2010年1月30日土曜日

Dr.パルナサスの鏡

ヒース・レジャーの遺作。
一見すると「時代設定はいつなの?」って思っちゃうぐらい不思議な映像。
(現代のロンドンですけどね。)


Dr.パルナサスの鏡 [DVD]
B003HB111G

ヒロインのヴァレンティナ(リリー・コール)がモロ好みですがな。
可愛いねー。
http://nicolek.hp.infoseek.co.jp/blog/celeb/0707-02.JPG
たまりません。ハート
女優が本業ではないっぽくてモデルさんですね。
14歳からスーパーモデルなんだそうです。
(身長が179センチもあるのだ。)


さて、ストーリーですが。
かなりややこしい。(汗)
パルナサス博士のもつ不思議な鏡があって。
ソレを通り抜けると「鏡の世界」に入ることができ、なんかとても不思議な世界に突入しちゃう。
そしてパルナサス博士は「不死身」なんだそうで、御年1000歳なんだそうだ。
なのに、博士の娘のヴァレンティナ(リリー・コール)は16歳。??
この親娘にあと二人、ひそかにヴァレンティナに恋するアントンと、博士の執事?付き人?の小人のパーシー。
4人が旅芸人?のような生活を過ごしている。
ヴァレンティナはいつかこんな生活から抜け出したいと思ってる。
博士はなにか隠し事をしてる。
そんなある日、橋の下に首を吊されて死にかけていた男性トニーを発見する。
助け出されたトニー(ヒース・レジャー)は記憶を失っていてヴァレンティナが一生懸命看護する。
こうして一緒に旅をするようになった過去を失ったトニー。
そのトニーにヴァレンティナは徐々に惹かれるようになっていく...

って感じのストーリー。
でもぜんぜんラブストーリーじゃないよ。
どっちかと言えばテイム・バートンが監督しそうな雰囲気の作品。(^。^)
あの「雰囲気」が好きな人にはたまらない作品でしょう。
ボクも好きです。

ヒース・レジャーは死んじゃったけど、実は殆どの部分を撮り終えてたんだなぁ、と観て解った。(^^)
なのではっきり言って「ジョニデ見たさ」の女性には「おすすめできない」かなぁ。
デップはほんの数分出てくるだけですよ。(^g^)
うまく脚本されていて、トニーが鏡の世界に入ると、別人に変貌しちゃう、という設定になっていて。
最初に鏡の世界に入ったときに変貌するのがジョニー・
デップ
の役でした。☆
2番目に鏡の世界に入って変貌するのがジュード・ロウ
3番目がコリン・ファレル
カット割りで言えばコリン・ファレルが一番長尺かな???
一番短いのがジョニー・
デップ
でしたね。

この作品は「オチ」がどうとか、「どんでん返し」がどうとかを論じる映画じゃなくて。
「ファンタジー」と「リアル」の融合と「おとぎ話の世界」を楽しめるかどうか?
ここが重要でしょうね。
最初のとっかかりで「なんじゃ、こりゃ?」で入っちゃうと、たぶん最期まで観るのが苦痛に陥るかも??
頑張って「浸って」観ようね。

そしてエンディングは...
エンドロールが終了して、劇場内が明るくなる少し前に...
ドルビーサラウンドを使った「四方八方から鳴り響くトニー(ヒース・レジャー)が持っていた携帯の着メロ」ですね。
あれがヒースへの鎮魂歌なのかもしれない。

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