2013年10月22日火曜日

JAPAN CUP 2013

燃えるような思いで、宇都宮へ行ってまいりました。

3年前の初挑戦から、、、2度目のジャパンカップ。
金曜日の午後から休暇にして、宇都宮へ。


18日(金曜日)


新幹線を乗り継いでの旅程でした。

約5時間で到着。
考えれば石見へいくのと時間は変わらないか。(笑)
オキナワよりは遠いけど。

到着してすぐバイクの組み立て。
それが終わると、ブラブラとオリオンなんとか?に歩いていく。
そこでチームプレゼンテーションを見学。
すごい人だった。
DSC06202.JPG
GARMIN SHARP
途中で疲れちゃって、写真のGARMINの登場で、ボクはホテルへ戻りました。
100km自転車で走れる体力があるのですが、30分立ってることが出来ませんね。(恥)

ホテルに戻って早々に就寝。

19日(土曜日)

翌朝、5時起床。
あんまりよく眠れなかった。
緊張はしてなかったけど。


ダラダラと準備して、午前6時半、予定通り出発。
7時半、現地到着。
代行、GENさんと合流して、そのまますぐ試走へ。
ぐるっと半周?ショートの部分だけ走ってきて終了。
次はGENさんと、いっしょに試走。
今度はフリーランと混ざって鶴CCまで走って終了。
そのまま招集。

まったく緊張のないまま並んでいたら徐々に緊張してきた。(笑)

10時。スタート。
10秒前から5秒ぐらいで号砲。(笑)
速いやん?
チャレンジレース1組スタート
スタートするとすぐ古賀志林道。
がんがん登る。
けど、さすがにジャパンカップまで来る選手たちなので、みな速い。
最初の登りでがんがんふるいに掛けられて落とされる。
ここは黙って登ることに。
最初の登りのアタックについていったら脚が終わる。
Power値だけ見て、黙々と。

50番目?ぐらいで古賀志を登り終えて下りへ。
ここは一列棒状。
しかし、なんだかボク、速い。(笑)
前を抜いてしまう。抜く気ないのに。
軽量級の選手は下り、遅いのかなぁ?
回してないのに二人ぐらい抜く。
たぶんディープホイールとSOYOのタイヤのせいですね。(^^)
下り坂でのグリップ力は24Cは抜群でした。
高速性能に囚われて21Cなんて履いてると結局コーナーが怖くて減速しちゃうんで。
ここは24Cで正解でしたね、派手にコーナー攻めることが出来た。
あと前後ともに90mmディープホイールだったのも、影響してましたね、速かった。(当社比)

下り終えると、ずっと平坦路。
急いでグルペットづくりにとりかかる。
すぐに5人ぐらいまとまって、ひとりが積極的に声を出して「回していこう」と。
ボクはすぐに呼応してローテションに入る。
こういう場合、最初に声を出した人がリーダー。
そのリーダーが「短くていいからどんどん回して!」というので。
お言葉に甘えて、前に出たらすぐに交代シグナル。
しかし、即席グルペットだと、やはり何人かは「ローテの息が合わない。」のがいた…(汗)
そもそもローテがわかってない?先頭にでたら千切ろうという勢いで踏むやつとか居て大変だった。
先頭からの下がりもバラバラで、危ないなぁと思うことも何度か。
そんなわけで、怖いのでボクも何度か先頭をパスして。(笑)
ズルして多めに休んでグルペットに潜んでました。ヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ

しかし、そんな息の合わないグルペットでも積極的な数人の選手のおかげで、どんどん前を吸収。
(お?このグルペット、けっこういけるやん?)と思いだし。
後ろを見ると、最初5人だった集団が、結構大人数に成長してた。(笑)
この時点でかなり順位をアゲてもらった感じだ。

鶴CCまではこのグルペットは機能してましたが。
鶴の登りで崩壊。
5人ぐらいが残って、あとはぜんぶ千切られた。

なんとか5人の最後尾に食らいついて、1周目終了。

辛いのがここから、2度めの古賀志林道。(泣)

鶴で脚がもう終わってますって…

橋の手前で代行の応援を聞いて、そのまま、登りに。
5人から3人へ。
そして千切られてヒトリに。(TдT)
2度目の古賀志でアタックに反応できるだけの脚はないっ

沿道から「がんばって」と声援もらうも、それに応えることが出来ない。(恥)
呼吸音しか聴こえない。
ただひたすら前についていくのみ。
フラフラになって古賀志の頂上を目指す。
途中、2組目の先頭に抜かれる。
どうやら逃げてるみたい、超速い。
なんとか古賀志の頂上を終えて下りに。
下って平坦路になると2組目の追走集団に抜かれる。
この追走集団に入ってみよう、と試みるも速すぎてダメ。
ここからは孤独な一人旅に。
セブン-イレブンを曲がって、残り距離が少なくなってくると、一人旅は辛い。
 
後ろから、2組目の別の追走集団が。
ありゃりゃ?この集団にさっき古賀志で抜いた1組目の選手が混ざってる!
あいたた!抜き返された!!
慌てて追うも、千切られてからなので付けず、、抜き去られてしまい、また一人旅。
(いかんぞ、順位を下げてしまった…)

そして、また後ろから別の2組目追走集団が。
(これに乗っていこう!)
と必死でこの集団に混ざろうと画策。
チラッとみると3人の集団。
そこに4人目が最後尾に。(笑)
しかもローテションに入らずに…タダ乗り。(汗)
あまりに「悪いなぁ。」とおもったので少し車間距離を空けて、、、追随。
そしたら、下りで一気に離されて、、千切られた。(恥)

そうこうしてる間に、また後続から1組目の選手がひとり抜いていった!!!
(うわーーまた順位下がるやん!アカン!)
これはさすがに許せず、、必死の追走。
しかし、敵も必死に千切ろうとしてくる。
速い。
残してたのか…

ゴール手前500mから必死に追いかける。
どんどん差は詰まってきてる。
前も、抜いていった時の速さはもうなかった。
追いつけるかな?!
しかしゴール手前50mで、その差10m。
最後は刺しきれず、抜き返せなかった…無念。

DSC06207.JPG 
結果は38位
3年前が37位だったので順位は落としました、残念。
しかし、タイムは3年前より2分以上速くなってたんで「良し」とします。ヽ(^o^)丿
2分も速くなってて順位下がってるってことは全体的にレベル上がってるんだよねぇ。(汗)

とにかく無事に終われたことにも満足したし。(実は最初の下りで前輪が一度暴れて飛びそうになった…ああ怖い。)
結果もまあオッケーでしょう、な感じ。
いろいろ試したかったこともできたし、得たものも多かった。
また来年も走りたいなぁ…

レースを終えて。
GENさんも無事走り終え、お互いの健闘をたたえ。
午後3時からの「ジャパンカップ・クリテリウム」の観戦のため、宇都宮市内へ。
ボクはいったんホテルに戻り、シャワーして着替えて…
寝てしもた…(笑)

前回はよくわからなかったのでレンタカーを借りて移動したんですが。
今回は移動もすべて自転車。
いろいろな会場はすべて自転車移動が一番早いし楽だから。

でもさすがにレースを終えてからのホテルへの自転車移動はキツかったけどね。(笑)

さて、ベッドから起き上がり、GENさん夫婦との待ち合わせの場所、パルコ前へ。
街ナカクリテというネーミングだったはずなのにいつの間にか「ジャパンカップ・クリテリウム」に。
DSC06209.JPG
普通に宇都宮駅前にあらわれた!
実は会場に行くまでに、テクテク歩いてたら、彼らに遭遇。(汗)
ふつうに街中をウロウロしてますね…
どうやら、オープニングのためにみんなで移動中だったようです。

クリテの結果はJスポで観てください。
大興奮でずっと観てました。
正直言うと、3年前も観てるのでわかってはいたんですが。
今年はさらにすごくUCIトップレーサーが来てるわけで。
日本人選手は歯がたたないだろうなぁとは思ってました。
(世界のトップとどれぐらい差があるんだろう?)というのが、興味対象でしたが。
日本人は善戦したとは思いますが、まったく歯がたたないX2ぐらいでしたね。
こんなに差があるんだ?って思いました。
プロトンの速度は信じられないぐらい速く、まるでタイムトライアル。
(よく考えればあの距離ならツールだと個人タイムトライアルの距離やねぇ。)
日本人選手のほとんどは着いて行くので精一杯のように見えました。


大興奮でレース観戦も終了。
帰り道に「益子醤油」を購入。ヽ(^o^)丿
そして歩いてたら、レース後のダニエル・マーティンがウロウロと…

この夜、やっと宇都宮餃子を食べました。(ノルマ達成)
ニンニクに弱いボクですが、やはり食べずには居られませんね。
そしてすぐにお腹壊してソルマック飲みました…(アフォ)
助監督に怒られる…ションボリ

その後、疲れきって寝ました。
爆睡。


20日(日曜日)


寝坊して、必死に古賀志を目指す。
朝から小雨状態。
まいった。
それでもなんとかスタートにはギリギリで間に合って、観戦開始。
到着するなり腹が減って仕方なかったので途中のコンビニで仕入れたオニギリを頬張りながらの観戦。

小雨、、寒い。
DSC06234.JPG
SKYが終始プロトンを支配
10名ほどの逃げが出て、プロトンがそれを追う展開。
プロトンは常にSKYが支配。
逃げとの差を2分ぐらいで保ってるように見えた。
完全にUCIプロにコントロールされたまま、日本人選手で「打って出た」のは数名。
他はいいとこ見せる前にチーン。
まったくすごい、トッププロ。
大きな隔たりがあるよなぁ、この差は数年じゃ埋まらない感じ。

後半戦は雨がひどく、寒さもひどくなり、クルマの中から観戦。
選手も多くがDNF。
低体温症でバタバタと降りていく。
そんな中、トッププロ選手は談笑しながら古賀志を淡々と登っていく。
(アカン、やつらは宇宙人や!)
観ててそう思った。
たぶん、同じ人類ではないぞー。

結果は、、これもJスポで観てください。
大興奮で観てました。
とくに隼人選手は身近な存在なので、彼の活躍には狂喜乱舞。
誇りに思いました、素晴らしい活躍。



レースが終わって、、、これまた、、大雨の中、、自転車で駅前ホテルへ。(TдT)
ずぶ濡れになって、、、洗濯機へ。
必死の乾燥機作戦。
裸ではどこにもいけず、コンビニ弁当の晩飯。トホホ。


翌朝、新幹線で帰路へ。
出たな!宇宙人軍団!
そして、なぜか同じ新幹線にSKYが…(汗)
あとからランプレもやってきて、、すごいことになってました…
しかし、彼らは細いけど体重はそこそこあるんだよね。
筋肉の塊?みたいなもんだから。
見た目はガリガリでも筋肉量の多さがすごいから体重は普通ぐらい?にはあるみたい。
そのへんが数値だけではわからない部分やねー。
筋肉量か…チェックしなくちゃなー。


こうして、2013のジャパンカップも終わりました!!
往復10時間。
ホテルに3泊。
レース時間はわずか46分…
3年前にも思った「コストパフォマンスは最悪」な遠征ですが。
2レースもプロレースが観れるし。
今年からはトッププロも観れるようになったので。
満足度マックスです。
ツール・ド・フランスに行かなくちゃ観れない選手が観れてシアワセ!!

来年も行きたいなー

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