2017年3月14日火曜日

アイアムアヒーロー

2015年作品の邦画です。
監督は佐藤信介
アイアムアヒーロー

漫画の実写版らしいです。漫画読んでないのでわからないけど。
(面白かったので原作の漫画も読んでみようと思います。)
売れない漫画家が主人公の作品。
日常から非日常に移り変わる、いわゆる「パンデミック」の部分から描かれてました。
昨今のこの手の作品は「発生」から描かれることは少なくてちょっと肩すかし食らうことが多いんだけど、その点、「発生」から「発症」まで、きっちり描かれていて好印象。💓
やっぱこうでなくっちゃね、って感じ。😉

「邦画は観ない」と言った覚えがあります。
事実、観ないです。
んでこの「アイ・アム・ヒーロー」は実は当初、洋画だと思ってたんですよね。😅
見始めたら邦画だと気づいたんですけど、そのまま勢いで観ちゃいました。
最近では邦画で実写版「ルパン三世」を観ようとしたんですけど、あまりの出来映えに途中で観るのを中断してしまい放置状態。(いずれ見終えようと努力中)
そういうわけなんでこの作品も当初「やばいかな?」って思ってたんですけど。
大好きな「滅亡系」の作品であり、これまた大好物の「パンデミック」で「ゾンビ」な作品でしたので、途中から必死で観てしまいました。😀
(実際には中だるみしそうになって断念しかけた部分もあったのですが、なんとか完走しました。)

主人公は売れない漫画家。
名前だけ「英雄」(ひでお)。
いつも自己紹介で「『えいゆう』と書いて英雄と言います。」が常套句。
ヒーローに憧れ、自分の漫画作品もヒーローモノを書くんだけど、ちっとも売れない。
なまじ15年前に漫画で賞なんか取っちゃったりするから自分の才能を諦めきれずにいる、そんな主人公でした。
そんなる日、いきなりパンデミック発生。
同棲してた彼女が発症。
趣味で持っていた「猟銃」を片手に感染者が大量発生する街中を逃げ回り、ひとりの女子高生と出会い、いっしょに逃げることに。

そんな感じのストーリー。

洋画だと最近はゾンビも「ギャグ映画」になってるわけですが。
この作品もゾンビは「ギャグ」な感じで。
主体は「パンデミック後の人間社会」を描いてます。
それと主人公がヒーローとして成長していく様を描いてました。
なかなか面白かったです。
10年ぐらい前の洋画のゾンビ系にこんなのあったなぁ、って感じ。
ゾンビランドとかが近い)
エンディング近くでの頭がドカーン!ドカーン!と吹き飛ぶ連続シーンはとてもグロく。(笑)
名作「キングスマン」を彷彿させました。(どっちが先なのかはわからないけど)
設定にちょっと無理があるなぁってのもありましたが、多分その辺は「ギャグ」の分野に入れといて、ってことなんだと解釈しました。
途中で「チープラブストーリー」になるのかな?とちょっと「?」になりかけましたが。
ならなかったです。(笑)
英雄くんは最後までモテ男くんにはならなかったようでした!残念!