2010年7月30日金曜日

ザ・ホード 死霊の大群

ゾンビ大好きなボクとしては見逃せなかった作品。
ザ・ホード -死霊の大群-
フランス映画です。

ザ・ホード 死霊の大群 [DVD]
B0040NP1PC

中学2年生の時に初めて「ゾンビ」を観てからずっとゾンビを追いかけてきてるんですが。
20世紀にあったゾンビのスタイルはついに21世紀で完全に変化しちゃいましたよねー。
このザ・ホードでもニュータイプゾンビですよ。(^^ゞ
20世紀型ゾンビは動きが遅く、走ったり出来ないし、力もそんなに強くない感じ。
ところが21世紀型は速い!走るし!馬鹿力だし!およそ勝ち目ないっす。

ザ・ホードのアラスジはですね。
犯罪グループ?って感じの移民の悪い奴らと。
警官っていうか刑事ですな、刑事さんたちとの戦いが、とある廃墟に近いビルの中で繰り広げられます。
そこに突然、21世紀型パワフルゾンビが襲いかかる!って感じのシチュエーション。
もう「なぜゾンビが?」とか「どうすればゾンビを倒せるの?」とかそういう細かいフリはいっさいありません。(--;)
「でた!」「殺せ!」ってなもんです。
(ゴキブリみたい?)

ビルの中でずっと戦いは繰り広げられますので。
雰囲気的には斬撃 -ZANGEKI-」と同じ感じ。
違うのは少しだけど「ヒューマニティ」を盛り込んであって。
刑事グループと犯罪グループが助け合ってゾンビと戦ってビルから抜け出す、というシチュエーションになるんだけど。
最初は啀み合ってたんだけど、だんだん協力し始めるっていう「雰囲気を醸し出す」っていう複雑な人間模様を描いたりしてた。

狭いビルの廊下を走り、追いかけてくるゾンビから逃げる。
狭いよー怖いよーの恐怖心は見事なもんです。
ただ、なぜビルから出ると安全?と判断したのか?
その辺はよくわからなかった。
同じ立場に置かれたらビルから出ないことも視野に入れるだろ?普通?
そして何と言ってもエンディング...
まあ、「オンナは強し!」と言ってしまえばそこまでだけど。
観てて(ありゃ、そりゃないやん。)と思っちゃいました。(-_-)

切なさとやるせなさは「28週後」のほうが上だな。
そして凶悪ぶりはRecの方が上だなぁ。
でもフランス語でのゾンビも品があって良かったザマスよ。(^g^)


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