2011年の作品。
劇場公開してたんだろうか?ってぐらい話題にならなかった気がするなぁ。
SF映画で、宇宙人が攻めてくる系です。
ボクの好きな感じなので楽しみにして観ました。
モスクワに何やらWeb(SNSサービス)の売り込みにやってきた青年ふたり、ショーンとベン。
しかし、売り込む前に自分たちのアイデアをスカイラーに盗まれ、先を越されてしまう。
自暴自棄になりつつも、モスクワでイチバンのクラブでナンパに勤しむ、ショーンとベン。
そこでナンパしたアメリカ人女性ふたり、ナタリーとアン。
ここまでは安っぽいアメリカン青春ドラマのイントロ。
このイントロはちょっと観てて退屈だった。
しかし、この映画の登場人物はこの5人で殆ど終了。
さらに言えば、この冒頭部分の「いざこざ」は宇宙人が攻めてきたら一切関係なくなります。(汗)
SNSサービスなんて宇宙人が攻めてきたら、意味ないっすねーってことですね。
宇宙人がすごいっす。(設定が)
なんせ見えない、という最強の武器を持ってまして。
そして、人間を塵にしちゃうんですよ。(汗)
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塵っていうかーゴミっすね。 |
侵略してきてわずか3日間ぐらいで、人類はほぼ壊滅。
生き残りはほんの僅か。
ここから感想とネタバレ
当初、5人が地下室に隠れてて助かるわけですが。
どう考えても「これは、一人ずつ死んでいくパターンやね。」と想像できます。
嫌われ者のスカイラーはもう最初から「死亡フラグ」ビンビンなんでわかりやすいです。
あと女性のアンもダメですね、ネガティブ思考満載で。
この二人は登場から死亡フラグなんでわかりやすかったですが。
ベンの死は意表を突かれました。(汗)
ぜんぜん死亡フラグに気が付かなかった…ボクのミスだ。
マンションに要塞をつくって生き残っていたオジサンや、少女の登場など。
ゾンビ映画「28日後」にも似た感じの展開を見せましたが。
次々と塵になってしまいましたね。
しかし、この「塵になる」というのは。
最近のこの手の映画で多いんですけど「血や肉片を飛び散らせず、上手く人間の死を処理する方法」として最適なんじゃね?って思えるようになってきました。
マーベル系の映画もこういうやり方が多いです。
「ヒトは死んでるんだけど悲壮感がない」手法として「消してしまう」ってわけですね。
この手法は効果絶大なようです。
人類が絶滅しかかっている大都市で、死体が転がっているわけでもなく。
血や肉片が散らばっていることもなく。
塵だけが辺りを飛び交っているだけ、という「清潔さ」で人類が絶滅しそうなんですから。(笑)
グロくなくていいんじゃないですか?
登場人物の衣装も綺麗なもんです、血や泥なんかいっさい付いてない…
そういう細かな描写が足りないのか?
この作品には「このままじゃ滅亡しちゃうよ!」的な焦りや悲壮感が感じられず。
モスクワだけで戦ってんの?ってぐらい「ライトな感じ」になってしまって残念。
作品時間が90分という昨今のSFモノとしては短い作品なのも災いしてますね。
もうひとつぐらいサイドストーリーが欲しかった…
ボク的には「原子力潜水艦は居なかった。」的な展開を予想してたのですが。(そっちのほうが定番だと思うのです。)
どうにも、、展開が「お子様用作品」のような展開だったんで、残念っす。
ディズニー作品みたいな感じ。(汗)
モスクワで撮影したのはダイ・ハードもモスクワだったし。
いま流行りなんでしょうかね?
いま流行りなんでしょうかね?
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