2008年10月31日金曜日

動物農場

何度かスーパーブログでも書いた覚えがありますが。
ジョージ・オーウェルの名作「動物農場」が映画になるそうです。(新作じゃなくて日本公開ってわけだそうです。)
しかもアニメですね。さらにジブリからです。(ジブリが制作したんじゃないです。)
あの難しい物語を子供が見て理解出来る?のかどうかは解らないですけど。
たぶんオトナが観た方が良いと思う作品でしょうね。

12月20日公開でやんす。

ストーリー





= 
残忍で無能な農場主に虐げられてきた動物たちは、2匹の有能な豚スノーボールとナポレオンをリーダーとして革命を起こす。「すべての動物は平等である」と
いう理想を掲げ、人間を追放し、自ら農場経営に乗り出す。順調に滑り出したかに見えた「動物農場」だったが、幸せな日々は数ヶ月しか続かなかった・・・。



 動物の為の戒律を作ったり、教育や風車建設の計画をすすめるスノーボールのことがナポレオンは気に食わなかった。そして秘密裏に訓練した大型犬を
駆り立てて、スノーボールを追放してしまう。宣伝役の豚スクィーラーと側近の犬たちを従えたナポレオンは、やがて動物農場のすべての決定を下すようにな
る。豚たちが他の動物を監督し、農場主の家で寝起きし、しまいには外部の人間たちとの取引を始め、これに反対する動物があれば、犬たちを使って素早く弾圧
した。

豚たちの支配のもと、動物たちの生活は以前より悪いものになっていた。納屋の壁に書かれた戒律は、いつの間にか次のように書き換えられていた。

 

"すべての動物は平等である。しかしある動物はもっと平等である"





= 豚たちは、いまやかつての人間たちとなんら変わらない存在になってしまったのだ。動物たちは、再び静かに集結し、豚の住む小屋へと進んだ。ナポレオンの肖像画は粉々に砕かれ、新たな革命の時が刻一刻と迫っていた。







すべての動物が平等に自由に生きる農場を夢見ていたのに、いつのまにか結局、新たな権力者を生み出してしまう悲しさ。

そう、社会主義国に対しての「痛烈な批判」。
かつてのソビエト連邦国や、いまの北朝鮮のことを皮肉った物語なのです。☆
大学生の頃に読んだ小説で、当時、頭の中が「ウニのようだ」と思っていたボクにはすごい刺激的な小説だったことを覚えています。
これと「1984」が有名ですよね、ジョージ・オーウェルは。
劇場まで出向いて観るかどうかは考え中だけど。
(原作を読んでるから。)
読んでない人は観てみると面白いよ。

● 東京 / シネマ・アンジェリカ

● 東京 / シネマシティ

● 大阪/ テアトル梅田

● 京都 / 京都みなみ会館

以上4カ所で12月20日からでやんす。

今、豚は太っていない...んだそうだ...。
じっと見てると豚の顔が金正日に見えてくるから不思議!



ボクが過去に書いた「ジョージ・オーウェル」に関しての記事。

http://209.20.72.195/mt/archives/2007/04/09-182403.php

http://209.20.72.195/mt/archives/2008/06/26-154115.php

http://209.20.72.195/mt/archives/2007/12/13-142836.php

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