデアばかり浮かんでくるからね。
そもそも芸術家とかアスリートとか働かないことで作品や記録を生み出すんだから。
世界に先駆ける国家になれるよ!きっと!





とか考えながら月曜日は会社に行かずに休みましたとさ。ばんざい。