2010年2月8日月曜日

バイオハザード ディジェネレーション

さて、これはどの分野に属する映画なんだろう?
アニメのようでアニメでない。
フルCGによる映画作品です。
シュレックとかトイ・ストーリーと同じ手法なんだろうけど、アプローチが違う?と言う感じか?
これはそのまま素直に「ゲームが映画になった。」と表現するのが一番しっくりくるんだろう。

バイオハザード ディジェネレーション コレクターズ・エディション [DVD]
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舞台はゲームで言う「バイオハザード1」のあとぐらい。
ラクーンシティが消滅してから7年後、という設定だ。
消えたはずのTウイルスが再び使われる。
アンブレラ社以外の会社も登場して、また人間がゾンビに。

ゲームでおなじみのクレアやレオンが登場してくれるし。
ノリで言うならゲームの作品中、ステージクリア後に見られるCGアニメーションがあったでしょ。
あれが延々と続く感じ。もっと言うならバイオハザードのゲームソフトからゲーム部分を抜き去った感じだな。(笑)

ストーリーはありがちな感じですけど。
お金持ちの政治家&軍隊、、そしてテロリスト。
ウイルスでお金儲けを企む人たち、それを阻止しようとする人たち。
残念ながら噛まれてゾンビ化するヒト。
自らの命を賭けてウイルスの存在を世の中に広言しようとするヒト。
ボスキャラは強くグロテスクでしたが。
軍隊の集中攻撃や、建造物が頭の上に落ちてきても死ななかったのに。
レオンのたった一発の弾丸で死んじゃった...orz
なんでやねん...説明つけへんやんけ...と唸り声を上げたですよ、ボク。(T_T)
そりゃないぜ、セニョール!ってなもんです。

CGなのでゾンビはそれほど怖くありません。
グロいシーンも多くないです。
ゾンビ映画初級編でしょうね、この程度なら。

「お約束」のロメロ風ヒューマニズムとして「仲間がゾンビに噛まれてゾンビになっちゃう。」っていうのもちゃんと盛り込んでありました。(しかもわざとらしい演出でしたね。)
あとは安っぽいラブロマンス?みたいなのも描いてましたけど中途半端でしたねー。

どうやら「実写化されたバイオハザードとは違うんだぜ」というのを強調してるのか?
メイド・イン・ジャパンらしいテイストもプンプン臭いましたね。
このシリーズが好きな人だけが観ればいいと思いますねぇ、万人ウケしないだろうなーって感じ。
ゲームって儲かるんだねー節税対策で創った映画ですかっ?と疑われてしまうんじゃない?

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