陳麻婆豆腐

「麻婆豆腐は人を哲学へ誘うのはなぜか？
それは麻婆豆腐に深い文化があり細胞の記憶を呼び覚ますからである。」（森鴎外）

嘘ですが。

麻婆豆腐の元祖と言えるお店「 中国名菜 陳麻婆豆腐 赤坂分店」に行ってきました。

ボクは麻婆豆腐が大好物なのでして。
今までいろんなところでいろんな麻婆豆腐を食べてきました。
しかし、元祖とも言えるお店で食べるのは今回が初めて。（恥）
（でも、どれがどう元祖なのかはよくわからないけどね。）
料理の鉄人で有名になったお店とは違うよ。
あれは赤坂飯店っす。あそこの麻婆豆腐も逸品ですね！
あっちは以前食べに行ったことがあるっす。

中国名菜 陳麻婆豆腐 赤坂店 （四川料理 / 赤坂見附、永田町、赤坂）
★★★☆☆ 3.5

んで陳麻婆豆腐のほうは。
予約なしで飛び込んでみたんですけど、ひとりだったし早い時間だったので入れました。
ラッキー。
予約していくのがベターのようです。
入り口で予約はありますか？と訊かれたので。
まあ、急に食べたくなったので仕方ないんだよ、ボクの場合。
頼んだのは
「本場四川のバンバンジー」

ピリ辛ですね。辛さ度→

次に頼んだのはこれ。
「鐘さんの水ぎょうざ」

ちょい辛ですね。辛さ度これぐらい→

次がこれ。
「本場四川省のホイコーロー」

これもそれほど辛くないっす。辛さ度これぐらい→

最後に「主役」がやってきます。
とうぜん「ご飯」なんか頼みません。（訊かれたけど）
麻婆豆腐のみで食べるのが四川スタイルだ。
「成都市本店の麻婆豆腐（陳麻婆豆腐）」

さすがだ。辛さ度これぐらい→
できればウーロン茶をコップ一杯頼んでおくのがベターだが。
飲み過ぎると駄目。
汗が噴き出るから。
コップ一杯が限度でしょう。
豆腐の旨味、挽肉のコントラスト、辣油の攻撃。
すばらしい絶妙のハーモニーですな。
正直、中国で食べる麻婆豆腐はいつもがっかりさせられるので。（笑）
日本の有名店で食べる麻婆豆腐のほうが美味いですよ、絶対。
それだけ日本人のほうがグルメで味にうるさいんでしょう、だから麻婆豆腐も日本で進化を遂げていると思う。
中国で喰った麻婆豆腐なんかただ辛いだけだったり、辛くもなかったり、悲惨なのが多いんだよ。

さて、いいことばかり書いてもアレなので。
難点を書くと。
コストパフォーマンスは悪いな。
全体的に量は少なめで場所柄なのか値段は高いっす。
それと店内の内装がしょぼい。
高級店ならもうちょっと内装もきれいにしてほしい、天井が低いし。
なのでガールフレンドとのデートにはイマイチ。
会社の同僚とか、大勢でわいわい言いながら、、っていうほうがいいでしょうね。