2010年12月24日金曜日

ヒットマンズ・レクイエム

原題はIN BRUGES」で。
その名の通り「ブルージュにて」って感じ。
作品も舞台がベルギーのブルージュという街。
新米の殺し屋とベテラン?の殺し屋の2人が「仕事」を終えてから、ボスに命じられて「ブルージュ」に潜伏?してるときの物語。
新米殺し屋がレイ(コリン・ファレル)でベテランがケン(ブレンダン・グリーソン)ですじゃ。

とんでもなく「情けないオトコ」を演じてくれるコリン・ファレル。
一応、パルナサスの鏡では「オトコマエ」の役所で鏡の中のトニーを演じているわけですが。
この作品では「だらしない、なにをやってもダメな殺し屋」って感じです。
ケンがこのレイを殺し屋の世界に紹介したわけなんですが。
最初の仕事でドジを踏んでしまい、間違って罪もない子供まで殺してしまう。
このことをボスのハリーに知られ、ケンは「レイを殺せ」と命じられる。
ケンはブルージュの街でケンを殺そうと…
ケンは子供を殺したことを悔いていて自殺しようと…
台詞の半分ぐらいが「クソ」と「ファック」ですよね。(汗)
レイはこのブルージュという街が大嫌いで。
「なんじゃい!この退屈な街は!」とボヤキまくり。
ケンは一生懸命、宥める。
この辺のやりとりはどことなくコミカル。

映画の見所は「ケンとレイの人間性」と「ブルージュという街のもつやるせなさと切なさ」ですかねぇ。
どうしようもない「クソ」みたいな人生をおくってきたレイ。
その「クソ」のような人生を終わらせようとしたんだけどやっぱりクソだった…みたいな…
そしてボスのハリーの「凄さ」ですかねぇ。
観終えて感じたのは「まったく、、、、どいつもこいつもクソばっかりだな…」ってことですかね!
ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

0 件のコメント: