2013年8月27日火曜日

第30回シマノ鈴鹿ロードレース

今年はいったい何回目の鈴鹿の夏だろう?

いつの間にか「夏の終わりは鈴鹿」になった。
そして、ボクは「オサーンレーサーの甲子園」の「シマノ鈴鹿ロードレース」に挑む。

もう数日前から天気予報では「雨じゃない?」って言われてきた。
雨のレースは大嫌い。(理由は何度か書いてるので省略。)

今年の目標は。

このとおり。
例年との違いは「2時間耐久」をソロで出走し、いつもなら順位に拘らず、参加することに意義がある走りで終えたのですが、今年は「ガチで走る」ことにした。
そして、これまた例年どおり。
三重県人なのに前泊でサーキットの周辺のホテルに泊まる。(笑)
ちょっとでも時間に余裕を持ちたいから。
金曜日の午後から鈴鹿に向かい、夜はスーパーで買い出し。
食料買い出し
塩はやっぱり伯方の塩
今年の +まんま-AO・HANI Cycling Team は炊飯器持参で鈴鹿にやってきた。
食事に時間を奪われるのが嫌なので(レストランが混んでいる)自分たちでご飯を作って食うという作戦だ。
この日は鈴鹿のいつもの回転シースーで晩ご飯。

満腹で寝る…

土曜日(24日)

午前4時起床。
実は事前に購入していたCパドックの駐車券をしっかり紛失していたのでタカちゅか( +高塚武彦)選手のヘルプで、新たにもう一枚、都合してもらっていたのだった。
それを受け取るためにサーキット場入り口で待ち合わせ。
約束通り、6時前に、無事チケットを手に入れ、駐車。
必死の荷物搬入。
それからチームオフィスで相棒PRINCE号のセッティング。
相棒
いつもとスプロケを変えた。
悩みに悩んだ末、まだサラ脚な初日のレース「オープンⅠ」は25Tは使わないだろうと。
スプロケは23T~12Tにした。
11Tが必要かどうか?考えたけど、、タカちゅか選手の「先頭で牽くことをしないなら11Tは不必要」というアドバイスで12Tに決めた。
もう牽く気なんかこれっぽっちも無いし。(笑)

今年は我がチームも「5ステージ」に代表選手六人を送り込んでいる。
とにかく、チーム代表なので彼らには頑張って欲しい。
その思いで何事も彼ら代表選手が優先に。
チームオフィスや食事、飲料の手配もすべて彼らを優先にサポート。
彼らの結果はチームの結果だから。
5ステージレーサー
チーム代表の重圧の中、結果を残していった、アッパレである。
ボクは10時出走の「OPEN1」に向けて準備開始。
ここ5年ぐらいはずっと同じパターンで出走してるので、時間調整も慣れたもんで。
リズムもぴったり。
まず、黙々とストレッチから初めて、瞑想しながらイメトレ。
その後、ローラーを。
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チームオフィスの前で仲間と回す。
細かいことだけど、こういう1シーン毎に、やはり仲間が側にいるのと居ないのとでは「大きな違い」がある。
仲間は大切だ。

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イッテキマス
準備を整え、招集場所へ。
写真では笑顔ですが、既にこの時、もう心拍数が70%越えてた。(笑)
(なんでこんなにドキドキするんだろう?)
よくわからなかった。
もう何回もこの場所に立つのに、いまさら緊張かい?って思った。
スタート30秒前から不思議に心拍数が下がり始めた。
そして、スタート。
新しいSIDIのシューズ、慣れないけど、ガッツリとクリートキャッチ。
新品のクリートのキャッチ感は気持ちいい。
ホームストレートを駆けた。

脚は軽かった。
調子は悪くない。
走り始めたらすぐ心拍が下がった。(笑)
逆やん。
シケインを超えて、下りに入るときはまだ先頭集団後方。
ガンガン、着いて行けない選手が落ちてくる。
右に左に避けて、位置取り。
MURAさんはボクのすぐ後ろっぽい。
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両腕が伸びきるボクの癖
走りながら考えたのが、(後半まで脚を残す。)こと。
そのためには無駄に脚を使って前で展開するはナシ。
(つまりレースメイキングするつもりナシ、あくまで成り行きで。)
30番~40番手に居れば、最終周回で勝負できる、と考えた。

1周目が終わり、怒声飛び交うプロトンの中を生き残り、ホームストレートへ。
8:17 38番手
よし、想像通りの進行。
位置的には落車があれば「一巻の終わり」だけど。
路面はドライだし、プロトンは怒号は飛び交うも安定してたので、大きな落車は無いだろう、と信じた。(信じるしか無い。)
2周目、じわじわ番手を上げる。
とにかく、隙間を見つけてはこじ開けて、前へ前へ。
MURAさんがボクの前へ駆けていく。
い、いや、そんなに前へ出たらアカンよ、MURAさん、10番手より前へ行っちゃう…(笑)
そこまでいくと牽かされるのに…と思いつつ、自分は相変わらず、ジリジリとしか番手をアゲない。
2周目終わり。
8:07 27番手
3周目(最終周回)
ジャンの音を聞き、最終周回へ。
一気にプロトンの速度が上がる。
後方から脚を貯めてた選手が右から順々に上がっていく。
どのタイミングで上がるか?
様子見。
最初のシケインの登りで番手を上げる自信なんてないし。
我慢。
抜かれたけど、あとで抜き返すわ、と言い聞かせ、我慢。
最初の下り坂で、ひとり、単独でアタック。
あっという間に20mぐらい前方へ。
プロトン内から「誰か追って!!」と叫び声。
ボクも「前が塞がってるから!」と応える。
「いつ追うの!?」「今でしょ!」という流行り文句まで飛び出すプロトン内。
思わず苦笑。
ようやく先頭から5人ぐらいが追った。
これで先頭集団内から10人ぐらいは脚を使って脱落。
(しめしめ…)
じわじわ番手をアゲて10番手前後ぐらいで位置取り開始。
ジェットコースターのような下りを終えて狭めてある最終コーナーを必死で抜ける。
15番手あたりか?
インからいくか?アウトからいくか?
まず最終を抜けてインに位置取り、踏んだ。
でも前が塞がっている。
こいつら速くない。
慌てて、アウトに位置を修正。
右へ右へ逃げる。
ここから再度、スプリント開始。
例年と違って脚は残してる。
ガンガン抜いていく、気持ちいい。
後方から独りに抜かれた、すごいスプリントだった。
でもそれ以外には抜かれない。
早駆けした連中はガンガン落ちてくる。
鈴鹿の最終スプリント地点は魔のストレート。
踏む場所を間違えると「黄金のタレ」が登場して背中から「ビッグウエーブ」に襲われる。
ボクは今年は波に乗った。
飲み込まれない、飲み込む方だ。
最後まで回せた。
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駆け抜けた
レースが終わって脚がガクガク震えたまま、引き上げ。
リザルトは19位。
もちろん自分史上最高位。ヽ(^o^)丿
鎖骨骨折で一時は今シーズン絶望から、一転、、自分史上最高位をゲッツ。
飛び上がりたいほど嬉しかった。
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19位のリザルトボードを見てニッコリ
努力してきたことが花開いて良かった。
「練習しか信じない」としてる自分の信念は間違ってなかった。
いくら掛け声ばかりでかくても、結局は「練習する」しかない。
「やれない」んじゃなくて「やらない」だけなんだ、負けたくないなら「やるしかない」だ。
選択肢なんかない。
ボクより速くて強いやつはヤマほどおるけど、ボクの記録に挑んでくる奴はボクしかおらん。(笑)
いつも自分史上最速を目指そう、これからも。

OPEN1のレースが終わると、いったん着替えてチームメイトの応援と5ステージレーサーのサポート。
ホッとするのもつかの間。
あっという間に2時間耐久の時間に。
今度はウォーミングアップ途中で思い直し、アップは中断。
2時間耐久は鬼のような行列待機になるんで、先頭付近に並べないと、話にならない。
このため1時間前から招集場所に行って待機。
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1時間も前から待機
2時間ソロを走るライバルは全部で800人ぐらい。(!)
数が大杉…
そんな大勢なのに後方スタートなんかしたら、もうその時点で「ガチバトル終了」だ。
退屈なのを我慢。
1時間待ちのおかげでだいたい50番目?ぐらいからのスタート。

最初はローリングスタート。
リアルスタートまでかなり走った。
その間も、あちこちで怒号が飛び交う。
めちゃ怖い。
大集団だ。
そしてリアルスタート。
いっせいに駆け出す。
めちゃ怖い。
フラフラ落ちてくる選手が多い。
必死で逃げる、、が逃げる場所がない。(汗)
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この密集度
そして、思っていたより、プロトンの速度が速い。
こんな高速レースになるとは…想像してなかった…
1周目はなんとか着いていったけど、2周目ですぐ第二集団に下がった。(恥)
あの速度で2時間は無理や…(8:51 最初ローリングでこのタイム)
2周目でいきなり30人ぐらいの大落車発生。
(うわー!なんやーこれー!)
思わず身震い。
例年の2時間耐久のホノボノした雰囲気ナッシング。
ガチバトルの場所は超コワイ。
この落車でボクは戦意喪失。
2時間耐久はボクの「頑張るレース」ではない…
そして、第二集団からも落ちてしまった…

ここから大変だった。
脚の合う小集団がなかなか見つからない。
単独走行が増えると、まったくタイムが縮まらない。
5周回目からは9分台に没落。(T_T)
脚がいっぱいになってきた…
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キツイわー
目標周回数とかぜんぜんわからなかったので、適当に「50位以内を目標!」とか言ってしまったが、とんでもないことだった。
自分よりはるかに強いのが100人は走ってる。(汗)
そしてソロなのかチームなのか?一見ではわからないので、チームで走ってる高速ペースに惑わされると脚がどんどん減ってしまう。
ソロはソロばかりでグルペットするべき。
周囲を見渡し、ソロを探す。
しかし、800人居ても「ガチで走ってる」ソロは何人いるんだろう?というほど、見つからない。
たぶん半分以上、500人ぐらいは「思い出づくり」だ。(汗)

周回タイムはグルペットに「入ってるとき」と「入ってないとき」で1分ぐらい違っていた。
焦るけど、ソロのときはできるだけ踏む、グルペットに入ったら休む、の繰り返し。
ああ、しんど。
思っていたよりはるかにキツイレースやわ…
途中、なんどかシケインで気が遠くなりそうになった…
なんという消耗度。
記録をあとで観ると平均速度が36.6km/h。
こんな速度で2時間も走ったらそりゃアカンわな。
(でもオキナワは100kmにエントリーしてる…orz)
何度も挫けそうになりながら、必死で回して2時間経過。
ようやくレース終了。
途中で雨がポツリポツリ…
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ボトル2本でなんとか…炎天下だと危ないかも
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走り終えました、ゲッソリ…
んーーーーーーーーーーーーーーー
かなり参った。
身体へのダメージ大。
来年はこの種目へのエントリーは「かなり考える」ことにしよう…
ロードレースの練習として考えたら70kmを走れるんで良いんだけど、コース上はかなり危ないし。
落車リスクも目一杯あるわ。
TSSが154というダメージは、いかんのでは???(T_T)

そして、リザルト。(公式記録)

毎周回ごとに少しずつ順位を落としていってる…(恥)
この場合「来年、リベンジしてやる!」って叫びたいところだけど、、、ちょっと考えます。(笑)
(危ないかも、このレース…)


1日目はこれで終了。
着替えて、片付けて、ホテルへ。

ヘトヘトだった。
あちこちが筋肉痛。
気持ちも悪い。
ダメージがでかい。
必死の回復を目指す。

普段は苦手で食わないニンニクを食うことに。
そして肉も滅多に食わないけど、疲れた時には効くので食べた。
黒酢酢豚やでー!


必死で喰った。
腹いっぱいでもまだ詰め込んで。
(身体を治すんだ。)の思いで精一杯喰った。
そしてホテルに戻ってモヒート飲んだら、気絶した。(笑)



日曜日(25日)


二日目の朝。
明け方、4時頃から雨の音で目覚めていた。
土砂降り。

予報が予報だっただけに覚悟はしていたけど、眼前に土砂降りを見ると、心が萎えた。
(やだなぁ)
マイナスイメージが出現。
そのまま引きずって鈴鹿サーキットへ。

チームメイトと談笑。
かなりみんなもナーバス。
外を見ると更に激しく降り始めてる。
(こりゃ、DNSしよかな?)
って思ってた。
ピットに行って、みなに挨拶。
すると、、、チームの長老が既にレースを走り終えて戻ってきてる!(驚愕)
なんとまぁ、雨にも負けず…ですか、、、背中を押されちゃったよ。(笑)
キャプテンも走ってるし、みな雨の中でも奮闘してた。
(DNSするわけにはイカンな。)と自分も奮い立たせた。

気合は入っても、身体は治らない。
思いの外、2時間ソロのダメージがでかく、必死の回復も追いつかない。
黙々とローラーを回す。
弱気が出るとまずいので、チームメイトがいるピットの中でローラーをすることに。
みんなが見てる前でやれば気持ちがまた萎えることはないだろう。
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ピットで黙々
しかし、FTPぐらいで回し続けても心拍数が上がってこない。
これは「体調が思わしくない」注意信号だ。
普通ならすぐに90%超えてくるはずなのに。

(これはイカンな。)

ローラーでのアップは短時間で終えて。
助監督に手伝ってもらって、残り時間はストレッチに割くことに。
少しでも乳酸を抜いてから戦いたかった。

集合場所へ。
レースは「OPEN2」だ。(5周回)
チームメイトは3人。
GENさん、しまちゃん、Kazさん。
中でもKazさんは去年の鈴鹿負けたんだ。
リベンジを誓っての再戦だ。

今日はぜんぜん緊張しなかった。
OPEN1のときのような心拍数にもならず。
平常心。
しかし脚が痛いし、あちこち筋肉痛。
そして雨…
正直、心が折れたら最後まで走り抜くことは困難。
それぐらいメンタルも細かった。
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雨の中スタート!雨なので帽子かぶってます。
そぼ降る雨の中、スタート。
3列目ぐらいから。
猛然とダッシュ。
すぐに左側からKazさんが駆け上がっていくのが見えた。
まず、集団後方で位置取り。
昨日のOPEN1と同じ感じで走る予定。
シケイン登ってすぐ下りで、やはり脚が重い。
喰らいつこうとしてもすぐに離される。
(まずいな。)
GARMINは心拍数、ワット、しか表示させていないんだけどプロトンの速度が速いように思えた。
(結果、速くはなく、自分が遅かっただけだが。)
しかし、心拍は88%程度。
普段のレースならスタートは95%ぐらいまで平気で上がるはずなのに。
1周目は49位(8:36)

2周目。
辛かった。
深刻な状況。
Kazさんがはるか前方。
シマちゃん、GENさんもボクより前方で展開してる。
ボクは集団の尻尾に捕まって振り落とされないようについていくのが精一杯。
ホームストレートを走ると監督やチームメイトの声援が聞こえる。
(なんとかしなきゃ。)
焦る。
シケインを登る脚が辛い。
下りで追いついて、なんとか堪える。
しかし、大きな落車発生。(;゚Д゚)
20人ぐらい?巻き込まれた。
ボクの直前。
GENさんが右側に飛んでいって、芝生の上を走ってる…(汗)
左側にシマちゃんが凹んでる…
GENさんに檄を飛ばし、シマちゃんに「千切れんなっ!」と叫んで、自分の気持も奮い立たせた。
集団はこの落車で中切れ発生。
追いつけるのか?
ダメだったら、もう降りよう、そう思って、数人でローテーション回して集団復帰を目指す。
かなり辛い。
雨だし、先頭集団は容赦なく振り千切ろうと加速してる。(ように見えた。)
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苦悶の表情
なんとかホームストレートに戻る頃には集団復帰できたけど、完全に脚は使ってしまってチーン。
(まだこれで2周目終わっただけですよ…)
気が遠くなりそうだった。
集団の最後尾でできるだけ脚を休めて、スプリントに備えるしか、、作戦が思いつかない。
Kazさんの背中だけ見てた。
正直、3周目で降りよう、と思った。
こりゃ、千切られる、って完全に覚悟した。
そんなときKazさんの背中だけ見て耐えた。
チームメイトを追いかけよう、それだけ考えた。
2周目38位 (8:33)


3周目はもう耐えに耐えた。
少しでも脚を休めようと、集団後方でひっそりしてた。
Kazさんは相変わらず前方で激しくレースメイキングしてたけど、ボクにはそんな余力がない。
この位置じゃ、次に落車があったらもうレースは終わる。
事実、雨のせいであちこちで衝突音が聞こえてくる。
幸いにも自分より後方での衝突のようだったので助かっていた。
それにしても、、雨は怖い。
3周目は何もせず、千切れないようにだけ気をつけて走った…
3周目39位(8:42)

4周目
前の周回で脚を目一杯休めたので、4周目は一転して攻撃態勢に。
ホームストレートから踏んでみると、少しは回るように回復してた。
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攻撃しますよ!
苦しかったけど、心拍数はそれほど上がってない。
やはり体調は最悪のようだ。
それでも、前を目指すしかない。
最終ラップは全体の速度が半端無く上がるから、番手をアゲておくのはこの周回しかない。
ガンガン激しく攻める。
スペースを見つけては割り入ってこじ開ける、この繰り返し。
途中、何度かふらついてくる選手と接触しそうになる。
そのたびに戦慄が背中を走る。
Kazさんに追いついた。
しばらくKazさんと並んで走った。
かなり前まで上がってきたぞ!
しかし、ホームストレート手前で失速。
ここが弱いところだ。
あの長い直線の緩やかな登りに、もう脚が悲鳴をあげてる…
10人ぐらいに抜かれて、また先頭集団後方に追いやられた…
4周目38位(8:32)

5周目、最終ラップ。
ホームストレートからもうものすごい牽き。逆風だし。(泣)
(アカンでしょ、殺す気でしょ?)
シケイン越えて下りになるまで「耐える」だけ。
下りになってから追い上げて、隙間探し。
Kazさんが落ちてきた。
どうやらボクの後方から刺すつもりだ。(汗)
ここで脚を休める気やね。
しかし、ここはチーム内戦やってる場合じゃなく、位置取りや。(笑)
取り敢えず、Kazさんは放置で、プロトン内に集中。
もう脚をためる必要もないので、ぶん回す。
ヘアピンもS字もほぼノンブレーキ。
安全もクソもない。
スプリントポイントの地点を超えたら、ジェットコースターのような下り。
ここから11Tにぶち込んで回す。
時速60km/h
もうすうぐコーンで狭くなる最終コーナーだ…
ってとこで、また前方で集団落車っ!
2年連続や!去年も!!
10人ぐらい吹っ飛んだ。(汗)
「ピキーーーーーンッ」ものすごい金属の破裂音…
(あ、フレーム割れたな??)
自転車の断末魔が聞こえた…サ・ヨ・ナ・ラ…

最終コーナーを終えて、ホームへ。
スプリント開始。
たぶん10番ぐらいでスプリント開始してる。
ベスト10入り??

しかし。
スプリントできるだけの脚は残ってなかった…(恥)
11Tでは回しきれず12、13とシフトを落として、回す羽目に。トホホ。
それでも時速50km/hぐらいでは戦ったんだけどね…
後ろからきた選手にざっくりと抜かれて、、順位を落としちゃった。

でもねっ!!!


28位やでー!ヽ(^o^)丿



やればできる子!!
去年の記録を大幅更新。ヽ(^o^)丿
(去年は43位)
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ゴールの瞬間
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まずGARMINのSTOPスイッチ押してますね、冷静やな。(笑)


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軍曹!2位!
こうしてボクの夏は終わりました…
今年も「死闘」できました。嬉しい。
4月頃、「今シーズン絶望?」の診断が出たときは目の前が真っ暗になりましたが。
こうして無事、もとの場所に戻ってこれました。ヽ(^o^)丿

しかも、目標の「自分史上最速」を果たして。
(2時間耐久だけは目標未達やけど…)

レース終了後のオマケ話がいろいろあって…
まず、チームメイトの軍曹が鈴鹿の表彰台に。
我々のジャージを輝かせました。ヽ(^o^)丿

+石津 まんま佳也 団長もボクが必死で頑張っても28位だったOPEN2のレースで8位に。(ボクとは違う組のレースだった。)

この二人の活躍でボクの「28位」自分史上最速は消し飛んでしまい。(笑)
レースが終わって仲間のところに戻っても「しんちゃん、オツカレー」だけで「何位だった?」と訊かれることもなく。(泣)
「団長と軍曹がっ!」の話題ばかりでしたとさ。(苦笑)
いまにみてろよっ!!

さらにさらに。
イベントの最後を締めくくる「大抽選会」では。
去年は抽選券を投函することもせず、参加しなかったら、ナッカンが自転車を当てたので。
(今年は何か当てたいなー)と、ちゃんと抽選券を投函。
そして抽選会に挑もうと…後片付けを終えて、、、会場へ行こうと思ったら、、、引換券を捨ててしまっていた。(汗)&(泣)
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大抽選会!ゴキソハブで盛り上がりましたね!
まあ、くじ運のないボクにはどうせ当たらないだろうから、ええやろーってことで。
会場に行って、タカちゅかと「引換券、捨ててしもてん。そやから当たっても、商品もらえへんわー」ってヘラヘラ笑いながら話してました。
そしたら…
「……508の方!パナソニックの折りたたみ自転車当選!!」とアナウンス。

「ボクや……」

ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

当たっとるがな…orz

思いっきり助監督から怒られ、タカちゅかに大爆笑されました。(TдT)

さらに、弱り目に祟り目。
1等賞の20万円相当のロードバイクを…
我チームのバリアーニコンターニ選手が見事当選。(汗)
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一生の運を使い果たしたオトコ
去年のナッカン選手に続き、大金星。
レースの成績ではなく、別なことで表彰台へ。(笑)
ボク以外、ものすごい「運」をもつ +まんま-AO・HANI Cycling Team は本当にすごい。
いつだって、旋風巻き起こしてるわー。(笑)

5ステージ・レースではチーム代表の6人が死闘を闘いぬき。
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6人のサムライ
なんとびっくり総合7位に!
鈴鹿で7番目に速いチームに +まんま-AO・HANI Cycling Team はなりました!!すげー。
誇りに思うよ、まったくもうっ!すごいぜっ!

チーム打ち上げは、今年は「謎の台湾料理」ではなく、普通の居酒屋さんへ。(笑)
アルコールナシの打ち上げで盛り上がるだけ盛り上がり、大声で笑い、語りあい、祝杯をあげた。
まんま-AO・HANI Cycling Team 打ち上げ
喰った!笑った!
しばらくは「鈴鹿後遺症」で呆然としながら日常を過ごすことでしょう。
そして、密かに「来年に向けて」またスタートするのだ。

ボクはまだ上を目指せるはずだ。
ここが終着駅じゃないぞ。


いろいろ、サポートしてくれた方々に感謝。
助監督、いっぱいオニギリありがとう。イチバンいっぱい食べたのはボクやと思います。(^_^;)



来年、また鈴鹿に戻ってこれますように。
いっぱい練習しよっと!

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